2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧
小雨の中、山下公園で開かれた「ONE FOR ALL」のイベントに行ってきた。イギリスのアーティストアントニー・ゴームリーが日本で参加型アートを制作するというものだ。公園に集まった600人で「人」という形を作るという。なんでそれがアートなのか?よく分か…
ところがU2のボノをはじめ、ゲストがマスコミ用に来ると、途端に顔の部分の人たちがボノ見たさに崩れた。その場所をキープするようにというゴームリーの言葉がむなしかった。それはとてもとても醜い形だった。顔の部分に腫瘍のような膨らみができたようだっ…
合間合間に英語を勉強しようとしているのだが、脳に何か問題があるのではないかと疑ってしまうくらい単語が残らない。その見事な忘れっぷりにはあきれてしまうほどだ。以前水泳を覚えようとしたときに、最初の難関が息継ぎだった。息を吸っても吸っても肺に…
日曜日は事務所に色々な人が集まってくる。暗室を使う人、バライタ印画紙のプレスをする人、相談事に来る人、新しいカメラを見せに来る人、そして写真を見せに来る人。ワークショップのグループ展を9月に控え、参加者は制作途中の写真を見せに来る。それを大…
10年ほど前、よく一緒に仕事をした編集者ふたりと赤坂のイタリアンで夜ごはんを食べた。そこは八丈島の漁師から直接魚を下しているシチリア料理の店だった。ドライな白ワインを合わせるといくらでも食べられてしまう。しばしダイエットを忘れて楽しんだ。彼…
この夏結婚するふたりのために記念写真を撮影した。「ローライとハッセルどっちで撮って欲しい?」と聞いたら彼女は「こっちがいい」とハッセルを指差した。ローライは彼が持っているからという理由らしい。ハッセルに標準の80ミリをつけてマガジンを2つ用意…
ワークショップ25期は締め切りました。次期26期の募集次期は8月中旬ごろになります。
募集中の25期は、「午後の部」のみ若干名の募集になります。
毎日フィルム現像をしている。24枚撮りを1本撮影してその日のうちに現像する。ムラもなく濃度もちょうどよく仕上がるようになった。現像液はマイクロドールX。1:3に希釈してT-max400は14分30秒。TX-400 は13分30秒だ。コダック配布のデータシート通りの液温…
第25期ワークショップの参加者を募集します。1回目6月7日(土) 「露出(基礎)について」2回目6月14日(土) 「露出の基礎を実践(屋外撮影)」 6月21日(土) 渡部の都合によりお休み3回目6月28日(土) 「暗室作業(屋外撮りのプリント)」4回目7月5…
えい文庫は奇数月の10日に発売になる。5月は誰の本が出るかなと思っていたら横木さんの「横木安良夫流スナップショット 」が店頭に並んでいた。http://www.amazon.co.jp/%E6%A8%AA%E6%9C%A8%E5%AE%89%E8%89%AF%E5%A4%AB%E6%B5%81%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%83…
今月5月29日(木)午後、横浜・山下公園で英国のアーティストアントニー・ゴームリーのインスタレーションが行われます。1500人の人間で人型をつくり、その模様をインターネットで全世界に発信しようというもので、「ONE FOR ALL」という貧困撲滅のためのチ…
フィルム現像をやってみた。実に久しぶりの感触。買ったばかりのオートローディングのプラスチックリールを試してみた。何の抵抗もなくスルスル巻ける。これは便利だ。ところがライカやベッサなのどフィルムを順巻きではなく逆巻きに巻き上げるタイプのカメ…
毎日ローライで撮ったプリントを見ている。「天才だ!」と思っていたのに日々それが「大丈夫か?」となってくる。何度も何度も見ているうちに訳が分からなくなってくる。もうちょっと数がほしいところだ。モノクロプリントをやっているのに自分でフィルム現…
「感度分の16」という露出決定の話を「旅するカメラ」に書いた。それは絞りを16に設定して、シャッタースピードを感度(ISO)と同じ値に合わせると晴天時の露出にぴったりあうというものだ。たとえばISO400のフィルムなら絞り16で400分の1秒という具合だ。感…
ギャラリー冬青で原美樹子 写真展 「雲間のあとさき」が始まった。冬青では近頃女性の写真家の展示が多い。というより日本の写真家で活躍しているのはほぼ女性。もはやわざわざ「女性」写真家などとくくりをつける必要がない。国際的な評価を受けているのも…
米沢から喜多方を抜け、会津若松から東京へ戻った。いつもの東北道だと飽きてしまったからだ。この喜多方へ抜ける道はいつ通っても素晴らしい。春夏秋冬全ての季節で味がある。春先は山が近く見え、様々な淡い色が塊となっている。米沢がいいところだと思え…
例によって米沢へ。例によっていつもの宿へ。米沢は太平洋と日本海のちょうど真ん中に位置する。日本地図を見ると意外と新潟が近いのが分かる。妻が「日本海を見たい」と言い出し、朝から車を西へ走らせる。いくつも山を越え、米沢から2時間半で日本海へ出た…