昼、コンビニに売っていた「すみれ」の味噌ラーメン

ようやく青森のプリントに手をつけた。ベタ焼きまでは作っていたが、その後なかなか時間がとれなかった。

普通はコストが安く手軽なRCペーパーを使ってラフプリントをつくるのだが、今回は写真展用にと仕入れていたフランスはベルゲール製の印画紙を試す意味もあって最初から大四つ切にプリントしてみた。

ベルゲールは好みの印画紙だが値段が高い。通常25枚入り大四つ切が1万2千円もする。

だからヨドバシカメラのアウトレットコーナーで4800円で出ているものをせっせと7箱も買っていた。

まずはコントラストと濃度を変えながら数枚焼いて、後はそれにしたがって10枚ほどざっとプリント。水洗バッドの中でユラユラ泳ぐ印画紙は、ハイライトが光っていてなかなかいい感じに見える。

久しぶりに「俺って天才」って思う。

ところが今朝、乾燥したプリントを見るとなんだか表面に艶がない。アイロンの親分のようなプレス機で、乾いてくしゃくしゃになった印画紙を平らにすると、光沢感が出てくるものだと思っていた。

なのに出来上がったプリントに光沢感はない。以前使ったときとなんだか感じが違うなあ、と以前のプリントを引っ張り出して比べると、こちらはやっぱりツヤツヤしている。

「もしかして」と印画紙の箱を確認すると… 「半光沢紙」と書いてあるではないか。

あいたた… やってしまった。

悪い印画紙ではないのだが、光沢紙を前提に全てを考えていたから、なんか感じがしっくりこない。

とりあえず30枚くらいをざっとプリントしてみる。翌朝それをプレス機にかける。う〜ん…

天才はどこかへ消え去ってしまったようだ。