うちの椿は切ってしまった

朝 大豆シリアルとヨーグルト

昼 銀座「はしご」で坦々麺

夜 銭湯に行って、ベトナム料理

 

銀座シネスイッチに映画『椿の庭』を見に行く。写真家上田義彦監督作品で、コロナのせいで公開が1年延びていた。

主演は富司純子と 沈 恩敬(シム・ウンギョン)。富司純子は75歳、『緋牡丹博徒』の頃のようにシュッとしている。

海の見える大きな庭に住む祖母と孫の生活。四季の移り変わりが捉えられている。

劇的なストーリーがあるわけではないが「終わり」ということをずっと意識させる。映像はすべて自然光で撮られているようだ。おそらくフィルムで撮っているのだろう。ギリギリの光が上田義彦らしい。

観ているうち、富司純子が白洲正子とだぶってくる。白洲二郎と正子の家は記念館として町田に残っているはず。『椿の庭』の家は上田義彦の別荘なのかな。伊藤美咲の写真集や、CMで見覚えがある。

 

先日ライブ配信で上田義彦のことに触れた時に「渡部さん、上田義彦のことを好きすぎ」と笑われたが、たしかに。

でも、会いたいとか、写真の話をしたいとか一切ない。ただ作品を見るのが好き。

これって今年の芥川賞受賞の『推し、燃ゆ』の主人公「あかり」と同じだと気がついた。あかりは「推し」のアイドルに対して肉体的な結びつきは求めない。有象無象のファンのひとりであることに居心地の良さを感じ、ただひたすら言動や行動から「推し」のことを理解しようとする。そして「推し」を推せなくなって壊れていく。

この本を学生が「最近読んだ本」に上げていたので読んでみた。「この主人公の気持ちわからんな」と思っていたら、同じような感情を上田義彦に抱いていたのに気がついた。

「推し」がいるのは幸せなことだと思う。

 

上映に合わせて、有楽町にある「エプサイト」で写真展をやっている。映画から切り出したカットとエイトバイテンで撮られた『椿の庭』のスチール写真。レンズはちょっと長め。65ミリから100ミリくらい。なんのカメラを使っているんだろう。

そういえば上田義彦は、この映画で監督・脚本・撮影をひとり三役でこなしている。

この映画をひとことで言えば「2時間の写真集」。ブルーレイが出たら買って、プロジェクターを使って音を消して一日中流していたい。

 

なので帰り道、ビックカメラに寄ってプロジェクターを見てきた。

 

今日は「椿の庭」を見に行く

朝 イチゴ、八朔、大豆シリアルとヨーグルト

昼 旨辛唐揚げ丼 「長月」でマンデリンとチョコレート

夜 玄米入りの大盛りサラダ、トマトスープ、古代米のソーセージ、パン、昨日開けたワイン

 

どうやら昨日開けたワインはいいやつだったらしい。旨いわけだ。それを飲んだと、電話で娘に伝えたら、悲鳴を上げていた。台所の床下ストッカーには娘が買い集めたワインが文字通り山積みになっている。いつもよく知らなくて飲んでは怒られる。

こりゃ、よさそうそうだなというのは、コルクの匂いを嗅いだ時になんとなくわかった。いい香りなんだこれが。

 

昼に「写真学生」と落ち合ってご飯を食べに行く。新高円寺駅前にある唐揚げ屋。うちでは揚げ物はほとんど作らないから、たまに食べたくなる。

食後にコーヒーを飲みながら「写真学生」の今後の展開を打ち合わせ。あそこまでさらけ出したのだから、なんとか繋がって欲しい。彼自身のチャンネルも作ってあり、すでに1本動画がアップされている。   

 

先日撮影したポートレートのレタッチ。ハッセルブラッドX1D2のRAWデータをLightroomで現像。まずは軽い調整。今後展開が大きくなれば、最終的にはレタッチャーにお願いすることになるだろう。

大まかにセレクトした画像は、自動調してハイライトを持ち上げる。これでほぼ問題ない気がする。とてもいい感じに仕上がる。

明日プリントしてチェック。

 

やっぱりハッセルは違う。ような気がする。気がするっていうのはとても大事で、カメラを比較して優劣を決めるのではなくて、画像を見て気持ちいいかどうか。このカメラの画像はすこぶる気持ちがいいのだ。

そうだ、動画の方もサンプルを作らないと。

 

