額を見に来てくださいw

朝=肉そーめん/夜=キャベツと茗荷の黒酢あえ、カレー

新しいカメラがやってきて、嬉しくて触り倒している。近所の神社でお祭りがあったので撮りに行く。700グラム以上ある大きくて重い40万円以上するXCD65mmF2.8というレンズをつけているので、機動性のかけらもないけど、写りは抜群にいい。今まで使っていたX1D2のボディだとAFが遅くて使う気になれなかったのだが、X2DになってからはAF制度が格段に良くなった。

このXCD65mmというレンズの周辺描写は全然良くない。絞りが開放だと大きく伸ばした時に流れているのがわかる。でも中心部の盛り上がりはすごい。国産のレンズは周辺と中心の差がないほど「良い」とされているけど、ハッセルの設計者の感覚はまるで違う。「真ん中にドン」と被写体を置くためのレンズ設計。

今週木曜日まで、東西線の東陽町駅から徒歩5分程にある江東文化センター2F展示ロビーで「8x10(エイトバイテン)」で撮られたグループ展をやっている。僕も参加していて6点のプリントを展示中

 https://photoandculture-tokyo.com/contents.php?i=2711 

その中の2点は鉄の廃材を使った額を使っている。鉄のアーティストの方に、ハンドメイドで作ってもらったもので存在感がすごい。ずっとアルミの額を使っていて、さすがに飽きていた。最近はいろんな額を探しては購入していたのだが、この鉄の額は最高にしっくりきた。是非写真でじゃなく、額を見に来てください(笑)

<2021年9月4日の日記から>

「100年に一度の天才と言われている若者が個展やっていますから見てください」と教えてもらったので、神保町まで見に行った。作者の大西ちふは18歳で岡本太郎賞を受賞。高校3年生18歳の時だ。2会場で行われていた展示はすでに回顧展の様相を呈していた。圧倒的な質量。作品の多くに販売を示す赤丸がついている。20年後には価格は100倍くらいになっているかもしれない。中学生からすでに完成された、いや何を持って完成というか分からないが、とにかく見るものを圧倒する。ひとりで戦後美術史をやっているんじゃないかというくらい。フリーダカーロ、フランシスコベーコン、エドワードホッパーも。太い線で輪郭を描くのは日本的だし。すごいもの見ちゃった。その足で「南青山ギャラリーストークス」で服部一人写真展。彼は現在日大芸術学部の准教授で、僕の同級生。彼が学生時代に旅先で撮った写真が展示されている。プリントは今年焼いたものだが、こんなにすごいプリント久しぶりに見た。とても学生が撮ったものだとは思えない。彼が大学2年と3年の間ぐらいの春休み期間で撮ったものだというから20歳だよ。モノクロプリントが好きという人は見に行った方がいい。驚くから。夜はビールじゃなくてワインでも飲もうと思って床下収納のから1本取り出した。自分で買ったものではなくて、頂き物だったり、娘が買い集めているものだから、値段とかさっぱり分からない。コルクじゃなくてスクリューキャップだから、なんとなくリーズナブルなのかと選んだ1本が、なんとべらぼうにうまい。「こんなに美味しいということは…」とアプリで値段を調べたら、5千円以上するワインだった。どうりで美味しいわけだ。娘にまた怒られそうだ。でも開けちゃったから「今日はお祝いだ」ということにして飲んだ。

<2007年9月3日の日記から>

土曜日はワークショップ22期の第1回目だった。開始当初8回だった講座は11回に増え、人数も午前午後4人づつだったのが6人になり、部屋も大きくなった。それでも内容は相変わらずモノクロフイルムで撮影しプリントをする繰り返し。同じことをやっていて飽きないの?と聞かれることがあるが、今のところまだ飽きていない。1回目は、毎回僕も受講者も手探り状態で始まる。僕は聞き手の写真に対する知識を探りながら話す内容をちょっとづつ変えていく。11回を終了するころには露出計がなくても写真が撮れる様になるのが目的だ。露出計がなくても写真が撮れるということは、どんなカメラでも使うことができるということだ。日曜日は9月25日から渋谷ルデコで行われるワークショップグループ展の打ち合わせ。2階、3階がワークショップグループ展、5階が「猫」展6階が「漂流者展」と、前回に続きルデコジャック。期日が迫ってきて参加者に緊張感がでてきた。たかが6,7枚の写真を展示するのがこんなに大変だとは思ってもいなかっただろう。月曜日、整体師の人に来てもらい身体をみてもらう。この人は脈を診ただけで昨日頭痛があったことがわかるのだ。それも「我慢できないほどじゃないけど、違和感はありましたよね」と指摘するのだ。確かに昨日の夜は軽い頭痛があったので皆と飲みに行かずおとなしく家に帰ったのだった。今日診てもらったら「腰はもう大丈夫。大事にならなくてよかった。身体を冷やさないでね。水物は控えめに」ということだった。夏場は水を飲まなくてはならないという脅迫観念が余分な水を摂取し、身体を冷やしていたようだ。来週のインド行きに不安がなくなってよかった。