昨日の日記が謎の3000アクセス

朝 ベーグルのホットサンド、トマト野菜スープ

おやつ たこ焼き

夜 高円寺「フジ」の日替わり定食

昨日の日記が普段の数倍アクセスがあった。何でだろう。たいしたことを書いたわけではないのに。インスタもバズってるわけでもないし。謎だ? 

さて、ハッセルブラッドX1D2のセンサーが汚れてきたので原宿のショールームでクリーニングしてもらう。その間にデモ機を触り倒し、先日出たばかりの「ハッセルブラッド80周年モデル」を見せてもらった。世界限定800台。907に30ミリレンズとグリップ、外付けファインダーがついて170万円! ライカも高いがハッセルも負けてないな。気になるのは僕が使っているX1D2の後継機。フジフィルムとのラージフーマットカメラが1億画素を出しているから、間違いなくハッセルブラッドでも出してくるはず。いまの5000万画素で十分足りているのだが、どんな写りか試してみたいもんだ。

その後、新宿MAPカメラで、パナソニックS5セットを売却。他にも複数台持っていて、最近は出番がないソニーZV1なども。査定の間に階下のソニーブースを見ていたら、品薄のα7SⅢがあった。35万円ちょっと。α7Ⅳをまだ使っていないのにね。でもカメラマンの習性として同位置機種を2台持ちたい欲求があるから、いずれはね。まずはα7Ⅳを使ってみないと。

帰りにヨドバシに寄って、新しいレンズの保護フィルターとNDフィルターを購入。ここでもカメラを触り倒す。キヤノンEOSR3を初めて触った。見かけより軽くてびっくり。凄まじい連射速度。さすがだね。

<2003年1月19日の日記から>

昨日は娘の「バレエ」の発表会。娘と妻を車で都立大学まで送り届ける。都立大学跡地に図書館、体育館、ホールなどが集まった複合施設が新しく出来ていて、そこを借りてやるらしい。小さいホールでこじんまり、かと思っていたらプロが使うような1000人収容の大ホールでやるという。たかが子どものバレエの発表会にしてはすごすぎないか? リハーサルの時間が結構あって、本番まで時間があいたので、近くに住むカメラマンの友人Oの家に遊びに行く。彼とは同い年で出身地もすぐ近く、フリーカメラマンになった時期もほとんど一緒なら結婚したのも同じ頃。フリーになりたての頃知り合い、いくら働いても日当15000円の時代から、降って湧いた様なバブル時代、そして不景気なこの頃までと、ずっとお互いの仕事を見てきた。彼は「輝け! 日本で忙しいカメラマンランキング」でいくと、おそらく250位くらいには入っているのではなかろうか。とにかく知っているカメラマンの中で一番忙しい。どれくらい忙しいかと言うと、北海道ロケから戻って羽田で着替えとフィルムを受け渡し、そのまま沖縄ロケに行ってしまうくらいである。ある時、僕がすごく忙しい時期があって、たしかひと月22本の仕事をした時だったと思う。自慢げに「イヤー、今月はいそがしかったよ」と彼にいうと「俺は今月たいしたことなかったなあ」という。「勝った!」と思い、彼に撮影本数を尋ねたら、なんと「25本」だった。25本でたいしたことのない生活をしているとは。以来、撮影本数を自慢するのはやめにした。彼の事務所部屋をのぞくと、そこはまさにコンピュータールームだった。ざっと見ただけでMacのG4デュアル、パワーブックG4、DELLのハイスペックマシン、ニコンのブローニーフィルム対応スキャナ、17インチツイン液晶モニター、エプソンのプリンターが2台、デジカメがニコンD-1とフジのS2PRO。デジタル撮影の割合が多いというのも納得。
夕方から発表会。親バカに徹して「EOSD60」で娘の舞台を撮る。感度1000で撮るがとてもきれい。デジカメは条件が悪くなればなるほどフィルムに対してアドバンテージを保てる。悪いが、会場でオフィシャルで撮っているカメラマンよりあがりはいいぞ。なにせ彼らの使っているのは感度800のネガカラーなのだから。

 

ソニーとリコーとライカ

朝 玄米のフィットチーネのトマトクリームパスタ

夜 ゴーヤチャンプルもどき、白菜と鳥ささみのサラダ、野菜の味噌汁、玄米

松本のデータを印刷用に仕上げる。先日書いた「さんくろう」の炎の写真はハッセルとパナソニックの両方で撮ったのだが、その違いが面白い。これは今度の2B Channnelライブのネタになる。僕のインスタにも1枚上げたので気になる方はどうぞ。ちょっと驚くはず。

銀座に用があったので、ソニーストアに寄ってレンズをあれこれ試してみる。やっぱり単焦点レンズは気持ちがいい16-35F2.8と70−200F4の2本のズームレンズだけなので真ん中が抜けている。ゆくゆくはそこを何かで埋めたい。シグマの28-70f2,8が軽くて性能がいいと評判なので気になる。でもシグマは35ミリと65ミリのF2の明るいレンズがいいんだよな。

銀座から新宿に出て「リコーGR TV」のゲスト出演。ホストは赤城耕一さん。GR3とGR3Xの話なのだが、かなり暴走。担当者が困ってた(笑)   編集大変だろうなあ。すいません。でもメーカー系の番組にありがちな予定調和的な話はしていないので面白いはず。今週中にはアップされるらしいのでお楽しみに。赤城さんはライカのM11を触ったらしい。相当いいそうだ。僕も銀座に行ったついでにライカショップに行ったのだがお休みだった。120万円のカメラには100万円のアポズミクロンをつけるのがお約束なんだろうね。

