石川竜一写真展は今週18日まで

朝 大豆シリアルとヨーグルト

昼 親子丼

夜 焼きそば、そら豆とカブのグリル

 

写真家の公文健太郎さんのインタビュー。彼は現在40歳。もっとも売れっ子のフォトグラファーだ。実は彼とは20年前に『アサヒカメラ』主催のワーキングで1年間一緒だった。

その時僕は目を悪くしたばかりで、仕事が激減し何かをしないとと思っていた。43歳の僕、そして22歳の公文さんはまだ学生だった。まさかこうやってインタビューする日がくるとは。

機材の話になって面白かったのは、彼はキヤノンEOSR5を使っているのに、レンズはわざわざマニュアルフォーカスのキヤノン製のシネレンズを愛用しているそうだ。公文さんはキヤノンのテレビCMを撮るくらい動画のプロでもあるわけだから、シネレンズはよく使うのだろうが、静止画にもわざわざマウント改造してEOS用にしている。

わけを聞くと「絞りを開けてもピントのあったところからなだらかにボケるし、きれいなフレアが出る。それにマニュアルフォーカスの方が集中しやすい」と言っていた。

これを聞いて俄然シネレンズが気になってしまった(笑)。ただ値段は1本100万円。個人で所有するものではなく、普通はレンタルするものらしい。それを彼は3本所有している。やるなあ。

公文さんは「結局レンズなんですよね」と言われて大きく頷く。やっぱりそうだよね。

 

一旦家に戻って機材を置いてから渋谷宮下パークビル3階にあるギャラリーに石川竜一写真展「いのちのうらがわ」を見に行く。

先日2BChannelで対談した渡邊浩行さんが、今もっとも注目している写真家で「是非見に行ってください」と言われていた。渡邊さんは今回の展示の石川さんのプリントも購入している。

 

https://bijutsutecho.com/exhibitions/7562

 

「プリントを買うのは楽しい」という動画をずっと編集していたものだから、もう見に行く前に「プリント欲しい」という気持ちになってしまっている。webのイメージ画像になっている雪の上の内臓の写真がとにかくきれいで、いままでの「きれい」という感覚が変わってしまう。

8x10インチくらいの大きさで6万円プラス税。いけないことはないということで購入。妻には内緒にしておくつもりだったが、家に帰ったら「誰のプリントを買ったのかな」となぜかバレていた。

仕事の連絡用に使っているFacebookのメッセンジャーのアカウントを妻に教えていたのをすっかり忘れていた。渡邊浩行さんとの「買っちゃったぜ、イエー」的なやりとりを全部見られてた。

僕にプライベートはない。