朝 チーズとベーコンの玄米フィットチーネ
夜 ポークカレー、玄米、茹で卵、茹でキャベツ
東京の感染者数1万人突破。嬉しくない。さすがに外に出る気がしないので、妻のカレー作りの手伝い。スパイスと玉ねぎを炒める係。目が痛い。カレーは我が家の必須アイテムで、お客さんが来る時にもよく出している。
何もやることないならYoutube動画でも作ればいいのだが、α7Ⅳをいじっているうちに時間が過ぎる。動画もそうだけど、写真の写りがいい。今までのソニー機とは明らかに違う。スタンダードでちゃんと色が出るし、ナチュラル。キヤノンほどではないが、撮って出しに耐えられる。昨年α9Ⅱと7RⅢを借りて撮影した時は、色とコントラストが好みではなく、後処理にちょっとうんざりしていた。元の画像が好みじゃないと、いくら直してもピンとこない。それが今回は「お、いいじゃない」という感じがしている。当然ハッセルブラッドが一番なのだが、実はリコーGR3Xの出す色がかなりいい。GR3と同じ画像エンジンということだが、ちょっと信じられないほど変わっている。もし本当にそうならレンズ性能がいいんだろう。
夕方5時過ぎにお風呂に入り、夕ご飯を食べて8時から「写真史」講座1回目の再配信。内容は「ドキュメンタリー写真」について『LIFE』から始まって日本の『PROVOKE』までを話した。日曜日にやった内容をその週の土曜日にもう一度生配信するのだが、いつも土曜日の方がうまく話せる。
<2007年1月23日の日記から>
写真家の鬼海弘雄さんと2Bで打ち合わせ。作家のオリジナルプリントを作家の解説つきで見せてもらう「ビューイング」を昨年からワークショップ終了者を対象におこなっており、今回で3日目となる。鬼海さんはワークショップの中でも人気がすこぶる高い。作家を前に作品を見ることができ、ダイレクトな質問をすることができるのは楽しい。打ち合わせの後、何人かで中華料理屋へ。以前鬼海さんに「デジタルは使わないんですか?」と聞いたところ「ザルから愛情がもれるような気がするから使わない」と言っていた。なのにこの頃使ってみたくなったらしい。「小さくて、いいデジカメは何がいい?」と聞かれたのでリコーGRDを勧めた。そしたら鬼海さんはファインダーがないと嫌だという。ひとりが持っていたGRDにコシナの外付けファインダーを付けたのを見せたら大喜び。今度海外で使ってみようかと言い出した。
土曜日は「日本カメラ」の月例コンテスト年度賞表彰式だった。ホテルの宴会場での立派な会だ。1年間戦い抜いたものだけが集まれる。晴れやかな感じがよかった。審査で写真は知っていても皆始めて会う人ばかりだ。ほとんどが年配者。しかしカラープリント年度賞1位は若干23才。僕は彼の昆虫写真が好きだ。将来彼が有名になったら「あいつは俺が見つけた」と言ってやろう。現在モノクロ印画紙の供給最大手のフォルテが工場閉鎖になることが決まったようだ。ということはフォルテで作っているベルゲールも生産中止となるわけだ。ようやくベルゲールに慣れた矢先の出来事に唖然。またしても印画紙難民となってしまう。今日ヨドバシでベルゲールの印画紙を棚買い。でも使いはじめたらあっという間だ。