<2006年1月18日の日記から>

日本カメラの審査も早いもので4回目。少しはペースがつかめてきた。審査前に編集部の担当者とお昼ご飯を食べるのだが、さすが人形町、何でもおいしい。今日は洋食屋でフライのセットを食べた。さっくり揚げられているので、胃もたれすることなどない。編集部のすぐそばに親子丼で有名な「玉ひで」がある。いつ見ても長蛇の列。審査をしているうちに、一度は食べてみようと思う。
2月号ができていたので早速見てみる。「da.gasita」が8ページで掲載されている。難しい雪の写真が多かったが、十分印象は伝わる印刷だった。編集長が「何度もやり直しで大変でした」と言っていた。中藤毅彦氏のニューヨークが次のページに載っている。相変わらずグイグイと力強い写真だ。どこに行っても、どこを撮っても一目で中藤毅彦と分かる。

男泣き

朝 「ガスト」の朝バイキング

夜  玄米のドライカレー

昨夜撮った写真を、ホテルの近くのコンビニに行って、カラーコピーでプリントし、借りていた公民館で担当者と一緒に写真集の構成。長机をつなげて、プリントした写真を並べて順番を作る。当初考えていたアイデアは一度すべて忘れて、ポートレートと風景を組み合わせていく。撮影した8つの地区のバランスを考えながら64ページを作っていった。

プリント1枚1枚を重ねて「マケット」と呼ばれるダミーブックにする。本の形にして、パラパラとめくり、並びを再度調整して両面テープで閉じると、不恰好ながら1冊の本が出来上がった。写真集を作っていて一番感動する瞬間だ。担当者がそれを手に取りゆっくりとページをめくっていった。彼が「すいません」と言うので、何か不具合でもあったのかと思って振り向くと肩を震わせて泣いていた。2年前の6月に企画が始まり、前例のない案件を彼がさまざまな折衝をし具体化したのに、コロナの影響で撮影は二転三転。でも最終的に僕らが思っていた以上のものが出来上がった。万感の思いってこういうことなんだろう。男泣きを見て、2年間の彼の思いが伝わってきた。この仕事ができて本当によかった。まだデータの整理や動画の編集などやることは残っているが、大きな頂を登った感じではある。恵まれた仕事に巡り会えたと思う。

 

「まさかのα7Ⅳ」続き “レンズ編“

24-105F4の標準ズームをつけて覗いてみても感動がない。これまでなら単焦点を3本くらい揃えるのだが、α7Ⅳは「動画撮影でも役に立つ仕事カメラ」という立ち位置。趣味でα7Ⅳは買わない。ハッセルのように色気があるカメラではないが、しっかりものという感じ。店員さんに中古の「GM16-35mmF2,8」を探してもらいボディにつけてみた。デカくて重い。でもこれまでの経験で、この手のワイドズームはF4の小さくて軽いものよりも、F2,8を選んだ方が後々後悔が少ないということは知っている。

16ミリスタートは動画では扱いやすい。こっちか? でも1本では焦点距離のレンジが極端すぎるか? 来月から始まる仕事では中望遠が必要だ。そこで70-200mmF4も見せてもらう。ここは定番の望遠ズーム。3本をとっかえひっかえつけてみて、最終的に16-35F2,8と70-200F4にすることにした。70-200F4は昨年1週間使って間違いないことは確認済み。

レンズをリュックに入れてボディの箱を抱えて帰る。玄関で妻が「まーた、なんか買ってきたね」というので話題をそらしつつ、仕事部屋に直行。そして、いま一緒に仕事をしているプロデューサーに買ったことを伝えると「おお、すぐに元を取れる仕事作ります!」と返信が。仕事があるからカメラを選ぶじゃなくて、カメラが仕事を作ってくれた。でもその仕事、どうやらハッセルで撮ってもらいたいようだ(笑)  もうちょっと続くよ。

 

<2012年1月16日の日記から>

仕事始めは暗室の大掃除。4人がかりで6時間以上かかった。暗室の窓は一年中ずっと窓を閉めっきりなのでカビが出やすい。カラー現像機もローラーを分解して洗う。これはFの担当だ。後はいらないものを捨てるのだが、引出しに山ほど用途不明のガラクタが詰まっている。何が必要で何が必要じゃないかわからない。なので2年間使わなかったものは全部捨てることにしている。もしくはワークショップの新年会景品として出してしまう。カメラもレンズも大放出だ。少なくしようとしているのに、どういうわけか別のものがやってくる。シノゴのレンズと引き伸ばし機のレンズが大量に事務所に届いた。その中にはヘリヤーというポートレートレンズも含まれている。今年はまたシノゴを使ってみようかな。

新年会が済むと、すぐに撮影にでかけた。今年の10月に出す写真集用だ。雪が撮りたくてとりあえず米沢へ向かう。今年は雪が多いと聞いていたが、道路は除雪が完璧になされていて、そんな感じがしない。中学時代の友人に付き合ってもらって車を出したのだが、ピンとこないうちに夕方になってしまった。宿を探して銀山温泉へ。大正時代の木造三階建て建物が残る風情のある温泉街だ。一枚も撮らないまま温泉に入ってもリラックスはできない。その後は山形の新庄、秋田の横手、湯沢と回るが、全然撮れない。しょうがなくて4日後米沢に戻り、今度は高校時代の友人の車で、夜明け前から山のほうに行ってもらう。いい場所があったのだが、肝心な時にローライSLXのバッテリーがダウン。35年前のカメラは寒さに弱い。室内に戻り暖まると再び動き出した。4日で8本。しかも半分は今まで撮ったものを、もう一度なぞっただけ。相変わらずのスロースターター。明日からもう一度行ってくるつもりだ。新潟から福島、山形のあたり。雪を撮るなら北海道じゃないの? と言われるが、北海道の雪はちょっと違うんだよなあ。