あと8名くらい集まるとちょうどいいんだけどなあ

朝 大豆シリアルとヨーグルト

昼 山かけうどん、ゆで卵

夜 石焼ビビンバ

夜食 イチゴと八朔とチーズ、赤ワイン

 

土日は夜に美術史講座の配信がある。対面ワークショップの代わりにと昨年から始めた。すでに3期目なのだが、今でも資料を毎回アップデートしている。

日曜日に1回目、土曜日に同じ内容を再配信するのだが、そこでもちょっと変えている。

おそらくこれで完成ということはなく、やればやるだけ変わっていきそうだ。ということで週末は資料作り。これはもはや趣味。今回は「ふたつの戦争がもたらしたアート。ダダとシュールレアリスム」。この辺から現代アートが始まる。

 

11月のルデコ展示、今回は3階フロアを学生が使う。昨日はそのための打ち合わせ。9人集まる予定がふたり欠席。これは事前に体調不良の連絡あり。時間通りに来たのが5人。すべて女性。30分遅れて男子がひとり、1時間半遅れてもうひとり男子。

スケジュールを説明し、どのようなことをやるか具体的な説明。8人でルデコを使おうとすると、ひとり5メートルの壁をを埋めなくてはならない。展示をすること自体初めてだから5メートルの壁は想像もつかないだろう。

 

そこで「2BChannel」を通じて、学生限定で再募集することにした。今週中にアップするが、僕のYouTubeを学生が見ているかというと甚だ疑問。40代、50代の男性で支えられているチャンネルだから。でも投げてみようと思う。

 

 

 

シネレンズって一度使ってみたくなる

朝 大豆シリアルとヨーグルト

昼 ミニトマトと菜の花、そら豆のパスタ

夜 親子丼

夜食 チーズ、パン、ワイン、ジャガイモと豆の香辛料炒め

 

先日鈴木佑介さんに動画用のプロ機材を見せてもらった。アメリカ製の「RED」というカメラはハリウッド映画で使われるようなカメラで、本体だけで400万円もする。

でもそれはあくまでコアな部分だけで、ハンドルグリップが15万円、モニターが30万円、記録メディアが1テラで30万円もする。レンズもシネ用だから1本100万円コース。当然、露出もフォーカスもフルマニュアル。

REDの何がいいのかと聞いてみたら、まず色。アメリカ人が好むようなカラーシンクになっていて、そこが彼の好みに合った。ヨーロッパ調だとアリフレックスのカメラになるそうだ。

次に階調の豊富さ。16ビットRAWで記録でき、特にハイライト部の描写が素晴らしいので、ビューティなどのスキントーンが出しやすいそうだ。

でも一番の理由は彼曰く「なんて言ってもこれ、カッコいいでしょ」。確かに無駄のない合体ロボ的にフォルムは見ているだけで惚れ惚れする(笑)。

よく「機材じゃないんだ、何を撮るかだ」とは言われるが、カメラがカッコイイに越したことはない。

先日の公文さんのシネEOSといい、専用機はいいな。

 

公文さんにも、鈴木さんにも「もし今20歳代なら何をやる?」と聞いてみた。答えは「2Bchannel」でどうぞ。この質問、しばらくはインタビューの時に聞き続けてみようと思う。

僕自身はどうかと考えてみた。若さはあるがコネなし、ツテなし、金なし、技術なしだとしたら何をやるだろう。まずはその界隈のバイトだろうなぁ。年上の人と知り合うことが一番の近道で「どうやったらいいですか」って聞きまくり、教えもらったら、それをやって見せに行く。「ここをこうしたほうがいい」と言われたらそれに従ってもう一度逢いに行く。その時にその人が好きなお菓子とかお土産を必ず持っていく。

実際に若かった頃の僕はそんな如才ないこと、全く考えたこともなかったが、この歳になって、若者と接していてわかることがある。

要は年配者に「可愛がってもらう」ということだ。そこから紹介の形で次のステップに移る。いわゆる、自分にとって、メンターになる人をまず見つけ出すこと。その人が終生のメンターではなくて、一時的なメンター。次のメンターを探すための仮のメンター。

 

フリーランスは技術があるから仕事がくるわけじゃない。まずは仕事が発生する回りにいるかどうか。

でも最近はそれも古いのかもしれない。フリーランスの仕事は「もらうもの」から「作るもの」になってきたからだ。

 

夜はまだ肌寒い

朝 大豆シリアルとヨーグル

昼 肉まん

夜 フルーツサラダ、ミニトマトと菜の花の柚子胡椒漬け、カリフラワーとそら豆とカブのオイル焼き、ジャガイモのクミン炒め、サンマの土鍋ごはん

 

