17日、18日、19日は「Flow」に在廊します

朝=ひじきの炊き込みご飯の雑炊、漬物/夜=大根とひじきと空豆の梅肉サラダ、もずく酢、ゴーヤチャンプル、筍ご飯、しじみ汁

名古屋滞在中、謎の湿疹はついに全身に広がり、もう我慢できずに病院を探して診てもらった。先生は「乾燥からくるものですね」と事もなげに言うが、本当なのか? 対処用の軟膏と飲み薬をもらってホテルに戻った。東京に帰っても症状は好転せず、再度近くのクリニックへ。血液検査をしてもらって原因を探ることになった。そんなわけで、酒は絶っているし、東京にいる間は外食をせず、無理せずに大人しくしていることにしたら、少しずつ落ち着いてきた気がする。

今年からハービー・山口さんが渋谷の写真芸術専門学校の校長に就任なさったということで、お祝いをかねてハービーさんのご自宅に数人で伺った。写真関係は僕だけ。中には東大の研究員の方も。ハービーさんの話が面白くて気がついたら午前1時を回っていた。学校で是非話すべきだ。校長先生の朝礼講話やってほしい。そしてそれをアーカイブしておきたい。渋谷と写真は相性がいいからこれから何か起きそうだ。

6月10日から23日まで、「新宿プレイスM3」階で企画展をやってもらえることになった。今日下見に行ったらけっこう広い。京都と名古屋でやっているた展示作品を繋げて構成しようと思っている。

帰り道に「新宿バルト9」があるので、クリストファー・ノーラン「オッペンハイマー」を観る。「原子爆弾の父」と呼ばれているから狂気的なイメージがあったが、全く違っていた。ハンナ・アーレントの「悪の陳腐さについての報告」を思い出した。量子論好きとしては、出てくる科学者の名前がツボ。絵がすごい。モノクロ映像はとんでもないクオリテイ。しばらく字幕を見ずに映像を見ていたくらいだ。

明日から名古屋のギャラリー「Flow」に在廊します。

17日(金)は14時〜19時   

18日(土)と19日(日)は12時〜19時

「ステップアップ在廊」

昼=市場内の寿司/夜=ギャラリー近くの居酒屋 

今回のギャラリーFLOW名古屋での展示では「ステップアップ在廊」というものになっていて、最初の週はギャラリー招待でホテル代と新幹線代が出る。翌週以降は5枚売れるごとに次週のホテルと新幹線代が出る。めでたく15枚売れると4週間在廊ができることになる。現在12枚まで買っていただいてるので、ギャラリーオーナーも僕もやる気満々。毎週何らかのギャラリーイベントを考えている。

謎の発疹はついに身体中になり、痒みにたまりかねて午前中にホテル近くの病院へ。アレルギーではないそうだ。対処のための薬を塗ってもらう。乾燥肌らしいのだが、こんな状態は初めて。間違いなくストレスだよな。体調にはまったく問題ないのだけど。東京に帰ったらもう一度診てもらおう。

行ったり来たりの2週間

昼=カツオのカレー、フルーツサラダ/夜=キャベツとシラスの玄米パスタ
4月の末から京都と名古屋のギャラリーを行ったり来たり。2日間だけ東京に戻り、3本の対談動画を編集し、石井朋彦さんとの収録をしたあと、久しぶりに「2Bchannel」ライブ配信もした。そして9日(木)は京都の「Main」、10日(金)と11日(土)は名古屋の「FLOW」に在廊、12日(日)の「Main」最終日は京都に戻る予定。
実は謎の痒みに悩まされていて、いまお酒が飲めない状態なのだ。飲むと体中が痒くて痒くて。最初はダニとかにやられたのかと思っていたけど、どうやら違うようだ。何かのアレルギーか? 来週こそ皮膚科に行かないとな。自覚症状はないけど、ここ2ヶ月くらい、知らぬ間にストレスがたまってたのかな? 早くお酒が飲める体にしないと。
ギャラリーに在廊していると「2Bchannel」を見てくれていたり、僕のオンラインの「美術史講座」を受講してくれている方が本当に多くてびっくりする。新作写真集『inception』も買っていただけて嬉しい。来てくれた皆さんに、繰り返しこの写真集の話をしていたら、段々と上手に説明できるようになってきた。
『inception』のお買い求めははこちらから
https://2bh.base.shop/items/85489692