 

 

 

「これください!」

朝 ロイヤルホストの和定食

昼 カレーヌードル、ツナマヨのおにぎり

夜 ガストのすきやき膳肝心要の17歳のポートレートが松本市のコロナ警戒レベルMAXのため撮影できなくなるという不測の事態が発生し、朝ご飯を食べながら担当者と打ち合わせ。「さあ、どうする?」。当初四季を通して12人の撮影予定が最終的に7人まで減ってしまったのは痛い。とはいえ嘆いてばかりもいられない。食事後も移動しながらずっと話し合う。一旦撮影から戻りホテルのロビーで今までの材料をあげて調整作業を続ける。

そして夜、最後の撮影へ。「さんくろう」という豊作祈願のお祭りで巨大な櫓を燃やすもので「どんと焼き」と同じ。火をつけるとあっというまに火柱になり盛大に燃える。火がおちついた頃に、枝の先につけた団子を火であぶって食べる。ハッセルブラッドのX1D2で撮影したのだが、写りが常軌を逸している。撮りながら興奮してしまうほど。使うたびに感動できるのだから、すごいカメラだよなあ。この仕事の最後の撮影がうまくいって、明日は気持ち良く帰ることができる。


ではでは、「まさかのα7Ⅳ」続きです。

おそらく、いま現在、日本で唯一手に入るα7Ⅳが目の前にある。これが潤沢に供給されているなら見送ると言う手もあろう。が、皆さんのお察しの通りの行動に出た。「これください」。さて、次の問題はレンズ。順当にいくなら24-105mmF4くらいの標準ズームになるわけだ。でもこのレンジってつまらない。写真では使いやすいだろうが動画向きでもない。ボディの手ぶれ補正とか使うとクロップされるので20ミリでも足りないくらい。まして24ミリでは。まだまだ続くよ。

 

<2014年1月17日の日記から>

先週久しぶりに日本カメラの前田編集長から電話があった。写真を見たいというので編集部に写真を見せに行くことになった。昨年ローライで撮ったものから15枚ほど選んで今週急遽モノクロプリントし、そのほかにα7で撮っている「ノスタル爺」から30枚ほどプリントアウトして持って行った。日本カメラの1階、月例コンテストの審査をする長テーブルにモノクロプリントを並べて前田さんに見てもらう。するとすぐに「いいですね。じゃあ、片起こしで8枚選んじゃいましょ」。ということで、あっというまに掲載決定でびっくり。久しぶりの日本カメラ口絵登場だ。昨年はMモノクロームの撮りおろしで4ページ掲載してもらったが、作品はモンゴルのカラー以来だから3年ぶり。「タイトルは?」と聞かれたのだが、実は明確な言葉が出なくて困っていた。イメージはぐるっと丸い。縦と横の重力比がない。ふたつでひとつ。全体と細部という感じなのだが。宇宙っていうと大げさだけど意味合いはそんな感じ。そういえば宇宙ってどういう意味だろうと調べて見たら「宇」は空間、「宙」は時間と出ていた。空間と時間が合わさって宇宙っていう考えはすごいな。グッときた。

写真は時間(宙)が断ち切られているので「宇」だけでいくことにした。それをメールで伝えたら「宇の英訳はどうします?」と聞かれて、「U」でいいんじゃないでしょうかと返すと「それいい!」ということで決定。今月売りなのか、来月なのかは分からないけど楽しみだ。掲載料でまたどこか行けるな。

来週火曜日は19時から渋谷で「Photographer'sSammit10」にも出れるし、他にも作品を見せてくれという依頼もあって、どうしたわけか写真を出す機会が多い。日本カメラの帰りにPhotographer'sSammitの別イベントであるグループ展「ALTERNATIVE!」を見に行った。レビューやセミナーもあるようだ。http://www.shutter-mag.com/alternative/index.html

以前はグループ展というと、ありあわせのものを並べているような感じのものが多く、見に行く気がしなかったのだが、ここ数年グループ展が面白くなってきた。個展じゃなくてグループ展だから、と考えて出しているからだ。今回もそれを感じるものが多くて面白かった。小さなものから巨大なもの、有名な人から無名な人、硬いものから柔らかいもの、自由度が高い。あえてお題を設定しなかったのがよかったのかもしれない。古いビルの4階にあるカフェが併設してあるいい感じのギャラリーだ。ビルの2階にも大きなカフェがある。渋谷駅に帰る道すがらに「山形」という飲み屋がある。30年前、米沢の友達とよく飲んだ店だがまだあって驚いた。久しぶりにひとりで入ってみた。地元の日本酒を冷で、芋煮と焼き鳥、イカ納豆を注文。日本酒をおいしいと思える歳になったのはいいことだ

