気になる

朝=きのこの玄米パスタ/夜=キャベツと三つ葉の温サラダ、カレー

11月になっても夏日だと思っていたら急に冬になった。ということで石油ストーブ投入。寒いのは嫌いだけど、石油ストーブの生活は好き。昔は夏が好きだったけど、最近はむしろ冬の方がいい。これは仕事のほとんどが家でできるからだな。

2B Channelでお世話になっている石井さんが、パリフォトに行っていて、その様子を動画で送ってくれた。「djiオズモポケット3」という小型軽量のVlog機で撮ったものだが、おそろしく画質がいい。ジンバル内蔵で手ぶれは全くなく、音声も極めていい。すごいものが出たなあと感心してしまう。

石井さんに、出発前にちょっと触らせてもらったのだが操作性も良い。しかも価格が7万円くらいと、このカメラインフレ時代に激安とも言えるほど。知り合いも何人か買ったみたいだ。

2019年に2B Channelを始めたとき、手伝ってもらっていたレタッチャーの塚本さんが、その当時出たばかりのオズモポケットの1型を持っていて、収録に使わせてもらったのだが、感想は「面白いね」というくらい。結局オズモポケットは購入することもなく、似たようなアクションカメラのGoPro9を手に入れた。しかしほとんど出番なし。本体が小さすぎて、撮っている感じがしない。

ジンバル用にソニーのVlog機を3台も買ったけど、思った感じでは撮れない。そこらへんのモヤモヤを一掃してしまうようなものが今回のオズモポケット3。これでdjiが儲かってグループのハッセルブラッド支援になれば、それはそれでいいんだけどね。石井さんの動画をみていたら、また海外のフェアに行きたくなってきた。アルルかパリフォトか、来年はどっちかは行こう。どうせなら観客じゃなくて、またプレーヤーで参加したいな。

〈2021年11月13日の日記から〉

松本の写真集用のダミーブック作り。まずはめぼしいものをプリントして床に並べる。72ページあるのだが、判型がA4を半分にしたA5なので基本見開きで32枚使う。そうするとページを開いたときにA4サイズの写真になって見やすい。観光目的だけど、観光写真っぽいものは1枚もない。構成は小細工なし、写真がどーん、どーんと続く。A4にプリントしたものを半分に折って、重ねてみてパラパラしてみる。「ああ、俺って天才」。夕方からYoutubeの配信で「キヤノン新世紀」のグランプリ発表があった。7名の優秀賞受賞者が最後のプレゼンを東京都写真美術館1階ホールで公開で行う。それを昨年から配信でも見れるようになったのだ。僕はこの審査を毎年見ているけど、予想が当たったことがない(笑)。今回ライブで見ていて、プレゼンも作品もともに光岡さんに決まりだと思っていた。もしかしたら千賀さんの逆転あるかとも思っていたら、なんと賀来庭辰さんだった。作品は湖をモノクロの動画と静止画でまとめたもの。会場で見てとても好感のもてる、僕が好きなタイプの写真だったが、グランプリを取るとは全く予想していなかった。最後の選評においても「なぜこの作品だったのか」ということについてほとんど言及されていなかったように思う。これで30年の歴史を閉じることになるキヤノン新世紀。もうメーカー主導イベントの時代ではなくなったということだ。