トマトシチューはカレーに化けた。

毎日ローライで撮ったプリントを見ている。「天才だ!」と思っていたのに日々それが「大丈夫か?」となってくる。

何度も何度も見ているうちに訳が分からなくなってくる。もうちょっと数がほしいところだ。

モノクロプリントをやっているのに自分でフィルム現像をしていない。珍しいとよく言われる。大事なのはプリントよりも現像だともよく言われる。

最初からやっていなかったわけではなく、写真を始めた高校生の頃から30歳の頃までは自分でフィルム現像をしていた。

これがいい、と言われたことは大抵やった。Masukoのタンクも使ったしバケツ現像もやった。現像液も色々試した。今も大型半自動現像システムJOBOもある。

フィルム現像は嫌いじゃない。むしろ好きだ。無から有ができる感動はプリント以上かもしれない。

でもヘタクソ。最後まで丁寧にできない。定着が終わると何が写っているかもどかしくてリールから外して傷をつけたり、早く乾燥させてプリントしたくてドライヤーを使ってホコリをつけたり。完成度の高いネガをコンスタントに作れない。

仕事が忙しくなって現像を堀内カラーに頼むようになった。その仕上がりの均一さがプリントを楽にししてくれた。

でももう一度フィルム現像をする気になってきた。今なら丁寧にやれそうな気がするし。

今日ヨドバシの買出しの時に久しぶりにフィルム用現像液マイクロドールXとフィルム用定着液フジフィックスを購入。

基本は20度10分だったような覚えがあるが、なにしろ15年以上やってないし、希釈率1:3で13分だったかなあ。

昔のメモはもうないし、一から始めるしかないか。