いろいろ予想外

朝 野菜と卵の雑炊

昼 ビックマックのポテトセット

夜 「coco1」のカキフライカレーとハイボール

デザート セブンでコーヒーとアイス

マックを食べたのは10年ぶりかも。おいしい。ポテトフライもあった。

午前中に松本入り。今回で4回目で最後の撮影になる。戻ったらすぐに画像を納品、これまでの写真と合わせて2月中旬に印刷物となる。今日は土曜日の人物撮影のロケハンと足りない場所の風景撮影。ハッセルブラッドX1D2を使った。1年使っても撮るたびに感動してしまう発色。色の作り方が抜群にうまい。ポートレートだとなおさら。寒くてバッテリーの消費も早いので大型のモバイルバッテリーから給電しながら使う。

夕方ホテルに戻り、PCで今日の撮影分のチェック。センサーに数カ所ゴミがついていた。絞り込んで撮影していたので目立ってしまう。帰ったらサービスに出さないと。翌日の動画撮影で使うために持ってきたパナソニックS5の設定を最終チェックしていたら、担当者から電話があった。「松本のコロナ警戒レベルが5になってしまったため、非常に残念ながら明日の人物撮影は中止となってしまいます」。まさかのタイミングでの警戒レベルMAX。さあ、どうする。もう撮り直す時間はない。とりあえず冷えた体を温めに銭湯へ。風呂につかっているうちに「なんとかなるさ」と思えてきた。

 

さて、ここからは「まさかのα7Ⅳ」の続き。

奥の部屋から戻ってきた店員さんは手に箱を持っている。え、どういうこと? もしかして? 「ついさっきキャンセルのお客様がでまして、1台だけ在庫がございます」。値段はソニーストアで買うよりもちょっとだけ安い。というか、日本中で予約なしで現物が手に入るのは多分この1台だけ。でも僕はレンズを持っていない。ボディだけでは何の役にもたたない。レンズも揃えたらえらいことになるし。

さらに続く、、

 

<2004年1月15日の日記から>

恵比寿のVH・PICTUERSまでハッセル120ミリレンズの修理受け取り。羽が取れたレンズの修理代に4万3千円かかる。Cタイプのため経年劣化でシャッターユニットまでいかれていたらしい。6本持っているハッセルレンズと2台のボディのうち必ず一つは調子が悪い。いつもなにかしら修理中だ。角田さんと1時間以上話し込んでしまった。ハッセル一筋、本当にハッセルの好きな人だ。注文をうけていた僕の写真集2冊とおまけに『旅するカメラ』を渡す。コシナのSWC用アングルファインダーの話しになる。いまだに問い合わせが多いということだ。既存のアングルファインダーに正方形のマスクをつけるだけなのだから技術的に難しいものではないだろう。なのになぜか再販してくれない。ネットオークションでは定価の倍、7万円以上で取引されていると聞く。なければ欲しくなるのは人の性。限定品などと言っていないで出して欲しいものだ。渋谷のギャラリーカフェ「ウィルアムモリス」に友人の写真展を見に行く。3年前には僕もここでやっている。35ミリポジの原版をニコンのスキャナー8000EDで読み込み、エプソンの4000PXで出力している。この組み合わせが現在のスタンダードらしい。一点とても好きな写真があった。彼のまとまった写真群ははじめてみる。カメラマンKがモデル同伴で来ていた。彼は日本一の映画スチールカメラマンだ(と自分で言っている)。
売れっ子の彼はフジ(ハッセル)GX645を購入していた。レンズは80ミリと150ミリ。しかし初期不良ですべて交換。接点の多さが原因だった。ポラパックがつけづらいとぼやいてはいたが、オートフォーカスが正確で使いやすいらしい。彼が購入したわけはオートフォーカスがきくレンズシャッターだからということだった。ストロボを多用する彼の使い方にあっていたわけだ。ワイドローライの現像があがってきた。ポジで見ると発色はやっぱりローライ調。ハッセルの抜けの良さとは一味違う。派手さよりシブさを大事にしている。やっぱりローライなんだなあと関心してしまった。

「まさかのα7Ⅳ?」 続く、、

朝 卵とキャベツの雑炊

昼 のり弁

夜 手羽元の野菜煮、山椒のレンコン炒め、キャベツとリンゴのサラダ、玄米

写真集印刷2日目。とてもスムーズに進行した。印刷は謎のムラだったり、色転びなど一度問題が出たりすると、解決に時間がかかり、現場が徐々にピリピリし始めて控室での口数が少なくなるものだ。でも今回は終始和やか。2月上旬の配本が楽しみだ。

写真集を1冊作るのには、撮影だけではなく編集、デザイン、印刷、製本と手間と時間が膨大にかかる。かといって大きな利益が出ることはない。それでも作りたいのだ。「2BChannnel」では、これまで作家の話は色々と聞いてきたが、今年は写真集を取り巻く人たちのインタビューをしていきたいと思っている。

印刷所からは、車で中野駅にまで送ってもらった。数ヶ月かかった仕事がひと段落して、気持ちが晴れやか。そのまま駅裏にある「フジヤカメラ」に寄ってみた。ここ最近、僕の周りではソニーのα7Ⅳの話題で盛り上がっていて、友人も数人購入している。30万円と普及機並の価格で、7Ⅲよりも動画性能が飛躍的に上がっている。触らせてもらったら確かにいい感じ。でも欲しくても物がない。今予約しても早くて4月。中古品が新品より高いところもあるみたいだが、都内の目ぼしいお店で検索してもどこにもない。そのことは事前に知っていたので冷やかしに「ソニーα7SⅢの中古はありますか」と店員に聞いてみたが「新品も中古もございません」。でしょうね。ついでに「まさか7Ⅳはないですよね」と聞いてみたら「少々お待ちください」と店員は奥に消えていった。続く。

