ひとり飯

朝 ブロッコリー、カリフラワー、菜の花の玄米パスタ

夜 レトルトキーマカレーとレトルト寝かせて玄米

夜食 サッポロ味噌ラーメン

妻が朝早くから出かけて今日から3日間家を留守にすることになった。すると誰にも怒られないから10時過ぎまでベッドの中でYoutubeを見ていた。うつらうつらしていたら、夢に亡くなったはずの友人が出てきて僕は声をあげて泣いていた。びっくりして起きたけど、嫌な感じではなく、会えてよかった。

食堂に降りてあり合わせのもので朝食。最近料理をすることがめっきり減っていた。冷蔵庫の中からあり合わせのもので作るが、味が薄くてパスタは茹で過ぎだった。

コーヒーを飲んでいたらストーブの暖かさが気持ちいいので、3日間は食堂で映画を見て過ごすのものもいいなと思えてきた。まずは『最後の決闘審判』を見る。中世のフランスで実際に行われた実話をもとにしている。双方の言い分が対立する時、決闘で決着をつける方法があって、神が真実を知っているから決闘の勝者には名誉を、敗者は死と汚名が着せられる。

監督はリドリー・スコット。黒澤明『羅生門』と同じ内容だなと思っていたら、実際に着想はそこからきている。妻と夫と友人の三者三様の真実が語られる。近年のハリウッドで起きた「ME TO」とも関係していそうだ。脚本もいいけど、画もすごい。

なぜこの映画を選んだのかというと映画好きに勧められたから。彼が面白いですよというのを見ている。映画は最近見始めたばかりで自分ではなかなか選びきれない。3時間近く時間をとられるので、慎重になりすぎるところがある。だからおすすめをみることにしている。数を見ていくうちに映画選びの感のようなものが出てくるはず。

そういえば写真集の多くも、人のおすすめで買っている。そうすることで幅が広がるからだ。それには信頼できる写真集好きの存在が欠かせない。2B Channelもそうなりたいと思っている。

 

<2019年1月10日の日記から>

写真集を話す会

ギャラリー冬青でやっている僕の写真展では、毎週水曜日だけ21時まで開けてもらっている。
昨夜は冬青企画のイベント「写真家の本棚」だった。昨年の写真展の同企画では書籍中心だったので、今年は写真集を40冊持ち込んだ。
集まっていただいた皆さんに、こんなお題を出した。
「この中から、あなたの好きな一冊を選んでください。次に、渡部がこの中でもっとも好きな三冊をすでに決めてありますので、それを当ててみてください。一冊でも当たった方には特製トートバックプレゼント」
1時間ほど写真集を見るのだが、自分が好きと、渡部が好きだろうという両方の見方を要求される。
その後一人づつ写真集をあげてもらい、なぜ選んだのか話してもらう。僕はその本を購入した背景を説明していった。
人気があったのは奈良原一高、サラムーン、アレックソス、上田義彦、ロバートフランク、北井一夫など。
最後に僕が好きな三冊を発表。さすがに全部当てた方はいなかったが、けっこう当てられてしまった。昨夜は写真集愛を語る会になってしまった感じだ(笑)