「2Bchannel」といえば、初めてバズった動画がある。2週間でなんと10万回視聴。登録者3万人弱のチャンネルとしては大事。今までそんな経験はない。その動画がこちら。赤外線フィルムで撮った夜の公園 KOHEI YOSHIYUKI「THE PARK」
https://youtu.be/Zqqv2DeDxMk

タイトルがよかったせいなのか? すごい勢いで見られている。ただ残念なことに「広告の適合性」の欄にチェックが入っていて、ほとんど収益化されていない。本来なら4万円くらいになっているはずなのに、わずか数千円。惜しいといえば惜しいのだが、致し方なし。それよりも、この勢いはいつまで続くのか興味津々。

京都と名古屋の展示

朝=戸隠の蕎麦/夜=台湾中華「高味園」

とりあえず外食は「高味園」に行っておけば間違いない。なぜ混まないのか不思議なくらいだ。混んでほしくはないけど(笑)。さて、5月の名古屋と京都の展示準備はほぼできた。そろそろ告知をする時期になってきたのでここでお知らせ。

京都はKG +として2ヶ所で展示。ひとつは僕のワークショップを終了した2Bの人たちと一緒に「ギャラリーMain」(5月1日〜12日/7、8日休)での展示。僕の新しい写真集『Inception』も販売する予定だ。

もう一つは、屋久島国際写真祭×ヴィラ九条山コラボ企画。日本人作家2名(苅部太郎、渡部さとる)フランス人作家2名(ローン・セローシ、ジュリー・ヴァシェ)の展示。ここはすでに開催中(11日まで)。ゴールデンウィーク期間でもあるので人出も多そうだ。

名古屋は「ギャラリーFLOW」で金土日の週末開催(5月3日から)。まず最初の週は宿代と新幹線代をギャラリー側が出してくれて、プリントが5枚売れると次週分宿泊と交通費が出て、10枚売れると2週分、15枚売れると、めでたく最後の週末もギャラリーに在廊できることになる(笑)。どうかよろしくお願いします。12日までは京都と名古屋の会場を行ったり来たりすることになるけど、新幹線で30分はありがたい。東京も、6月12日から23日まで「新宿プレイスM」3階で、名古屋と京都で展示したものをやらせてもらえることになっている。

京都グラフィーはギャラリーに在廊している限り見られないことになるので、今週、ちょこっと見に行こうと思っている。歩いて回るから荷物はできるだけ減らしたいのだが、ライカを持っていくかGRにするかかなり迷う。

https://genkosha.pictures/photo/24041954411

<名古屋>

渡部さとる写真展「SATORU WATANABE」

会期:2024年5月3日(金)〜5月6日(月/祝)、5月10日(金)〜5月12日(日)、5月17日(金)〜5月19日(日)、5月24日(金)〜5月26日(日)
会場:PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA  

開廊時間:金 14:00〜19:00、土・日 12:00〜19:00
住所:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目16-24 名駅前東海ビル2F 207A
TEL:070-8946-2099

渡部さとる在廊予定=3日、4日、5日、11日、17日、18日、19日、24日、25日、26日

@トークイベント

5/4 16:00~ ゲスト:現代写真研究者 北桂樹  2B CHANNEL 公開収録
5/5 16:00~ ライブ配信予定

イベントは事前予約等必要ありませんが、狭いスペースですので入場できない場合がございます( 予約不要、入場無料)