<2014年1月14日の日記から>

里芋と山芋の煮物。韮饅頭。

成人の日の12日はローライワイドFWを持って散歩に出かけた。
江古田の町を歩いた後、バスに乗って中野へ。成人式帰りの若いもんがたくさんいたが、男はチンピラみたいだし、女は安場のホステスのように見えてしょうがない。騒いでいる集団を見るとちょっと怖い。ワイドローライといえば 定価59万8千円、金属フードが別売で4万3千円もする超高級機である。65万円といえば40型のプラズマテレビや軽自動車が新車で買える値段だ。それなりのものでなければ納得がいかない。なのにファインダーのスクリーンはお世辞にも見やすいとはいいがたい。ローライを使っている人、数人に見てもらったら全員が全員このスクリーンは見づらいと指摘した。中央がスプリットイメージになっているのだが、これが見づらさの一因になっている。それと視度補正のレンズが欧米人ようにプラスにふってあり、近視ぎみの日本人には合わないのもある。巻き上げはゴリゴリと硬い。現行のFXはそんなことはないので貸出機の固体差かもしれない。が、これが買ったものだったら60万円も出してゴリゴリでは悲しくなる。
しかしそれを補ってあまりある魅力はあった。ワードローライでしか表現できない世界は確実にあるのだ。縦長のフォルムは手になじむし、広角50ミリを装着している割には驚くほど軽い。シャッター音は小さく、町に溶け込む。もしこれを買うなら、スクリーンを全面マットに変え、視度補正レンズは-2をつける。これで多少は見やすくなるはずだ。誰もが必要とするカメラではないが、これでなければならない場面もある。後は60万円をどこで工面するかになるわけだ。

生乾きのプリント

朝 きつねうどん

昼 鳥そば

夜 キャベツの出汁漬け、ホテサラ、親子丼、味噌汁

今週の水曜日と木曜日は、写真集の印刷立ち合いで足立区にある印刷所へ。複数枚印刷された写真の刷り出しを一旦止めて、最終的にインクの量の微調整をかける。冬青社の高橋さんが印刷所のオペレーターに指示を出して再度印刷すると別物になって上がってくる。何度もみていることだが、これはマジックとしか言いようがない。今回は印刷所と意思の疎通が取れているせいで、和やかだ。僕は一応責任者なんだけど、ここまでくると口を挟む余地もなく、ただうなづいているだけ。

帰宅後、夜からの「2B Channelライブ」の準備をしていたら、写真学生から「この間撮ったファッション写真が数枚焼けたので持っていきます」と連絡があった。せっかくなので、そのままライブに出てもらうことに。彼の焼いた写真はバッドに入れた状態で持ち込まれ、まだ水に濡れていた。それがリアルで面白い。ライブでは数枚のプリントとベタ焼きを見せながら撮影について話してもらう。その後は写真学生が影響を受けた熊谷聖司、中平卓馬、牛腸茂雄、斎藤亮一の写真集を見ながら解説してもらう。彼は写真だけではなく、作家が書き残した言葉に強く惹かれている。いつもは1時間を僕ひとりで喋り続けるのに、大変な思いをしているが、相手がいるとあっという間だった。

<2003年1月13日の日記から>

カレーを作った翌朝はやっぱりカレーうどんでしょう。

朝からプリント。撮影している日より焼いている日のほうが多い。どうりでもうかんないわけだ。昨年越しの某銀行の会社案内のプリントの本番。なかなかOKカットが決まらず入稿日ぎりぎりになる。午前中はモノクロ6枚。人物なのだがスーツの色によって露光時間がコロコロ変わる。12時を過ぎたところで中野サンプラザに向かう。今日は成人式、去年から撮っている「東京」シリーズの一つにするつもり。会場のサンプラザ前には予想通り晴れ着姿の「成人」があふれていた。日本人には当たり前だが写真にすると不思議な光景に写るだろう。シノゴを使うが最初の7枚ぐらいを絞りの設定ミスでダメにする。晴れ着姿がいなくなる前に何とか撮影終了。アシTの運転で現像所まで。Tに運転してもらう時、横に載っている僕の足はずっと床に突っ張っている。頼むからはやく慣れてくれ。江古田「プアハウス」で遅めの昼食を食べる。二人とも「粗食セット」。このおいしさを説明できる筆力を僕は持たない。要するに満足。暗室に帰ってカラープリント4枚。現像機の調子が悪く筋ムラがでる。ローラーを洗い、乾燥ラックを使わずに処理することで急場をしのぐ。やっぱりオーバーホールだな。

F1

朝 リンゴ、茹で卵

昼 セブンの「五目あんかけ焼きそば」

夜 玄米とポークカレー、トマトとチーズのサラダ

セブンで買った「食べやすい玄米」は本当に食べやすかった。お昼に食べた「あんかけ焼きそば」は、もはや定番化している。映画はひと段落して今日はYoutubeで「1990年のF1」をずっと見ていた。当時は毎週の楽しみで、僕にとって1990年とF1はイコールで結ばれてる。セナとプロストにマンセル、若きアレジにハッキネンとか名前を聞くだけで懐かしい。30年も前だもんな。セナがレース中に事故死してから急速にF1熱は冷えていった。

