深夜トイレの窓を開けると雪が降っていた。
朝になっても降っていて地面がうっすら白くなっている。今日は用事があってギャラリーに行くつもりはなかったが、気合をいれてα7の動画で雪のギャラリーを撮りたくて予定を変更して京橋へ向かった。
ところが着く頃には雪は雨に変わっていて期待通りの絵にはならなかった。仕方がないのでみぞれ模様の外観と中の様子を撮影。
撮ったものをPCに落とそうとしたがα7の動画ファイルが特殊で一括でPCで読み込めない。やりようがあるのか、設定が悪いのか。四苦八苦してフォトショップに取り込んで編集してみた。フォトショップでも動画を編集できるのだ。
ちょっと前から動画に目覚めてiPhoneではちょこちょこ撮ってiMovieでつないでいる。いくつかはFacebookに上げている。
そこへ藝大のロバートフランク展を見たものだから余計に火がついた。彼の動画は動画のセオリーとかまったく無視で、まさに動いている写真。
ワイドからアップにして、カット割りしないでまたワイドに戻るガチョーンズーム(谷啓のガチョーンなんてもう若い人は知らないようなあ)はあるし、ブレてるしボケてる。撮りながらピント合わせてるし。
でもそんなの関係ないんだと思わせる。なんであんなにカッコ悪く撮れるんだろう。カッコ良く見せようとする自意識なんて微塵もない。あんな風に動画を撮れたら。
そうは思っていてもα7で撮るとやっぱりピントは合わせてしまうし、ブレないように三脚を使って撮影してしまう。できた絵はきれいだが物足りない。むしろiPhoneで撮ったほうがいい気がしてきた。
iPhone7か(笑)