<京都>
⭐︎「inception −はじまり−」渡部さとる with 2B or not 2B

会期:2024年5月1日(水)〜5月12日(日) ※5月7日(火)と8日(水)は休廊
会場:gallery Main
開廊時間:13:00〜19:00
住所:〒600-8059 京都市下京区鱗形町543-2F   TEL:075-344-1893

渡部さとる在廊予定=5月1日、2日、6日、9日、10日、12日

 

⭐︎屋久島国際写真祭 x ヴィラ九条山コラボレーション企画展『post-』

期間:4月13日〜5月11日 11時〜17時

会場:関西日仏学館   京都市左京区吉田泉殿町8

閉館日:関西日仏学館の開館日に準ずる(日・月・祝日)

 

 

 

「Tico Tico」

朝=焼き鮭、厚揚げ煮物、納豆、味噌汁、白米/夜=タム肉と新玉のスパイス焼き、ニンジンラペと野菜サラダ、カルボナーラ

昔読んだハービー山口さんの著書に「ひとつの外国語とひとつの楽器が僕の人生を豊かにしてくれた」という一文が印象的で、僕も真似しようと思った。

47歳で英語を、57歳の時にウクレレを始めた。どちらも大したことはないが、英語で誰とでも話せるようになったし、ウクレレは毎年主催しているルデコでのグループ展のパーティで、仲間と演奏を披露している。娘が「小学生のピアノの発表会を見ている親の気持ちがわかった。失敗しないかドキドキで、まったく音楽として入ってこない」。そんなレベル。でもウクレレは小さいし、楽器の値段も大したことはないし、音も大きくないから丁度いいのだ。

今年もグループ展のパーティの発表会に向けて、「Tico Tico」を練習しなくてはならない。でも僕は楽譜が読めない。そこで助かるのがYoutube。弾き方を全部教えてくれる。https://youtu.be/AdgCQLiW3lI?si=HybL97nvToCJWZAk

これを2日間かけて1日3時間くらいやって体で覚える。3日目にはつっかえながらも最後まで通しで弾けるようになって、5日目には動画に合わせて弾けるようになる。1週間でほぼ完成で、そこから数ヶ月弾き込んで、ようやく人前で演奏できるようになる。

もう6年くらいやっていて、20曲以上は弾いてきた。でも常に新しい順に3曲しか覚えられないのは、やっぱり楽譜が読めないからだ。ひとつ覚えてはひとつ忘れていく。どんなに練習した曲でも、あっという間に忘れてしまう。

そこで気がついたのは、その道のプロというのは、それに対しての記憶力が高いのではないかということ。僕は写真に関しては高校生の頃に撮った写真の記憶が鮮明にあるし、これまで見てきた写真もかなりの確率で覚えている。だから音楽家もそうなんだろう。スポーツ選手も同じだろう。一度覚えた体の使い方を反復できる。

「 Tico Tico」は5日でかなり精度が上がってきた。僕は一旦やるとなると妻が嫌がるくらい、毎日毎日やり続けてしまう。ひさしぶりにウクレレを弾いて、まだまだ集中力があることがわかった。

本と映画

朝=トマトパスタ/夜=チョップスティックの豚チリ飯、スープ

事務所と主にプリントや機材置き場になっている部屋を、ここ数日かけて整理したらスッキリした。身軽になったとまではいかないが、スペースができた。余白が少ないと新しいものが入り込めないのかもしれない。ちょっと前まで、いろいろいっぱいいっぱいだった。空いたところには、物ではないものを入れることにした。

まずは勧められた本2冊、灰谷健次郎「兎の眼」と福原義春「文化資本の経営」。「兎の眼」は学生時代に読んだ記憶がある。冒頭の描写で思い出した。福原義春は資生堂の経営の他に、文化事業として東京都写真美術館の館長も勤めていた。写真史には、資生堂の形を作った福原信三が必ず出てくる。福原義春も写真を撮っていたそうだ。