今週はしばらく忙しいので、その前に撮影機材のチェック。パナソニックS5にXLRマイクアダプターを付けて使っているのだが、片方のチャンネルが調子悪い。最近本当に機械ものがよく壊れる。新品で買っても初期不良というものを引き当ててしまうし。不安定なマイクアダプターはやめにしてZOOMのPCMレコーダーを使うことに。せっかく買ったショルダーレールだが、持ち運びが大変なので出番なし。

マイクアダプターが使えるのでパナソニックだったわけだから、いっそシグマfplにKOMICAのワイヤレスマイクでもいいんじゃないかと思えてくる。パナソニックとシグマ、どちらも帯に短し襷に長し。と言っても今じゃ通じないか。今すごくSONYが気になってなってしょうがない。でも手に入らない。手に入らないと言われると欲しくなる。とはいえ、しばらくはパナソニックとシグマに頑張ってもらわないと。

<2003年1月12日の日記から>

2本で500円のワインってあるのね!

昨日の卓球のせいか身体がギシギシする。やらなくてはいけないプリントがまだ残っているけど今日はお休み。朝起きてまずやったことは晩御飯のカレー作り。極めてシンプルなチキンカレー。男の料理のようなスパイスがどうのという代物ではなく、市販のルーを使った家庭の味。玉ねぎ炒めて、チキン炒めて、ルー入れて、それだけ。それなのに出来るまで1時間半もかかる。朝、昼兼用のご飯を食べて江古田の「プアハウス」というお店でお茶。この店にはもう20年以上通っている。知り合いのMac使いが来ていて当然Macブックの話になる。12か15か17インチかが問題だ。15インチの安定性は捨てがたいという結論に落ち着くも、やっぱり12インチは気になる。雑誌「ラピタ」のライカ特集は面白い。写真雑誌よりお金のあるぶん贅沢に作ってある。マニアックにならず、総花的にならず、いい塩梅。友人の漫画原作者がライカユーザーとしてインタビューに出ていた。彼にはライカを持った女の子が主人公の「ニナライカ」という作品がある。夕方、まだ身体がバリバリするので「中国気功整体」というあやしげな看板のところに入ってみる。中国人の先生のマッサージは上手だった。「どんな仕事だ」と聞かれたから「カメラマンだ。中国の女優コン・リーも撮ったことがある」といったら「あんたはエライひとか!」と驚いていた。毎度、中国人に仕事を説明するのに「コン・リー」は非常に有効だ。45分4千円也。

1日で映画4本観たのは初めて

朝 リンゴ、茹で卵

おやつ お煎餅

夜 高円寺「フジ」のチキンソテー


銭湯から「フジ」によって夜ご飯を食べたけど、ひとりのせいかあんまりおいしくない。

ひとりだと仕事をする気にもなれない。映画館に「呪術廻戦0」を見に行こうと思ったけど予約状況を見たら結構混んでいるようなのでやめにした。今週水曜日から大事な仕事が続くので不注意で体調崩すわけにはいかない。

LineやFacebookのコメントに映画のおすすめをあげてもらったので午前中に「Don’t Look Up」午後に「Gentleman」夜に「だましだまされ」ダメ押しに「Blood The Last Vanpire」の4本を観た。

いずれもハズレなし。一日楽しめた。特に「Don’t Look Up」は彗星の地球直撃というハリウッドによくあるネタなのでまったく期待していなかったけど、ラストシーンで笑ってしまった。

 仕事の撮影に使うレンズのことで名古屋のOさんに相談したら「ソニー買いましょう」って言われた。昨年パナソニックにしたばかりなのに。S5はコスパのいいカメラだが、あちこちちょっとづつ足りない感じ。いろんな話を総合すると現行ではソニーα7Ⅳが全てにおいて最強のようだ。S5を下取りに出しても値段つかないしなあ。来月の仕事どうしようかなあ。

<2011年1月11日の日記から>

モスバーガーの田舎ぜんざいがおいしい。

新しいカメラっていうのはいいね。オリンパスE-5を借りて使ってみて単純にそう思った。
今日は14-35(28-70相当)F2のレンズをつけての人物撮影だったが、とにかくピントがいい。ガシッと捕まえてくれる。このレンズ、重いし値段も凄いけど、確かにそれに見合う。
新しいデジタルカメラを使うときの比較基準は常にキヤノン。今なら5DMark2と比べてどうかということが気になる。
同じ条件でE-5と5DMark2を事務所の室内と窓から見える風景を撮影しA3にプリンとして比べてみた。A3に伸ばす理由は、雑誌の見開きにした場合どう見えるかが、自分の撮影の場合もっとも大事だから。
E-5のセンサーサイズは5DMark2に比べたらほぼ4分の1、画素数はほぼ半分。まったく勝ち目がなそうに思える。事実E-3の時は、当時使っていた5Dと比べてその差は歴然としていた。
E-3はいいカメラだったが、いかんぜん画質がボディに見合わなかった。線が太いのだ。これはフォーサーズの宿命かと思っていた。
ところがE-5は線が細い。5Dmark2と比較しても遜色ない。これには正直驚いた。ダイナミックレンジも十分広い。ホワイトバランスもいい。何も言わずA3に伸ばしたプリントを事務所にきた人に見せると、誰も両者の違いを見極めることができなかった。
気になるのはバッファが足りずにRAW+JEPGの場合連写が8枚どまりなくらいなこと。インターフェースは慣れてるせいもあってキヤノンのほうがいいな。
しかし落っことしても、水に沈めても大丈夫なボディでここまで写るとねえ。
撮影帰りにヨドバシで値段をチェックしてきた。ボディは19万円弱で、セットレンズが10万弱。合わせて28万円。ポイント引くと25万というところか。「お待たせいたしました、E-5入荷しました、今ならお持ち帰りできます」とPOPがたっていた。
もしボディの値段が50万円くらいでE-7とか作ったらどんなのができるんだろ?

