2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧
会う人ごとに「写真と影の関係性」のことを聞かれる。レビューサンタフェの時の「現代芸術ってなんだ?」と同じ。いつもならモヤモヤしたままで終わることが、レビューの場所にいて、写真に囲まれていると神経がピリピリしてきて感じることができるのかもし…
ようやく腰が治った。今回は時差ボケも長引いて昼間に突然眠くなったがそれも通常に戻った。アルルにはローライとトライXを持っていって、15本撮影した。自分で言うのもなんだが、いつもながら少ない。それを火曜日にRCの四つ切りにプリントしてみた。20枚く…
欧米の写真において「センチメンタルとノスタルジア」は嫌われるということはわかった。なぜ個人の感情を前面に出したものが否定されるのか?昨日ある写真雑誌の編集長と小一時間話しをする機会があった。「渡部さん、近頃の若い人が持ってくる写真っていう…
ワークショップ2B「51期」の募集 ご案内 <申し込み時の要項> ①/住所 ②/氏名 ③/連絡先 ④/所有しているカメラ ⑤/簡単な写真歴 ⑥/プリント経験(暗室)の有無 ⑦/希望の曜日・時間帯ワークショップ2Bの講座は、毎週土曜日が「午前の部」と「午後の部」、日曜…
アルルのフェスティバルでは20以上の公式な展示と、大小様々な個人で開催されている写真展を見ることができる。教会や遺跡跡、雑貨屋やホテル、飲食店にいたるまで目に触れる全ての場所が展示会場となる。古典名作の類から、今年のアワードの受賞展まで大量…
木曜日の午前11時にパリを出て、金曜日の午前6時に羽田に着いた。席の後ろがフランスの若いやつらで、うるさいわ、騒ぐわ、ついには僕の席を後ろから蹴り出した。さすがに頭にきて、後ろを返って「いい加減にしろ!」と日本語で怒鳴ったらしばらくおとなしく…
今年のアルルのポートフォリオレビューには少なくとも20人以上の日本人が参加していたようだ。そのうち半分近くと声を交わした。日本からというだけではなく、パリやロンドンに住んでいる若い人もいた。全体でも年齢層は30台前半が多いような気がした。もっ…
土曜日、残りのレビュー2件が終了。ホッとした。お昼に皆と飲むビールがおいしい。受けたレビュワーはふたりともフォトブックフェアの人で、ようするに写真集のスペシャリスト。楽しみにしていた。最初のひとりにpranaを差し出すと数ページ何も言わずに見て…
今回のアルルは妻も一緒の旅ということと、受けたい人が僕の登録遅れで間に合わず、結局5人だけポートフォリオレビューを受けることにした。そのひとり目がグダグダに終わってしまって、気持ちはどんよりブルー。お昼ご飯も食べたくないし、ギャラリー巡りも…
パリ駅前で一泊してTGVでアルルへ。今年は歴史的な熱波到来らしく、日中は暑くて外に出るのがしんどい。アルル初日は事務局へ行って地図をもらったり、レビューの場所の確認をしたりで街をブラブラ。ゴッホカフェ広場でお昼にすることにしたのだが、態度悪い…
エプサイトに行く前に新宿駅を挟んで反対側、東口駅前にあるコニカミノルタプラザでやっている齋藤亮一さんの写真展「ふるさとは晴れの日」に寄ってきた。齋藤さんの写真展は1996年からほぼ全てを見ている。最初はロシアを撮ったシリーズで、まだ30歳前半の…