フィルム現像をやってみた。実に久しぶりの感触。
買ったばかりのオートローディングのプラスチックリールを試してみた。何の抵抗もなくスルスル巻ける。これは便利だ。
ところがライカやベッサなのどフィルムを順巻きではなく逆巻きに巻き上げるタイプのカメラは、カールが通常と反対に強くかかっていてオートローディングには不向きだということが分かった。
こんなときはやっぱりステンレスリールがいい。
トライXをうろ覚えのマイクロドール1:3希釈23度13分というデータで現像したら薄めのネガが出来上がった。
T-MAXはフィルムのパッケージの裏側に各種現像液に対応する現像時間が記載されてあれがトライXには書いていない。
ちょうど事務所に来た知り合いに教えてもらって24度13分30秒でやってみたら濃度はあってきた。
1本づつ現像し、3本終わる頃には手順が慣れて昔の感覚がよみがえる。
でもこれを毎回10本近くやることを思うと堀内カラーは偉大だと感じる。
まあ近頃頭でばかり写真を考えていたから、手を動かしてバランスを取るにはフィルム現像はちょうどいいかもしれない。