 

ひとり飯

朝 ブロッコリー、カリフラワー、菜の花の玄米パスタ

夜 レトルトキーマカレーとレトルト寝かせて玄米

夜食 サッポロ味噌ラーメン

妻が朝早くから出かけて今日から3日間家を留守にすることになった。すると誰にも怒られないから10時過ぎまでベッドの中でYoutubeを見ていた。うつらうつらしていたら、夢に亡くなったはずの友人が出てきて僕は声をあげて泣いていた。びっくりして起きたけど、嫌な感じではなく、会えてよかった。

食堂に降りてあり合わせのもので朝食。最近料理をすることがめっきり減っていた。冷蔵庫の中からあり合わせのもので作るが、味が薄くてパスタは茹で過ぎだった。

コーヒーを飲んでいたらストーブの暖かさが気持ちいいので、3日間は食堂で映画を見て過ごすのものもいいなと思えてきた。まずは『最後の決闘審判』を見る。中世のフランスで実際に行われた実話をもとにしている。双方の言い分が対立する時、決闘で決着をつける方法があって、神が真実を知っているから決闘の勝者には名誉を、敗者は死と汚名が着せられる。

監督はリドリー・スコット。黒澤明『羅生門』と同じ内容だなと思っていたら、実際に着想はそこからきている。妻と夫と友人の三者三様の真実が語られる。近年のハリウッドで起きた「ME TO」とも関係していそうだ。脚本もいいけど、画もすごい。

なぜこの映画を選んだのかというと映画好きに勧められたから。彼が面白いですよというのを見ている。映画は最近見始めたばかりで自分ではなかなか選びきれない。3時間近く時間をとられるので、慎重になりすぎるところがある。だからおすすめをみることにしている。数を見ていくうちに映画選びの感のようなものが出てくるはず。

そういえば写真集の多くも、人のおすすめで買っている。そうすることで幅が広がるからだ。それには信頼できる写真集好きの存在が欠かせない。2B Channelもそうなりたいと思っている。

 

<2019年1月10日の日記から>

写真集を話す会

ギャラリー冬青でやっている僕の写真展では、毎週水曜日だけ21時まで開けてもらっている。
昨夜は冬青企画のイベント「写真家の本棚」だった。昨年の写真展の同企画では書籍中心だったので、今年は写真集を40冊持ち込んだ。
集まっていただいた皆さんに、こんなお題を出した。
「この中から、あなたの好きな一冊を選んでください。次に、渡部がこの中でもっとも好きな三冊をすでに決めてありますので、それを当ててみてください。一冊でも当たった方には特製トートバックプレゼント」
1時間ほど写真集を見るのだが、自分が好きと、渡部が好きだろうという両方の見方を要求される。
その後一人づつ写真集をあげてもらい、なぜ選んだのか話してもらう。僕はその本を購入した背景を説明していった。
人気があったのは奈良原一高、サラムーン、アレックソス、上田義彦、ロバートフランク、北井一夫など。
最後に僕が好きな三冊を発表。さすがに全部当てた方はいなかったが、けっこう当てられてしまった。昨夜は写真集愛を語る会になってしまった感じだ(笑)

「NFTとアート」

朝 きつねうどん、茹で卵

夜 寿司、ガーリックシュリンプ、蟹、イカ、その他諸々

2021年、アート界に最も影響を与えたキーワードとして選ばれたのは「NFT」だった。ビープルというアーティストの作品が75億円で落札されたことで火がついた。今日はTIP主催の「NFTとアート」のトークイベントにゲストで呼ばれた。2021年は突然のようにNFTが注目されたが 、「2B Channnel」では、2019年にインフォバーンCEOの小林弘人さんに来ていただき、ブロックチェーンとアートの関係性を教えてもらっていた。その後の動向についてはずっと注目していた。

NFTとはデジタルデータをブロックチェーンと紐付けてそのデータの所有を明確にするもの。コピーガードと誤解している人がいるが、その機能はない。マーケットに出品されたものを右クリックで簡単にコピーできてしまう。なぜ今NFTアートが注目されているのかは、メタバース(仮想世界)の世界の到来と関係している。簡単にコピーできるものになぜみんなお金を払って所有しようとするのかということについては、今回のトークイベントがいずれ配信されるので、ぜひ視聴して下さい。

今のNFTはtwitterが始まった頃の状態と似ていて、好き嫌いは別にしてNFTもいずれインフラの一部となるはず。それをどのように使うかは個人の価値観になる。ただ食わず嫌いは勿体無いということを話して会は終わった。

