今日も11時に出勤。まさに出かけて勤める。そしたらすでにお客さんがいた。で、このわかりづらい展示の説明がはじまる。 去年屋久島に行った時に、一冊のアルバムを見つけた。戦前から戦後にかけての黒い表紙のものなんだけど、これがすごく面白い。誰が撮っ…

月曜日はギャラリーはお休み。そのかわり日本カメラ月例コンテストモノクロの部の審査日だった。人形町の編集部に行くと、まずは編集者と一緒にお昼を食べる。おいしいところがたくさんある町なのだ。今月は洋食屋さんだった。ビーフシチューとヒレカツとク…

近頃写真は現代アートとの結びつきが深まり、どんどんわかりづらくなってきている。2007年くらいからだろうか、やけに写真作品にポートレートが目立つようになってきた。ちょうどそのくらいにアルルのフォトフェスティバルに行ったり、パリのビエンナーレに…

毎日会場にいる。携帯ポットにコーヒーを入れて、お弁当も持参して座っている。役目は写真の説明員で、なんでこんな展示になっているのかを話す。何度も何度も話して、なんでこうなったのか自分で反芻しているところがある。自分で言うのもなんだが面白がる…

先日亡くなったベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻といえば、給水塔や工場など戦前のドイツ構成主義時代の名残りを「大型カメラ、無影、無背景、同一距離、同サイズ、モノクロ」といった手法で撮影。それをグリッド上の額装で提示し「タイポロジー」を完成させた…

今日で1週間が過ぎた。晴れ。火曜日以降は暖かい。バラバラな展示なので、来てくれた人になんでそういう展示をしているのか話をする。話しているうちにだんだんとこちらが理解していくことが多い。なので土曜日以外は開廊から終わりまで修行のように座り続け…

午前11時、ギャラリーオープンとともに会場入り。外は小雨、まだ暖房が入っていなくて寒い。いつものように作品に背を向け、窓に面して座る。まずはお茶を一杯。こんな日に誰か来てくれるんだろうか？今回の展示は「モヤモヤ」したものと先日書いた。最近の…

明日から写真展。今日は搬入だった。とはいえ額装ずみなので、並び順を決めただけ。あっさり決まりスタッフが「最短記録です」と驚いていた。順番だけは悩んだことがない。あっさり決まる。もうちょっと悩んだほうが作家ぽいのかなと、そこを悩んだりする。…

4日に仕事初め。今日は門前仲町の「メガネの明光堂」へ。僕のメガネの主治医みたいなところだ。手術を繰り返して矯正視力が出ずらくなってきているから、メガネはいいものを選ばないと死活問題になる。しかもファインダーを覗くからレンズが数年で傷だらけに…

二日目。朝から日本酒を飲んでしまい一日中ダラダラ。夕方妻と銭湯に行くことにした。家から歩いて20分のところに温泉がありサウナも付いているところを見つけたのだ。ずっとやってみたいことがあった。サウナからの「水風呂」だ。「週刊モーニング」という…

あけましておめでとうございます。大晦日は大掃除というか、模様替え。何をしたかというと、ついに自宅に暗室を作ってしまった。29日に元アシスタントのWが、彼の使っていなかった引き伸ばし機ラッキー45Mを自宅に運んでくれた。そこから大改造が始まった。…