2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

iMacが壊れた。前回修理してもらって届いたのが9月10日。3ヶ月の無料修理期間は12月10日まで。ということは有料?

いなり寿司4個。確実に太ってきた。

徳助せんべいを食べてお茶を飲んでるのだが、横でガタガタと掃除をしているから落ち着かない。隣で「納豆とネギを混ぜるとタバコの匂いがする」とか不思議な嗅覚の持ち主に同意を求められるが返答に困る。寝ぐせがひどいので散髪に行く。江古田にいた頃は美…

釣ったイサキをいただいたので刺身にしてみた。結構食べでがあった。

2Bの大掃除。SとIに手伝ってもらい暗室から始める。きれいに使っているつもりでも「汚れは細部に宿る」わけで。ここに暗室を作ったのが22年前。ワークショップ用に11年前に大改装している。引き伸ばし機が7台、カラープロセッサーはCP51とCP31、予備にCP32、…

2016年 おつかれさまでした。

1月 ギャラリー冬青で写真展「Demain」。何の脈絡もない27点を展示。バラバラのモヤモヤ状態。元アシスタントの古川と泉の写真展を見た感想が写真集制作の大きなキーとなる。 http://d.hatena.ne.jp/satorw/201601282月 ワークショップの浅草寺実習中に鬼海…

温めたリンゴとヨーグルトに大豆のシリアル。冬の朝食。

「写真集は作るより売るほうがずっと大変」と、写真家齋藤亮一さんが言っていた。置いておけば勝手に売れるもんじゃないから。ちなみに齋藤さんはこれまで14冊の写真集を出しているから実感がこもっている。現在「demain」はまだ流通していないので手売り状…

写真集販売開始

写真集『demain』が出来上がりました。書店やAmazonに出品されるのは来年1月末の予定です。1月6日から始まる冬青での個展の際にはギャラリーでお求めいただけます。今回は通常版に加え、特装版として300部作りました。とても美しい仕上がりになっています。5…

箱から出して包みを開けた瞬間というのは、生まれた、という感じだった。

『demain デュマン』が出来上がった。冬青に行くと、ちょうど宅配で特装版が届いたところだった。包みを開けると白い犬が表紙になっている写真集が出てきた。特装版は肌理の細かい黒のクロス貼りで、それが日差しを受けて光っている。とてもいい形だ。製本は…

冬青社に『demain』が届いた。これから行ってみる。

石油ストーブの上でポットのお湯が沸いている音というのはいいものだ。

月曜日に郵便局に行ってEMSでアムステルダムにプリントを22枚送った。今年パリにプリントを送った時にフランス税関でストップしてしまい、先方が受け取れるまで10日以上かかった。商品見本という名目で送るのだが、紛失をおそれてつい保険金をかけてしまいた…

エイトバイテンのカラーフィルムって一枚4000円もする。現像代は1000円。一回シャッターを切ると牛丼何杯分になるんだ?

山縣勉『涅槃の谷』出版記念インタビュー 

https://www.facebook.com/workshop2b/

もし学生に戻れたら哲学を専攻してみたい。もしくは物理。どっちも行き着く先は一緒らしい。

これってロラン・バルトが「プンクテュウム」って言葉で説明してることと同じ。

そのためには、まわりの建物や、室内の家具、一緒にいる人、とにかく周囲もルーズに写し込んで撮るといい。なぜなら、細々とした情報を入れ込んでおくことによって、後から見返したときにいろいろな話ができるから。「子どもの運動会はアップで撮るな」、これは家族写真の鉄則だ。

アルバム用の写真は、撮ったその瞬間に「いい写真!」と言ってもらう必要はない。むしろ、何十年も経ったときに見ることを考えて撮ると面白い。

写真には、自分のためだけの 写真と、人に見せるための写真があって、ふたつの違いの多くは、その写 真を消費する時間、つまりいつそれを見るか、必要とするかだと思う。

例えば自分のために撮って、人に見せることのない写真の最たるも のは家族のアルバム。これは いつ消費するかというと、撮っ てプリントした直後ではなくて、ずっと後。数十年たって価値が出てくる。時間が経つことによって面白さが増してくる。

それに対して人に見せる写真 というのは、基本的に発表した瞬間に消費されるもの。 その瞬間に、見る人全員で共有 するものだから〝今〞という時 代が写り込んでいるものが面白 い。

最強のミラーレス vs 最新のデジカメ

2Bの新年会では毎年写真クイズを用意する。 http://d.hatena.ne.jp/satorw/20131223/1387801955今年のメインのお題はライカM9+エルマリート28ミリvs iPhone7plus。iPhone7plusはデュアルレンズ搭載、28ミリと56ミリのレンズが並んでついている。広角側は手ブ…

ロバートフランクの動画が素人っぽくてかっっこいいと言ってたら「あれは計算して、リハーサルを重ねてわざと素人っぽくすることで臨場感出してるそうですよ」って教えてもらった。そうかあ、すごいなあ。

結婚前、妻になる人を僕の祖母に合わせたら、開口一番「まずは布団だ」って言われた。ばあちゃんボケてるからって思ってた。妻の実家も「布団が大事だ」って分不相応の最高級羽毛布団を買ってくれた。その時はもったいないなって思っていた。他に欲しいものはたくさんあったから。あれから何度も引越しをしたが、今でもその布団を使っている。

妻は昔から「ネコはいいなあ、ネコになりたい」と言うが全然同意できなかった。でも最近そう思えるようになってきた。

セザンヌは親の遺産で悠々自適の晩年かと思っていたら相当辛い孤独の日々を送っていたと知った。最後は筆を持ったまま倒れたという。執念だ。

セザンヌのアトリエはアルルから小一時間のエクスプロバンスにある。アトリエは坂の途中にあり、室内の北側全面が大きな窓になっていた。撮影禁止だったが、ここの露出も感度400だとf5.6 1/60秒になるはずだ。

フェルメールの多くの絵は室内の様子が描かれていて、もしそれと同じ状況を写真で再現なら、感度を400に設定するとして、シャッタースピード1/60秒、絞りはt5.6になる。

http://ur0.link/A4Tp

写真を撮るとき、特にモノクロで大事なのは光だと思っていたけれど、近頃は温度というか熱だと思うようになってきたのよ。背中とか首筋が「あったかい」と思えるときは目の前にエネルギーがあふれているわけ。 暗いところでも、どこかにポッと「あったかい」ところがあって、僕はカメラをエネルギーを集める装置だと考えている。

以前Twitterで呟いていたようなことをしばらく不定期でやってみようと思った。