<2007年1月9日の日記から>

冷凍餃子、叉焼の炒め物。

日曜日に元アシWから電話が入った。「今八丈島にいるんですけど低気圧の強風のため2日間便が欠航になってしまって。すいません、月曜日の撮影代わってもらえませんか」
ということで、仕事始めは元アシからいただくことになった。食品メーカーパンフレットの表紙撮影。岩崎宏美だった。
火曜日は撮影の後、フォトテクニック誌の審査。日本カメラの時は5時間くらいかかったが、1時間で済んだ。やっぱり1位の作品は面白い。予想外に早く終わったので「ギャラリールーニィ」へ。浜田共美写真展「夜を往く」を見に行く。タイトルがいい。彼女は、僕のワークショップ参加者で、なんと札幌から2ヶ月、毎週江古田に通ってきてくれた人だ。その後グループ展を重ね、ついに始めての個展にこぎつけた。彼女は夜にこだわる。しかし闇ではなく光を撮っているように見える。面白いのはピントがハイライトに合っていなくて、シャドーに合っているのだ。通常ピントはハイライトに合わせるものだ。そこをあえてシャドーに合わせることでハイライトが柔らかく滲む。それが写真の魅力になっている。それと、全ての写真の露出の設定はひとつだけだ。ローライ2.8Fに感度400のポジフィルムを使い、絞り開放2.8でシャッタースピードは8分の1秒。増感とかまったくしていない。たったひとつの設定で撮られているから暗い所は暗く、明るい所は明るく写っている。それゆえ闇の中の光が見えてくるのだ。その潔さが彼女らしいといえる。お向かいのニエプスでは村上仁一写真展「続・雲隠れ温泉行き」をやっている。これもタイトルがそそる。何度か彼の写真展を見ているが、段々凄くなっていく。是非広い会場でまとめて見てみたい。

新しい石油ストーブ

朝 「コメダ」でデミグラスバーガー

夜 豚肉と白菜の鍋、お餅と納豆

快晴。午前中に買い出し。昨日の雪が凍っていた。10年以上履いているダナーライトはビブラムのソールなのでツルツル滑る。「コメダ」で朝ご飯。いつ行っても満席。妻はナポリタンを頼んでいた。コーヒーが美味しい。けど、まあまあの値段。帰りに、非常食的なものをセブンで買い込む。「あんかけ焼きそば」は外せない。「食べやすい玄米」というレトルトパックもあったのでそれも買ってみた。これはレトルトカレー用に使う。

家に戻って和室用に買った新しい石油ストーブを点火してみる。本当に欲しいやつは3万円もするので、あきらめた妻が選んだのが「トヨトミ」というメーカーのもの。「小型で使いやすそう」という彼女の意見で購入。僕はいま食堂で使っている「コロナ」がいいと主張したのだが、基本的に僕の意見は通らないことになっている。でも結果的にいい感じではある。

コタツで編集ソフトの設定をYoutubeを見ながらやっていたら、2件ほど即対応しなければならないことができて、2階の事務所部屋へ。ここには知り合いからいただいた「アラジン」の石油ストーブが置いてある。うちは隙間風が通る古い一軒家なので、エアコンとかファンヒーターよりも、石油ストーブのほうが威力を発揮するのだ。そういえば、昔マンションに住んでいた時は暖房器具って置いてなかったなぁ。あの頃はエアコンだけで十分暖かくて、寒くて目がさめるようなこともなかったし。でも、寒いけど石油ストーブのある今の生活の方が気に入っている。お湯が沸かせてお餅焼ける。いつも言っているけど「寒いのは嫌いだけど、石油ストーブは好き」なのだ。

<2010年1月8日の日記から>

東京は暖かい。

朝起きたらシカゴの町は雪に覆われていた。ホテルに迎えにきてくれたドライバーに「空港までどのくらいかかる?」と聞いたら、「渋滞がなかったら30分で着くよ」と言われる。ところがハイウェイに入るとものすごい渋滞、ノロノロとしか動かない。30分たったところで「後どのくらい?」と聞いたら「後25分ぐらいかな」。で、また25分後に聞くと「もう25分はかかるよ。渋滞がひどい」。時間にゆとりは持って出たもののちょっと焦る。結局1時間半かかって空港に到着。しかしカウンターがガラ空きで、イミグレーションも荷物チェックもあっけなく終わり余裕でサテライトにつけた。ニューヨークでも、言われるほどには混んでなかったし、フィルムを持ち込んでも平気だったかな。早く着いたのに雪の影響で出発は1時間延びた。サテライトのお土産さんでラジコンヘリコプターのオモチャを購入。3000円くらいだった。小さいけれどちゃんと浮く。日本で見たことがあってずっと欲しかった。今までは理性が働いて買いきれなかったが、ここはアメリカだし(笑)3泊5日のうち、1日シカゴで自由時間が取れた。雪は降っていなかったものの、ニューヨークより体感温度が10度は低い。歩いていると顔がこわばる。でも案内してくれた人に言わせると「今日は暖かいほう」だとか。寒いと顔が完全に固まるそうだ。シカゴ郊外にあるフランクロイドライトが最初に建てた自宅と、事務所を使った記念館に行ったり、その近くにあるへミングウェイの記念館にも。二人は同じ時代にシカゴに暮らしていた。ライトの子どもとへミングウェイは友達なのだそうだ。残念ながら寒いのと曇り空なのとで思ったようには写真は撮れず。でも最後に寄ったハンコックビル最上階から見たシカゴの夜景は素晴らしかった。ちょうど日没の頃にバーに着き、日が暮れていくのを見ることができた。クリスマス用の街路樹の電飾が道路をオレンジ色のラインに変えている。この時期しか味わえないゴージャスな夜景。昔はよく100万ドルの夜景と言ったものだが、これは1000万ドルくらいの価値がありそう。成田からの帰りも渋滞していて事務所に寄るのはあきらめて帰宅。問題は今日時差ぼけなく寝れるかどうかだ。