10年前に、僕のアシスタントをしてくれたDが、夫婦でやってきた。奥さんは著名なイラストレーターで、毎年個展を開いている。

今年の展示会で、1枚絵を購入したので、それを持ってきてもらった。というより会場で受付をしていたDが「作品は後日郵送になります」というから「うちに持ってきて」とお願いというよりは強制した(笑)

夕方5時から10時まで久しぶりにゆっくり話した。アシスタントって、一時期家族より長い時間を一緒に過ごす。ちょっと特別な存在。折々のアシスタントとは、その時々の話を懐かしむことができる。

 

Dもカメラマンとしてのキャリアは10年くらいになるわけだが、毎年写真展を開き、最近ではギャラリー所属になっている。派手な活動ではないが、着実。根強いファンもいる。

彼も「2BChannel」の「写真学生」を見たようで「なんかショックを受けました」と言っていた。そういえば、Dは、あの写真学生と同じ年齢の頃に、アシスタントになりたいと僕のところにきたんだった。

あのとき、僕は彼に「年齢的に無理だよ」と言ったのだが、話を聞いていると中国語をマスターしていて、仕事で使っていたという。

ひとつの外国語をマスターするのがどれだけ大変か、当時英語の勉強をしていた自分にはよくわかる。

中国語をマスターできたのなら写真もできるはず。たった2年間で、彼のモノクロプリントは超有名写真家が絶賛し「彼のプリントを買いたい」とまで言わせた。

そのとき、何かをやるっていうことは、ある日突然目覚めて別人になるということじゃなくて、全てが地続きなんだと思えた。

 

気せずして、今週は20年前と10年前のアシスタント夫婦とご飯を食べることができた。

 

 

石川竜一写真展は今週18日まで

朝 大豆シリアルとヨーグルト

昼 親子丼

夜 焼きそば、そら豆とカブのグリル

 

写真家の公文健太郎さんのインタビュー。彼は現在40歳。もっとも売れっ子のフォトグラファーだ。実は彼とは20年前に『アサヒカメラ』主催のワーキングで1年間一緒だった。

その時僕は目を悪くしたばかりで、仕事が激減し何かをしないとと思っていた。43歳の僕、そして22歳の公文さんはまだ学生だった。まさかこうやってインタビューする日がくるとは。

機材の話になって面白かったのは、彼はキヤノンEOSR5を使っているのに、レンズはわざわざマニュアルフォーカスのキヤノン製のシネレンズを愛用しているそうだ。公文さんはキヤノンのテレビCMを撮るくらい動画のプロでもあるわけだから、シネレンズはよく使うのだろうが、静止画にもわざわざマウント改造してEOS用にしている。

わけを聞くと「絞りを開けてもピントのあったところからなだらかにボケるし、きれいなフレアが出る。それにマニュアルフォーカスの方が集中しやすい」と言っていた。

これを聞いて俄然シネレンズが気になってしまった(笑)。ただ値段は1本100万円。個人で所有するものではなく、普通はレンタルするものらしい。それを彼は3本所有している。やるなあ。

公文さんは「結局レンズなんですよね」と言われて大きく頷く。やっぱりそうだよね。

 

一旦家に戻って機材を置いてから渋谷宮下パークビル3階にあるギャラリーに石川竜一写真展「いのちのうらがわ」を見に行く。

先日2BChannelで対談した渡邊浩行さんが、今もっとも注目している写真家で「是非見に行ってください」と言われていた。渡邊さんは今回の展示の石川さんのプリントも購入している。

 

https://bijutsutecho.com/exhibitions/7562

 

「プリントを買うのは楽しい」という動画をずっと編集していたものだから、もう見に行く前に「プリント欲しい」という気持ちになってしまっている。webのイメージ画像になっている雪の上の内臓の写真がとにかくきれいで、いままでの「きれい」という感覚が変わってしまう。

8x10インチくらいの大きさで6万円プラス税。いけないことはないということで購入。妻には内緒にしておくつもりだったが、家に帰ったら「誰のプリントを買ったのかな」となぜかバレていた。

仕事の連絡用に使っているFacebookのメッセンジャーのアカウントを妻に教えていたのをすっかり忘れていた。渡邊浩行さんとの「買っちゃったぜ、イエー」的なやりとりを全部見られてた。

僕にプライベートはない。

 

 

 

 