それとNetflixの映画「フォードとフェラーリ」。フォードがルマン24時間耐久レースで戦うストーリー。個人の力が発揮されることで全体を引っ張っていけた時代。なんだか西洋的なロマン主義だなって思った。そこに憧れていたわけだけど。もう二度とやってこないんだろうな。それはともかく、前のめりになって見れるいい映画だった。次に見ようと思ってるのは、ジム・ジャームッシュの「パターソン」。映画好きのおすすめだからね。

X1D2 売ります

朝=焼きサンド、ビーツの野菜スープ/夜=ナスの蒸しひたし、節と温キャベツサラダ、餃子、納豆、味噌汁、白米

朝起きるとズーンと体が重い。わりかし落ち込まないほうなのだが、ここ最近の様々なことで体というか、気持ちがしんどい。こういうのは、本当に久しぶりだ。

こういう時は部屋を徹底的に片付ける、というより捨てる。ガンガン捨てる。使わない機材は、こういう時にみんな処分する。コロナの間に溜まったものを70リットルのゴミ袋いっぱいに捨てた。「もしかしたらまた使うかもしれない」「売れるかもしれない」というものも全部処分。

そして銭湯に行ってさっぱりして、家でハイボールを飲みながら餃子をベタらいい感じになってきた。お酒がちょっと入ったら気持ちがスーとして「ああ、だからみんなお酒にはまるのか」と実感。こんな時はちょっとだけ飲める体質でよかったな。 

 

63歳の“はじまり”

朝=和食ごはん/夜=生ハムとキャベツの玄米パスタ、野菜のオイル焼き

4月になったのだな。ここ数日暑いくらいだった。もう石油ストーブの出番はなくなってしまう。ちょっと寂しい。

1週間ほど屋久島に行って来た。今回で8回目。屋久島国際写真祭の打ち合わせと写真撮影が目的。最初の2日間は抜けるような晴天。今回はハッセルブラッドX2Dにタムロン500ミリのミラーレンズを持っていった。思いがけないものが撮れて、それが今やっている「inception」のイメージとピッタリあっていた。何かの機会に大きく伸ばして展示してみたい。

V2Dは専用レンズ以外を使うと電子シャッター制御になり、撮影中にどんなにシャッター速度を速くしても、スキャナーのようにラインで読み込むために、読み込み中に動かすと大きく歪んでしまう。これはX2Dの大きな欠点なのだが、それを利用してみた。歪むことで「うねり」を出すことができた。

屋久島から帰った翌日が63歳の誕生日だった。誕生月というのはバイオリズムでいうと一番下なんだそうだ。確かに色々モヤモヤしている古とがある。言い換えれば、これが底な訳なわけだ。63年前、日本ってどんな感じだったんだろう。歴史的には戦後の整理がついてひと段落した頃。「明日は良くなる」って思た時代か。僕の気持ちは新作写真集のタイトルにあるように「inception」。「はじまり」という意味だ。63歳のはじまりというわけだ。

4メートルのプリント完成

朝=ひじきの炊き込みご飯、玉子焼き、味噌汁/夜=出汁茶漬け、コロッケ、唐揚げ、キャベツサラダ

土日は汗ばむような陽気で、外出時、服のチョイスに困った。夜になると冷え込むし、かといって厚手のものはもういらない。

週末に5月の京都ギャラリーMainでのプリント。天井から垂らす方式にしようと思っている。なのでプリントの長さは4メートルにすることにした。実際にプリントする面積は80センチくらいで、あとは白のまま。ヒューレッドパッカードの大型プリンターを使って、レタッチャーのTさんとプリンターを操作してもらうHさんと3人がかりで始めたのだが、設定が出るまでに3時間もかかった。30メートルのロールペーパーを3本持ち込んだのだが、最後の最後、プリントが終わるのと同時に用紙が終了。ちょっと奇跡的な感じだった。これで京都での展示用16枚のプリントは完成。

