朝=あんかけ玄米パスタ、ゆで卵/夜=親子丼、レンコンの黒酢炒め、味噌汁
すでにハッセルブラッドはスウェーデンの会社ではなく、中国DJIの傘下になっている。僕の持っているX1D2は「DJIハッセル」と呼ばれているくらいだ。DJIといえばドローンで国際的な会社になり、映像部門でも一流メーカーの仲間入りをしている。そのDJIが、ハッセルブラッドのOEM機を出すという噂だ。リーク画像とされているものは、まんまX1D2。価格はいくらに設定するんだろう。同じ性能で価格が安ければ人気が出るんじゃないだろうか。これまでハッセルブランドだから価格もそれなりだったが、DJIにすればその枷も外れるだろうし。OEM機は残念ではなくてむしろ歓迎。ボディがもう一台欲しいと思っていたのでそれはDJIでいい。いやならシールでも貼っておく。多分シールをどこかの店が売り出すはずだ(笑)
このDJIネタを教えてくれたのが、我が家にやってきたフジの中版ユーザー。ズームレンズ付きの1億画素数モデルを持ってきた。フジは手ぶれ補正も付いているし、AFもそこそこ使える速さだし、レンズも安くていいものがあるし、これからはDJIに頑張ってもらうしかないか。
<2006年4月17日の日記から>
新宿エプサイトに上田義彦写真展「at Home」を見に行く。上田義彦は僕のとても好きな写真家のひとりで、彼の撮るポートレート写真には、大きく影響を受けている。その彼が、長年撮りためた家族のスナップを展示するというので、楽しみにしていた。想像しうる、もっとも理想的な家族スナップが展示されていた。こんな家に住みたいし、生まれたかったなあ。
娘が中学生になった。真新しい制服で学校に行っている。朝、彼女が出かける支度をしているところや、夜テレビを寝そべって見ているところをローライで撮っている。でも、娘は写真を撮られるのが本当に嫌そうだ。僕がカメラを持つとプイッと背中を向ける。だから今撮っている写真は背中ばかり写っている。娘が言う「なんでお父さんは私の写真ばっかり撮ってるの!」住んでいるのは賃貸だから、しばらくしたら今のところから引っ越してしまうだろう。かわいそうなことだが、彼女には懐かしめる実家というものは存在しない。だからせめて、写真の中にとじこめておきたい。将来、背を向けて写っている自分の写真を見たら、その頃のことを思い出せるはずだ。でも実はそんなことより、撮っていて面白いのだ。背を向けた横からのぞく表情が大人びてきているのが分かる。娘には内緒で写真展をやりたいくらいだ。週末に娘を始めてきちんとしたホテルのレストランに連れて行った。食事の前にはラウンジでお茶をのんで雰囲気を味あわせる。料理がおいしいところは他にもたくさんあるが、最初はホテルがいいと思ったのだ。