今日は公文さんにインタビュー

昼 手作りのスペイン料理をご馳走になる

夜 アジと小鯛の押し寿司、大根おろしうどん

 

鈴木時弓さんは、25年も前にアシスタントをやってもらっていた。彼女は一度も就職することなく、自分の好きなことで評価されて生きている。今年からはその知識と経験を買われて大学講師の仕事も始める。

パートナーの鈴木祐介さんもビデオグラファーとして超売れっ子。フリーランス歴は20年になる。

 

2Bchannelで「写真学生」の動画を上げて以来、もし自分が20代で、ツテなしコネなしの状態だったら何をやるだろうかと考えている。

仕事をもらうためには、まずその「界隈」にいる必要がある。業界とも呼ばれるが、意外と多岐にわたっていて、クロスすることはあまりない。たとえば、写真ならコマーシャルはコマーシャルの器の中で仕事が回り、報道は報道の器、ニッチなところでは料理は料理写真の器の中で仕事が回っている。

年々細分化されてきていて、昔のようにいろいろな仕事をするカメラマンは少なくなってきていると思う。

 

その反対に個人の名前が先にあり、カメラマンとしての仕事もするし写真家でもあったりするといった、いわゆるスターもいる。当然若い人はそれに憧れるわけだし、自分もそうだった。

「写真学生」に出てきた彼も「フィルムで撮影することを依頼されるようになりたい」と言っている。コストと納期がかかるフィルムでの撮影が許されるのは、現在ではスターカメラマンの証みたいなものだ。そうなるためにはどうしたらいい?

今まで多くのカメラマンが生きてきた雑誌メディアはもう完全に終焉したと言ってもいい。昨日もある雑誌社が倒産すると聞いた。僕の40歳代を支えてくれたエイ出版も倒産。新聞社ですら2010年を境に発行部数は激減している。既存の印刷メディアに期待はできない。

 

となるとweb。でもwebは動画の方が相性がいい。写真は動画の切り出しで十分。じゃあプリントを販売する写真作家はどうか。

このコロナ禍でギャラリーも大きなダメージを受けている。海外のフェスティバルやフェアに出ることもできない。

Instagramで有名になる手はあるが、そこはレッドオーシャン。今から参入しても難しそうだ。

でも何かあるはず。どこかにブルーオーシャンはあって、それに気がついた人は好きなことで生きていける。

 

それがなんなのか、どこにあるのか。

こういうのって身近にあったりするんだよなあ。

 

今日は逗子へお出かけ

朝 リンゴヨーグルトに大豆のシリアル

昼 鉄板焼きそば、肉まん

夜 小松菜と豚肉の炒め物、ゴーヤとキュウリの浅漬け、キムチ、わさび漬け、ご飯、味噌汁

デザート 信玄プリンを凍らせたもの

 

先週収録した渡邊浩行さんとの「写真のプリントを買うのは楽しい」の編集がようやく終了。40分弱の動画になった。以前は10分を目処に分割してアップしていたが、最近では1時間動画も平気でアップするようになった。

どうやら、内容が気になる人は一気に全部見ているわけではなく、何回にかに分けて見てくれているようなのだ。だからこちらで気を回す必要がないわけだ。

 

渡邊さんは40枚近く写真のコレクションを持っているし、僕も20年間買い続けた結構、60枚以上買っている。

写真プリントが買えるということを知らない人もいるし、それが数万、数十万円するということを知らない人も多い。写真なんていくらでも複製できるから、プリントに価値はないと思われていた時代は確かにある。

最近ようやく写真作家という存在が知られるようになってきたし、若い人でプリントを売る作家になりたいという人も出てきた。

 

プリントを売るにはギャラリーに所属するのが近道なのだが、門戸はかなり狭い。それをもっとも効率よく突破するから方法がひとつだけある。

それは、意中のギャラリーからプリントを買い続けること。ただそれだけ。

買い始めて3回もすると、オーナーから声がかかるようになる。ギャラリーに行くとお茶がでるようになり、5回目くらいになると「どんな仕事をしているんですか?」と必ず聞かれるようになる。

それをはぐらかし、10回目くらいの時に「実は僕も作家になるためにこういう作品を作っています」とオーナーに告げる。

すると100パーセント「是非見せてください」ということになる。たとえそこですぐに扱ってもらえなくても、どこか紹介してくれるし、誰かと繋げてくれる。これは人間の心理だ。

 

