なんも言えねぇ

朝 カルボナーラ

夜 いろいろあったけど忘れた、最後がサンマの土鍋ごはん

 

昨夜は「サントリーオールドを飲む日」だった。実際に飲んだのはビールとワインだったけど。

なんのことだかわからない方は数日前の日記を見てください。

 

初めて会った彼は優しそうな人だった。でも僕は声がかすれて、うまく話せないし、気のきいいたこともいえない。取り立てて言いたいことがあったわけじゃないけど、もどかしさがある。

彼の横に座る娘が娘じゃなくて、別の存在に見えてしまって。妻が楽しそうに話してる横で、僕はどうしたらいいのかわからず酒を飲んでいるうちに気持ち悪くなってしまった。平気だと思ってたんだけどなあ。

辛いわけじゃないし、おめでたいことなんだけど、まさかこんな気持ちになるとは。


別れ際、彼にだけ聴こえるように「娘をよろしくお願いします」というのが精一杯だった。

 

書いといてなんですが、今日の日記はシェアしないでね。

6月の日記は皆勤賞

朝 ぶっかけうどん

夜 イサキの香草焼き、キャベツとサツマイモの辛み和え、モロヘイヤ、玄米雑穀ご飯、野菜と豆のスープ

 

6月は1日も欠かさず日記を書いた。これは初めてのことだ。誰も褒めてはくれないけど、嬉し、軽い達成感。7月はどうなるかな(笑)。

「よく毎日ネタが尽きませんね」と言われることがあるけど、実は書き始める前に何を書くかは決めていない。なぜなら考えても何も思いつかないから。とりあえず出だしの1行を書いて、それを受ける言葉を探す。だから最後の方には自分でも予想のつかない話に着地していくことが多い。ようはテキトーなのだ。

 

昨日取材させてもらった佐藤貢さんのインタビュー動画を編集。数時間で編集は終了した。始めた頃は1本の動画に4日もかかったが、今では1日で仮アップロードして、先方にチェックしてもらうことができるようになった。

編集が早くなった理由のひとつに撮影時にコントロールできる範囲が広がったことがある。撮影前にイメージを持てるようになったので、後で悩むことが少なくなった。

機材はパナソニックS5に20−60ミリのズームレンズを付けている。そこへカメラマイクアダプターを介してピンマイクで音を録っている。以前映画の現場に入った時に音声さんから「ガンマイクは買わなくていいよ。マイクはいかに近づけるかだから、ピンマイクが最強」と言われて、マイク問題に終止符が打たれた。いや、ピンマイクはどれがベストなのか問題は残っているか(笑)。マイク沼は深い。

 

機材っていつもそうだが「これでいける」と思っていても、しばらくすると小さな問題が起きて、そこを修正していくうちに全体が大きく変わってしまう。そして落ち着いて、問題が出ての繰り返し。

もっともその「小さな問題」って別に大したことじゃないからほっとけばいいのに、心のどこかで「なんか変えたい」って思ってるんだろうね。

「あれが問題だ」と、それを解決すべくいそいそと機材のスペックをを調べることになる。

ああ、こりゃ一生続くな。

思考は運動によってつくられるんだって

朝 ライ麦パンのバインミー

夜 玄米雑穀で親子丼、カボチャの煮物、納豆、豆腐のお汁

 

カボチャの煮物を食べていたら妻に「昔は絶対に箸もつけなかったよね」と言われた。確かに好きではないというか、敬遠していた食べ物だった。食べ物以外にも、何かと好き嫌いが多くて、自分でも面倒くさいやつだと思っていた。

ところが最近はあんまりこだわりがなくなってきた。だいたいのことは「いいんじゃない」と思えてきた。こればかりは歳を重ねたおかげ。つまり鈍くなったってこと(笑)それはそれで悪くない。

 

昨夜の2Bchannelライブ配置の中で「考えてから走るんじゃなくて、走りながら考えている」ということを話した。Youtubeなんてまさにそれ。最初は何をやっていいかわからなかったけど、だんだんと何をやればいいか、何のためにやっているのか理解できてきた。始める前には想像もしなかった方向に進んでいて、やっている自分が驚いている。

同じような言葉に「来たバスに乗れ」というのがある。『旅するカメラ』の後書きに書いたもので、何で読んだか誰に聞いたのかすっかり忘れてしまったけど、僕のもっとも大事な言葉になっている。

