ライブにゲスト

朝 あんかけ野菜の玄米フィットチーネ

夜 トマトチーズサラダ、空豆とじゃがいものオイル炒め、ひき肉と豆のカレー、

水曜日は2BChannelライブの日と決めて1年半がたつ。ほぼ休まず週一度配信を続けてきた。ひとりで1時間、間を空けずに話し続けるのは大変。誰か相手がいてくれればどんなに楽か。

今回はゲストを呼ぶことができたので、その時間はあっという間に過ぎた。今回のライブでは写真集の紹介をしたのだが、配信終了後かなりの注文があったそうだ。写真集が動いてくれるのは本当に嬉しい。

僕は、最初の写真集を作ったとき、「この本は素晴らしいと思う。内容も想定もデザインもいい。でも渡部さんのことは誰も知らないからこの本は売れない。売るためにはまず渡部さんのことを伝えていく必要がある」と言われてしまった。いいものを作れば売れるというわけではないと教えられて、そこからwebサイトを作りコラムを書き始めた。

いまはマスコミに頼らなくてもいい時代だ。写真集も自分で作れる。この10年で写真を取り巻く環境は激変した。キヤノン新世紀が終了したかと思えば、ワンウォールも今年で最後だそうだ。大企業が運営する新人の登竜門だったふたつが消えるということは、単に費用の問題ではなく、やる意義が見いだせないということなんだろうか。ということは、いま新しい波が来ているということにもなる。

 

<2003年3月31日の日記から>

女性バイクバイクライダーの草分け的存在の山村レイコさんの撮影で朝霧高原へ。彼女の家のまん前には富士山がドーンとそびえている。周りは牧場で視界を遮るものはわずかに防風林だけ。高いところに登れば、遠く伊豆の海がきらめくのが見えるという。信じられないような場所。ポカポカと暖かい陽気に外でお茶をいただく。撮影ももちろん外で。バックには銀色に輝く富士山。山村さんは、30歳代にストレスで身体を壊し、この地にやって来た。富士に呼ばれたとも言っていた。いまは自分で米を作り食を大事にし、朝は4時に起き、散歩のあと富士山に登る朝陽を見るのが日課。東京での仕事と富士での生活を楽しんでいる。気分良く帰ってきたのに東京に着くや鼻がグシュグシュしてきた。今年はいつまでもすっきりしない。以前写真集をサイトから買っていただいた方から、周囲の写真好きの人たちが欲しがっているということで、10冊まとめての注文があった。ありがたいです。日記を見てくれているみなさん。誕生日や記念日のプレゼントに写真集はいかが?