2003-10-01から1ヶ月間の記事一覧
今日の撮影は物理学者で「ガイア理論」で知られるジェームズ・ラブロック氏。緊張の面持ちで迎える我々の前に現れたのは80歳を過ぎた人のよさそうなおじいちゃんだった。セットしてあった椅子を勧め座ってもらうと「笑ったほうがいいかね」とにこやかに微笑…
午前中打ち合わせ。編集者に「2B」に来ていただく。ある別冊ものの撮影。自分のテリトリーでの打ち合わせだとアイディアがどんどん出てくる。写真の資料もたくさんあるので、こんな感じあんな感じと具体的に物事が進んでいく。徐々にやるべきことがクリア…
目黒で撮影だったので、帰りがけ恵比寿の東京写真美術館に寄る。不肖宮嶋茂樹写真展「いつでも、どこでも、だれとでも」をやっているのだ。不肖宮嶋は大学の同期、我らの出世頭である。ちなみに1年上に宮澤正明が、下には平間至、ホンマタカシがいたりする。…
江古田の「フライングティーポット」というお店でで鬼海弘雄「PERSONA」http://www.soshisha.com/books/1240.htmのパネル展があるというので期待して見に行ったら、ただ写真集の原稿を壁に展示してあっただけなのでがっかりした。それでも9500円もす…
昨日の撮影の上がりを確認したら、雑誌表紙用にとハッセルの100ミリで撮った3本の内、2本が真っ白に露出オーバーになっていた。普通ならあわてふためくところだが、そうなっている予感があったので冷静だった。最後に確認用に撮ったポラロイド2枚のうち、1枚…
昨日は撮影が2本、今日も2本。両日とも移動が少ない場所だったので助かった。一時より撮影に持って行く器材が減ったとはいえ、35ミリカメラが2台、デジカメ1台、レンズが6本、パソコン、中版カメラが3台にレンズが6本。大型ストロボ、HMIライト、RIFA…
朝、実家からうれしくない知らせ。天気はどんよりしていて気分はさらに鬱々としてくる。昨日までの撮影のプリント仕事が結構残っているので暗室にこもる。割合と調子良く焼けたので早仕舞いにした。お茶を飲みに出かけて本を読んでもなかなか集中できない。…
撮影が2件。2本目の場所が六本木ヒルズだったので撮影前にオープンしたての森美術館によってみた。「ハピネス」というテーマだったのでまったく期待していなかったのだが大当たり。とにかく規模がすごい。古代美術から現代アートまでテーマにそって展示して…
金曜日、撮影後暗室でプリント仕事。なかなかはかどらない。アシTに暗室をまかせたまま阿部久仁夫写真展(音羽画廊で26日まで)のオープニングパーティへ。「POINTh」と題されたモノクロのパノラマ写真。海辺の風景や波が丹念に写し出されている。横長の画…
撮影が2件。メインはハッセルでネガカラー、小さいカットはデジカメ。35ミリのポジを使う機会がめっきり減ってきた。「旅するカメラ」の中にヴィトンライカの話しが出てくるが、ライカがエルメスグループの傘下に入った記念として「エルメスライカ」が発売さ…
「上田義彦」「森山大道」「中平卓馬」を見に恵比寿、川崎、横浜を一気にまわる。上田義彦は12年ほど前、麻布狸穴の彼のスタジオでおこなわれた写真展が強烈に印象に残っている。会場全体を支配しているイメージがはっきりと見るものに伝わり、写真のサイズ…
土曜日はワークショップ2期目の暗室作業、日曜日は第1期受講生のための暗室開放日。プリントは楽しい。デジタルプリントもいいがアナログの魅力はやってみないとわからない。デジタルより制約は多いし、手間はかかるし、コストも高い。でも写真をやるなら一…
今日は、「みのもんた」の日。2ヶ月に一度やってくる。いつも時間はないが撮影カットは多い。今日も7ページ分6カットを撮るのに20分しかない。テレビの収録後、セットを片付けずそのままにしてもらって撮影する予定。リハーサル時にセット内容の確認をして本…
パソコン機器広告3回目。冒険家の石川直樹氏がモデル。七大陸最高峰登頂やPole to Poleで有名だが、世界中を冒険しているわりには本人は華奢な体つきで驚いた。背も高くないし、筋肉バリバリという感じもしない。どこにあんなパワーが隠れているのだろうか。…
午前中からカラープリント。この間現像機の大掃除をしたばかりなので、汚れが印画紙につくこともなく快調。アシTが焼いたものを隣の「2B」で待っていてチェックする。3枚のOKカットが出るのに4時間かかる。恵比寿の編集部に1件納品後、六本木で撮影。…
撮影前に写真展を2つ見に行く。一つはアシTのリクエストで、ギャラリーヴァンテアンの坂川栄治写真展「瞬きの痕跡」。ホテルグランドメディアンお台場の3階にある。坂川氏は著名なグラフィックデザイナーであり、作家であり、今回写真家としてデビューし…
土曜日はワークショップ2期目の2回目。江古田の町で撮影実習。幸い、いい天気で座学でやった露出理論がいきた。なにより驚いたのが前回宿題に出したポジでの撮影で、メータに頼らずに全員が露出の揃った仕上がりをつくってきたことだ。青い空はあくまで青く…
昨日は「使うローライ」や「季刊クラシックカメラ、ローライ特集」でお世話になった編集者の高沢さんとカメラマンの大池さんと江古田で飲む。季刊クラシックカメラ、ローライ特集号は同誌の最終号となってしまったが、この手のカメラ本としては異様なくらい…