どこに行くかわからないけど、バスが来たんだから乗ってしまえ、目的地なんかいらない、気に入ったところで降りればいいじゃないか。僕はその言葉通り、8年間アジアの小さな島を巡る旅をしてきた。今思えば、目的を持たない旅ができたなんて夢のようだ。

 

スティーブ・ジョブスがスタンフォード大学の卒業式の演説で「Connecting the dots(コネクティング・ザ・ドッツ)」と言っていた。点(行為)と点が繋がっていくという意味だが、その点は計画されて打たれたものではなくて、あれこれ打っていたら、いつのまにか繋がったということだ。ジョブスが大学時代に学んだカリグラフィは役に立つからやったわけではないのに、その後のAppleコンピューターの礎になった。

役にたたないい点をたくさん打っている人が大きな線を引ける人なんだろうな。

 

 

 

壁をつくる

朝 豆入りトマトリゾット

夜 イサキと野菜の蒸し鍋 〆に米粉うどん

 

先週の土曜日に塗った食堂の壁に写真を掛けた。レーザー水準器を使って壁にレイアウト。渡部さとるのInstagramでその様子が見られます。

僕がこういった壁全体を使って写真を展示する時にはこんなこと考えてます。

 

●壁全体に楕円を描くイメージを持つ

●中心を作る

●安定感を作りたい時は大物を右下に配置

●動きを出したい時は大物を左上に配置する

●右上から左下へかけての 対角線上に重要なポイントを持ってくる

●空いた隙間は小物で埋める

 

以前は大掛かりな展示の時は縮小版を作ったりしていたけど、最近は目見当でやることのほうが多い。するとちょっとズレてそれが味になったりするからだ。

 

そんなことやっていたら、あっという間に夕方になってしまった。夕ご飯は、鹿児島の友人夫婦から送られてきたイサキを使っのて蒸し鍋。

彼は趣味を通り越して漁師のような船を持っている。鹿児島は野菜も美味しいし、魚も獲れるしいいところだよなあ。

 

いつも反対側のことを考えている

朝 アボガドとササミとなぞな玄米パスタ

おやつ 拳骨せんべい

夜 「フジ」のチキンソテー

 

「フジ」で1週間ぶりに白米を食べたら、その美味しさに体がジーンと痺れた(笑)

これは多分に思い込みかもしれないが、昨日、久々に小麦のパスタを食べた後にフワーっとする幸福感みたいなものを感じた。これは玄米パスタを食べた時は起こらないない感覚なのだ。「小麦は中毒性がある」っていうけどこういうこと?

そのフワーっとした感じは30分くらい続いたかな。その後眠くなって、我慢ならずにベッドに入ったらあっという間に落ちた。最高に気持ちいいのだが、これって血糖値が上がったってこと?

幸せは感じるが、仕事にならないぞ。 

 

7月10日(土)から15日(木)まで、江東区文化センターで「東京8x10連合会」のグループ展に参加する。縛りはエイトバイテンというB5サイズくらいある大型フィルムを使うこと。今ではフィルムを手に入れることも大変。とうとうコダックの定番フィルムであるトライXのエイトバイテンサイズは作られなくなったようだ。

今回のためにイルフォードのフィルムを買って撮影し、フィルム現像も終えている。しかし肝心のプリントをどうするか決めかねていた。普通にプリントしても面白くないし。ちなみに昨年は印画紙を手作りしてプリントを作った。

今回はネガをスキャナーにかけてデータ化しようと試みるも、なぜかうまくいかない。そもそもスキャナーがフィルムを認識してくれない。データは真っ暗な四角形。これもこれでいいような気がしていたけど、さすがに真っ暗な四角形を作品ですというのも時代遅れだし。100年前にロシアの芸術家がすでにやってる。

 

ネガを光にかざしている時にパッと閃いた。タネを話すのは野暮なので、会場で渡部を捕まえて聞いてください。ちなみに僕のInstagramにその写真を2枚アップしてます。

学生にはよく「今までと反対のことは何か考えてみて」と言っている。「大型カメラで撮られた写真は精緻で情報量が多い」これをひっくり返してみたのが今回の作品です。

「サントリーオールドを飲む」日

朝 燻製牡蠣のパスタ

おやつ あんことアイスクリーム

夜 チャプチェ、厚揚げの生姜焼き、雑穀ご飯、大根とエリンギのお汁

 

ひとり暮らしをしている娘から「今週彼氏を家に連れてくる」とLINEがあった。前回会った時に「引っ越して、彼と一緒に暮らす」というから「一度連れて来い」とは言ったものの、いざ連れてくるということになると動揺する。