  作家志望の人は、ポートフォリオレビューでのシンデラストーリーを期待しても、実はもっとも効率の良いこの方法は考えつかない。それはプリントを買ったことがないから。

売ってみたければ、買ってみるのがいい。

 

そのほかにもプリントにまつわる話をたくさんしています。今週末アップ予定。乞うご期待。

彼の部屋からは昭和感が漂う

朝 ズッキーニとウィンナー炒め、パン、コーヒー

夜 銭湯帰りに「フジ」の定食 アジフライ、生姜焼き、ベーコンエッグ、ご飯、味噌汁

 

2BChannelに「写真学生」という動画をアップした。

https://youtu.be/FaWRWLSmefA

 

2BChannelにはあまりコメントはつかないのだが、今回は多い。賛否で言うと8対2くらい。「何をしたいのか分からない。尋問みたいで不快だ」というのもあった。

聞き返すと確かにそうだな。彼とは6年くらいの付き合いがあるので聞き方がぶっきらぼうになってしまった。

タイトルに写真学生とあるが、最近話題にしていた日芸の学生達ではない。

 

彼とは話をしていたとき「どうやって現状を打破できるかわからない」と相談された。「渡部さんは最初にどうやって仕事をもらったんですか?」と聞かれて、思い返せば35年も前になるわけだが、その時はひたすら雑誌社に電話をして売り込み。

ツテもコネもないから、雑誌の奥付を見て「写真見てください」と電話する。当時の出版社は、だいたいどこも見知らぬカメラマンの写真を見てくれた。10社回って1社くらいは使ってもらえる。そこから広げていった。運のいいことに時代がバブル景気になる直前で、一旦回り出すと途切れなく仕事が入ってきた。

 

でも「売り込み」は現在では通用しない。誰かの紹介がない限り、見知らぬ新人の写真を時間をさいて見てくれることなど、ないと言っていい。コネなしツテなしの状態では売り込みもままならない。

最近はインスタから仕事がくるらしい。でもインスタのフォロワーを10万人集めるとか想像がつかない。でも何かで知ってもらわないことには、スタート位置につけない。「とにかくまずはファンを作ろう」ということになった。それであの動画になったのだ。

今回はあえて彼の写真は載せなかった。しばらくして第二弾をつくり、そこで写真を見せる。そして彼が、自身で自分のチャンネルをつくって、そこへ誘導するという流れを考えた。

動画だと、人となりがよく出る。実際コメントにも好意的なものが多かった。売り込まずに知ってもらう方法として動画は有効だと思う。

 

第二弾は「片付け動画」になる予定(笑)

 

ローライを」持っていくかどうか悩む

朝 カレーうどん リンゴヨーグルト

夜 鯖の棒鮨 コロッケ しじみの味噌汁、ハイボール

 

冬は一本1000円くらいのテーブルワインを飲むことが多いのだが、そろそろビールとかハイボールがおいしい季節になってきた。

 

週末の仕事で使う撮影の機材のチェック。今回はアシスタントなし。全部ひとりでやるので、できるだけ機材をシンプルにしたい。でも動画も撮るから付属品がどうしても多くなる。

 

静止画用カメラ ハッセルブラッドZ1D2 65mmF2.8

動画用カメラ  パナソニックLumixs5 20-60 F3,5-5,6

予備機     ソニーZV1

マイク ピンマイク2本 AKGペンシルマイク XLRカメラアダプター

録音機 ZOOM H5

HDMI接続7インチ外部モニター

各機の予備バッテリー

 

これでカメラバックにちょうど収まる量。ハッセルブラッドの交換レンズは持っていかない。パナソニックもズームだけ。

インタビュー動画も撮るので、妻を使ってマイクチェック。ボリュームの最適値を見つける。ピンマイクが服に擦れる音が気になる。

 

夜は「2BChannel 」23回目のライブ配信。誰に頼まれてるわけでもないが、これも自分の中では立派な仕事。

30分だけネタを用意して、あとはコメントを拾うスタイルが定着しつつある。

今でも始まる前は緊張するけど、楽しい方がちょっと上回る。

 

フリーランスは受託することで生きていくと思っていたから、自分で仕事を作って、それがお金になるっていうのは新鮮。

 

 

                  

17歳の地図

朝 セブンイレブンのおにぎり2個 

昼 煮込みうどん

夜 金目鯛の煮付け、お土産のわさび漬け、ゴーヤとキュウリの即席漬、納豆、ご飯、卵の味噌汁

 