月末は写真集「inception」の印刷が控えている。今日は写真集に同梱するチラシのデザイン決め。『eyes』の時にチラシを作ったのだが、とても好評だったので今回も作ることにした。写真集に解説テキストは入れず、チラシで読ませることに。写真集を見た後に読んでもらえたらと思っている。

ライカの波に溺れそうw

朝=白菜の炒め煮、納豆、野菜のみそ汁、白米/夜=おでん、おにぎり

今年は花粉症が出ない、と思っていたけどそんなことはない。一昨日から急にズルズルになった。

Youtubeライブで近況を話しているので日記はどうしても疎かになってしまう。先週は写真家中平卓馬の「カメラになった男」とパリコレファッションデザイナー中里唯馬「燃えるドレスを紡いで」の2本のドキュメンタリー映画を見た。それとアニメ映画「ブルージャイアント」。ビックコミックオリジナルで連載中のジャズプレイヤーの話で、漫画が原作。中里さんの映画を見た翌々日に、中里さんがパリコレで出した作品の一部が公開されているので見に行った。

僕の写真集「inception」」は、僕が土壇場で変更をしたため大騒ぎになったが、いい方向に落ち着いた。色校正も無事終わり、あとは本番印刷を待つのみ。「da.da」以来3年ぶりの写真集出版。これで7作目。これからは、年に一冊のペースで作りたい。と、ここで宣言(笑)

そういえば定期的に我が家にライカの波が押し寄せてくる。それはそれは大きな波で、溺れそうだよ。

猪肉を頂いたので角煮にしてみる

新高円寺の珈琲店「長月」でマンデリンとチーズケーキ食べてからすぐの銭湯へ。気がつけば3月、前回日記を書いたのがなんと2月18日。あっという間だ。毎日仕事なんだか遊びなんだかわからない用事で朝から晩まで埋まっていて、日記を書くことがスッポリ抜けてしまっていた。Youtuneで動画配信を始めてからというもの、暇な時間というものは消えてしまった。常に未編集の動画がある状態。外収録があるわけではないので、肉体的な大変さはないのだけどね。

先週は、5月の写真展の打ち合わせで京都へ行ってきた。用事が済んだあと、京セラ美術館でやっている村上隆展へ。僕と同年の作家なのだ。世界で活躍する村上隆の新作は面白かった。京都ということで、日本画を参照するように作られていて、200年後の人々がこの作品を見て「へー、2000年ごろってこういう感じだったんだ」って思うんだろうな。

今週は東京駅ステーションギャラリーの安井仲治展へ。20年前に松濤美術館で初めて見て、以来ずっと注目していた。戦前のある時期に突如現れて38歳の若さで亡くなった伝説の写真家だ。もっと若いうちに、学生時代に見ておけばよかったのにと今になって思うのだけど、あの頃は人の写真になんて全然興味がなかった。写真集を買い始めたのは30歳を過ぎてから。今の方が若い頃よりもずっと写真が面白くなってきた。

久しぶりに米沢牛

甥と姪と娘が家にやって来て、一緒にごはんを食べた。2人に会うのは12年ぶり。前回は母親の四九日だった。あの時大学生と高校生だった甥と姪は米沢を離れ、いまは社会人として独立。甥は数年前に結婚もしている。彼は高校の頃から難しい時期もあって、一時はどうなるかと思っていた。こんな風に3人が揃って美味しいお酒を飲むことができるようになるなんて、あの頃は思いもしなかった。

僕はといえば、米沢にはコロナの時期をまたいで、もう何年も帰っていない。実家があるわけでもないし、両親がいるわけでもないし、帰ったとしても墓参り以外、何もすることないしなと思ってしまう。大好きな米坂線も数年前の大雨で橋が落ちてしまって途中で止まっている。「da.gasita」は遠くなりにけり。米沢にノスタルジーを感じることはなくなってしまった。かといって東京人でもないしなとも思う、もうすぐ63歳。