あれだ、昔「サントリーオールド」のCMでやってたやつだ。頑固なお父さんが気弱そうな彼とサントリーオールドを飲むやつ。

そのシュチュエーションがついにきた。いや、さすがに「オールド」は飲まないけど。あの時代「オールド」は高級酒だったわけだ。

今そのCMをYoutubeで見たらウルっときた。https://youtu.be/Vu3Xyux4J8E


僕が妻と知り合ったくだりは『旅するカメラ』の「失敗」の回にちょこっと書いたが、撮影をミスして編集部に謝りに行った時に、哀れなカメラマンにお茶を出してくれたのが今の妻。つまり最も知られたくないことを間近で見てた人だ。

付き合いだして半年ちょっと過ぎた頃、父親が倒れ米沢にしばらく戻らなければならないことになり、実家暮らしをしている彼女に、当時飼っていたネコをその間、預けることになった。そのネコは、ふたりで公園を散歩しているときに拾って、僕がコッソリとアパートで飼っていたのだ。だから半分は責任がある。

2週間後、東京に戻ると「ネコのお礼に来いと父が言ってる」と彼女が言ってきた。行きたくはなかったがしょうがない。スーツに慣れないネクタイを締めて「2週間ありがとうございました」と頭を下げたら、間髪入れずに「娘をどうするおつもりですか」と厳しい顔で問い詰められた。頭を上げて彼女を見たが「私は何も知らない」という顔をしてる。

28歳になる直前、まったく稼げてない、むしろ借金があるような生活してるのに結婚なんて絶対無理。1ミリもその気はなかった。

でもそんなこと言える雰囲気ではない。ここでの答えはひとつしか許されていないのだ。「結婚させてください」。


家を出た後に聞いたら、父親は結婚の話をするとか一言も言ってなかったらしい。そして父親に先に言ってしまったが、彼女に「結婚してください」とプロポーズしたのだった。

あの時は「はめられた」と思っていたが、義父にああ言ってもらわなかったら結婚はしていなかったと思う。今では感謝している。その義父も一昨年他界してしまった。

 

あれから32年たって今週立場が入れ替わることになるのだ。

うちの内装の基準は、海外の安屋

朝 乾燥豆、キウイ

昼 バインミー

夜 寝かせ玄米にカレー

 

「食堂」と呼ぶのがしっくりくる我が家のダイニングの壁を塗ってみた。色は彩度の落ちた緑で角度によってはグレーにも見える。「渡部さとる」のInstagramにその様子をアップしてます。

僕ひとりではなんともならないので、自粛期間が開けたことで友人2人に手伝ってもらった。

壁の一面だけ塗ったのだが、とてもいい感じになった。手前に置いたこげ茶のソファーとも合っている。

あまりにいい色だったのでトイレのドアも同じ色に塗ってみた。そうなると次々に塗って見たくなる。借家ではあるが、自由にしていいということなので好きにできるのだ。ありがたい。

 

プリントについて書いたら「インクジェットで良いプリントを作るコツはありますか」と質問があったのでここで答えてみます。

まずは8万円以上のプリンターを買ってください。これでうまく出なければ、元のデータに問題があります。

次に、気に入った写真を、一度プロのプリンターにプリントを頼んでください。これで気に入らなかったらやっぱりデータの方に問題があります。

そして大事なのは、「自分の基準」を作ること。何が良くて何が悪いのかは基準があるからわかるもの。基準なしに考えていても常に「なんか違う」って思うはずです。

プロのプリンターに頼むのは、その基準を探るためです。

 

最後に、とにかくたくさんプリントを見る、つまり写真展をたくさん見に行くということ。そのためには足を運ばなくてはなりません。その点東京の人は有利ですね。

「ああ、ここまでプリントは追い込めるんだ」っていう基準を作ることができる。階調が全部出てるからいいわけじゃないけど、どこまで出るかは知っておいた方がいいわけです。

当たり前のことばかりだけど「自分の基準」がない限りは「良いプリントを作れない」というのが40年間プリントをやってきた結論。なんかつまんない答えですいません。劇的に変わるプリンターの設定方法とかあるといいんですけどね。

梅雨らしからぬ晴天

朝 鯖寿司

夜 寝かせ玄米、茄子とズッキーニと豚肉の炒めもの、蒟蒻のピリ辛煮、きゅうり、ゴーヤ、キャベツのおひたし和え

 