週末3日間、ある地方の撮影。まだ情報公開できないのだが、自治体の依頼で今年1年、4回に分けて撮影することになった。

当初は観光地を渡部の好きなように撮ってくれればいいというありがたい依頼だったのだが、それだと既存のコンテンツとさほど変わらない。ローライでネガカラーという案も出たが、そうじゃない気がする。

何度目かの打ち合わせで「渡部さんが撮りたいものはありますか?」と聞かれたとき、口から出てきたのが「17歳を撮りたい」だった。

 

僕は30歳のころに橋口譲二の写真集「17歳の地図」を見た。もしかしたら写真集というものを好きになったきっかけかもしれない。

橋口譲二が日本全国を回って17歳のポートレートを撮ったもので、ページには短い一問一答が載っている。「今朝なに食べた?」「今まで行ったことのある一番遠い場所は?」という具合だ。

 

その2021年版をやりたくなった。今は動画を撮れるから、彼らの生の声を残せる。担当者にこれは間違いなくやる価値があると提案した。撮影場所は観光地ではなく、彼らがもっとも好きな場所。

このご時世、見知らぬ人の、しかも17歳のポートレートを撮れる機会などあるものではない。

その分、担当者は大変だったはずだが、彼も「残す価値がある」と考えてくれた。自治体初の企画としては珍しいものだと思う。

 

今回は春の時期として、3日間で6名を撮影してきた。

ただ彼らを撮るだけではなくて、50問ほどの一問一答を動画に収める。

その後静止画を撮影するのだが、撮影後画像を確認していてあることに気がついた。

ひとり3シチュエーションで撮っていて、計ったように1箇所で24枚。これって12枚撮りの中版フィルムカメラで2ロール分。昔の癖がハッセルブラッドの中判デジタルカメラを使うことで蘇った。

今どきポートレートを24枚しか撮らないなんてありえない。もっとバリエーションを変えながら、1箇所で200枚とか撮るはず。

でも24枚で十分なのだ。

今回静止画で使ったカメラはハッセルブラッドx1D2レンズは標準レンズ1本だけ。オートフォーカスはもたつくから使わない。すべてマニュアルフォーカス。だから撮影枚数が少ない。

このx1D2は、一般的なポートレートカメラの性能はまったく満たしてないが、それでも使いたくなるのは、出来上がった画像が素晴らしいから。いろいろなカメラを使ってきたが、控えめに言っても最高。

特にシャドー部分の出方が美しくて、積極的に顔に影を作ることができる。iPadに落として確認すると撮りっぱなしのデータにも関わらず身震いがするほど。何度も何度も見てしまう。

 

3日間ずっと快晴。撮影させてもらった6人の17歳は、どれも素晴らしいものが撮れた。夏、秋、冬の撮影が待ち遠しい。

来年2月に印刷物を作り、インタビューは2BChannelでも公開予定だ。

 

 

 

 

 

 

 

ローライを」持っていくかどうか悩む

朝 カレーうどん リンゴヨーグルト

夜 鯖の棒鮨 コロッケ しじみの味噌汁、ハイボール

 

冬は一本1000円くらいのテーブルワインを飲むことが多いのだが、そろそろビールとかハイボールがおいしい季節になってきた。

 

週末の仕事で使う撮影の機材のチェック。今回はアシスタントなし。全部ひとりでやるので、できるだけ機材をシンプルにしたい。でも動画も撮るから付属品がどうしても多くなる。

 

静止画用カメラ ハッセルブラッドZ1D2 65mmF2.8

動画用カメラ  パナソニックLumixs5 20-60 F3,5-5,6

予備機     ソニーZV1

マイク ピンマイク2本 AKGペンシルマイク XLRカメラアダプター

録音機 ZOOM H5

HDMI接続7インチ外部モニター

各機の予備バッテリー

 

これでカメラバックにちょうど収まる量。ハッセルブラッドの交換レンズは持っていかない。パナソニックもズームだけ。

インタビュー動画も撮るので、妻を使ってマイクチェック。ボリュームの最適値を見つける。ピンマイクが服に擦れる音が気になる。

 

夜は「2BChannel 」23回目のライブ配信。誰に頼まれてるわけでもないが、これも自分の中では立派な仕事。

30分だけネタを用意して、あとはコメントを拾うスタイルが定着しつつある。

今でも始まる前は緊張するけど、楽しい方がちょっと上回る。

 

フリーランスは受託することで生きていくと思っていたから、自分で仕事を作って、それがお金になるっていうのは新鮮。