玄米を食べるようになったらみるみる体重が落ちて、ついに60.5kgになってしまった。これって20歳の頃と同じ体重。まあ筋肉量は全然違うが。

妻には「これ以上痩せるな!」と言われているけど、普通逆だろ。

 

金曜日は暗室の日と決めたので、午後に用があったけどその前に行ってきた。実際に現像とかプリントをしたわけではない。

その前にすることは掃除。これは自分の暗室を持っていた頃からそうで、大事なプリントの前はいつもアシスタントと一緒に暗室を拭き掃除していた。

アシスタントには「プリントうまくなりたければ掃除しろ」と言っていた。理由は上手いプリントをする人の暗室は例外なく綺麗だから。精神論じゃなくて経験論。

まずは上着を脱いで作業用のエプロンをつけると這いつくばって床を磨く。置かれているものを整理して床面積を広くする。そうすると作業効率が一気に上がるのだ。

引き伸ばし機も磨いて、いつでもプリントできる状態にする。

 

最近、元アシスタントのSこと、写真家の鈴木麻弓さんと仲良しで、午後からはふたりで写真展めぐりをした。彼女の解説のおかげで面白く見ることができた。

彼女は今母校の講師をしていて、学生相手に自作写真集を作る授業をしている。どうやら先生という職業が合っているみたいで、話を聞いていると面白そうな講義だ。

海外の情報にも詳しいし、教え方も丁寧だし、大学も良い人事したなあ。

40歳前後の、実際に制作をしている先生って、自分が学生の頃もかっこよく見えたものだ。

 

僕は大学講師ではないが、42歳でワークショップを始めた。人に教えることでどんどん考えが整理されていって、そのおかげで写真集を次々と出すことができた。

全てを知っている人が教えるんじゃなくて、教えながら走っている人の方が、教わっている側も面白いんじゃないかと思う。

「写真学生」と焼肉

朝 アサリのパスタ(玄米)

おやつ 茹でとうもろこし

夜 新高円寺の焼肉

 

昨日は集中力がまったく続かなかった。ちょっとやっては他のことが気になり、遅々として進まない。

諦めて「写真学生」のTにメールで「ご飯食べに行こう」と誘いをかける。

2Bchannelで「写真学生」というタイトルで動画をアップしているので、見たことがある人もいると思うけど、散らかり放題のアパートに住む若者で、知り合ってから7年ぐらい経っている。最近音沙汰がなかったのでご飯に誘った。若い頃、僕もそうやって突然「飯に行くぞ」と先輩から電話があった。そして食べるのはいつも決まって焼肉。若い=焼肉。だから昨日も18時に銭湯集合でひと風呂浴びたあとにTと焼肉屋へ行った

 

歴史に詳しいTとフランス革命の話で盛り上がる、最近見た映画で森山大道のドキュメンタリーが良かったというので、来週見に行くことにした。

Tについては、なんだか乗りかかった船みたいな感じになってる。自分の20代の頃を見ているのかもしれない。あの頃ちゃんと先輩の話を聞いていれば、違う人生があったかなと思う。

でもそれが幸せなのかというと違う気もするし。Tにはおせっかいな話はしなくてもいいのかなと。でもなんか気になるから声をかけてしまう。

 

つくづく60歳って面白い年齢だと思う。誰かと競うこともなく、人の才能に嫉妬することもなく、かと言って体も頭も動くからやりたいことできるし、行きたいところがあったらすぐに動ける。そしてたまに人に必要とされる。人生で一番いい時期のような気がする。

写真集が増えるとき

朝 雑穀米の豆入りトマトリゾット

おやつ 茹でとうもろこし

夜 ゴーヤチャンプル、大根おろしうどん

 

水曜日は2Bchannelライブと学生相手のオンライン講義の日。

4時くらいに準備を終えて、銭湯に行くことが多い。まだ日が高いうちの銭湯は意外とおじさんで埋まってる。100円のマッサージ機が気持ちいい。以前は整体とかマッサージによく行っていたけど、最近というか、ここ3年くらいはまったく行ってない。揉んでもらう必要がない。事務所を閉めてからほんと肩こりがなくなった。

 

銭湯で毎回体重と血圧を測る。今日の体重は61.3kg、風呂に入る前の血圧は102ー70。前回湯上がりに測ったら上が78しかなくて「エッ」ってなった。さすがに低すぎだろ。「タンパク質が足りないんじゃないか」と言われたがちゃんと食べてるんだけどなあ。

 

2Bchannelライブでは長谷川美祈さんの写真集を紹介。家族アルバムと娘が撮った写真を使って「再構築」している。

 

2B Channel ラジオ34回目 #長谷川美祈#ダミーブック

https://youtu.be/FaPnvYLFVEM

 

時間があったら是非見てください。20分過ぎから紹介してます。思い出のアルバムを再構築することで、別の物語にしている。そうすることで「閉じた家族アルバム」は開かれたものになっている。写真集にはそのための仕掛けが施されていた。最後のページをめくったとき、目頭が熱くなった。

まったく知らない人の人生と自分の記憶がだぶる。写真集って面白いなと改めて思う。

「もう買うのはやめよう、もう本棚はいっぱい」と思っていたのに、次から次へと気になる写真集が出てきて、机の上は写真集で埋まってしまっている。

 

昔から写真集が増える時って「自分も写真集作りたい」という欲求が奥底にあるんだよな。なんかよくわかんないけど、何かあてがあるわけじゃないけど、作りたくなるんだよな。そうやって今まで5冊も作ったわけだ。

メディアを持つ

朝 冷やし中華

夜 玄米雑穀ご飯、茄子とひき肉の炒め、焼き鮭、キャベツとオクラとヒジキ、豆腐のお汁、納豆


ついにあれほど拒否し続けていた雑穀ご飯を食べることに。結果、全然大丈夫だった。というか美味しい。

顔の発疹が気になって、食事を玄米中心にしているが、調子いい気がする。玄米と豆を食べていればいいので楽でもある。こうなると「洋食屋フジの白いご飯」はご馳走に思えてくる(笑)


今日はオンラインで打ち合わせというかプレゼン。先方の指定で普段使っているzoomではなくてteamsだったのだが、音声や映像が途切れ途切れになってしまって、会議がスムーズに出来なかった。オンラインの難しいところ。個人では回線の問題は解決できないからねえ。


打ち合わせ後に初台の撮影スタジオへ。2Bというワークショップをやっていたときに参加してくれたカメラマンのSさんが経営しているもので、都内に3箇所スタジオを持ち、雑誌も発行している。彼はまだ41歳。

以前2Bchannelで小林弘人(コバヘン)さんに「今後フリーランスはどうやって生きていけばいいですか」と質問したら「受託で仕事をしている人は食べていけなくなる」と言っていた。

僕も40歳までは受託撮影のみで生きてきて「頼まれて撮る」ことに喜びを感じていたけれど、仕事が頼まれないと動かないのはかなりのストレスだった。

「最近呼ばれてない」「いつのまにか自分の撮影していたページが他の人に変わってる」とか自分でコントロールできないことでイライラしたり。

Sさんも同じ経験をしたそうで「それなら発注者側に回ろう」と雑誌を立ち上げたそうだ。自分でメディアを握る重要性を40歳で気がついて実行したのはすごい。今度2Bchannelでインタビューさせてもらうことにした。


Sさんには、ふたりのアシスタントがいるが、とてもラッキーだと思う。メディアを持つことを意識しているカメラマンは今でもそう多くはない。

 

パソコンをさわらない日

朝 寝かせ玄米のおにぎり、茹でとうもろこし、刻み昆布、梅干

昼 カフェでランチ

夜 高円寺「フジ」のチキンソテー

 

妻に付き合って東急文化村「エジプト展」に行ってきた。時間予約制だけど、自粛解除初日のせいか、かなりの混雑ぶり。

なぜか妻はエジプト好き。いや、ミイラ好きか。前世のどっかはエジプト人だったみたい(笑)

帰りに東急デパートで半袖シャツを1枚購入。革製のかっこいいトートバッグが欲しかったが、妻にあっさり却下された。必要性は認めてもらえず。「この間買ったばかりでしょ」と言われて反論できず。

 

自粛期間中ずっと閉めていた高円寺の洋食屋「フジ」がようやく再開。「小杉湯」でひと風呂浴びて「フジ」でビールとチキンソテーを注文。上にかかっているデミグラスソースが美味しくて、チキンは皮がバリバリ。ここはご飯も美味しい。いい米使っている。

「フジ」にはほぼ週一で通っている。同じメニューを食べているのにまったく飽きないどころか、毎回新鮮。よほど相性がいんだろうね。

 

家に帰るとすぐにベッドでゴロゴロ。昨日から読み始めた本を読み終えた。最近はノンフィクションばかりで小説を読まなくなっていたが、『推し燃ゆ』を読んでからストーリーものもいいなと思い始めた。気をつけないと、ついつい役に立つものばかり選択してしまう。

 

とにかく極楽な月曜日だった。