iPhoneが使えるようになって生活がちょっと変わった。
今まで携帯プレーヤーを使っていなかったし、あまり積極的に音楽を聞く生活をしていなかったのだがituneかた昔聞いていた音楽をダウンロードしてみることにした。
学生の頃アパートの一室で聞いていた曲、斉藤哲夫の「バイバイグッドバイサラバイ」を何十年ぶりかに聞いた。
懐かしい!お金が全然なくて、傘が買えないから雨の日は学校にも行けずじっと部屋で過ごしていた生活を思い出した。でも全然寂しいとか不安だとか考えたこともなっかたなあ。
たとえ貧乏でも明日が想像できる日々は楽しい。
上海の写真家海原さんが一時帰国して僕の事務所に遊びに来た。お土産は簡単にセットアップできる傘トレとストロボスレーブセット。
ベテランプロならではのチョイス。海原さんは昔から機材選びが上手でいつも感心していた。
現在の課題はいかに機材をコンパクトに使いやすくするか。デジタルカメラの進化によって機材の選択がガラリと変わってきた。
ロケでは大型ストロボの光量は必要としなくなった。となればバッテリータイプの小型ストロボをどう効率よく使うかが大事。そのための傘トレでありスレーブユニットなのだ。
元アシのSが久しぶりの撮影なので、と照明機材を借りにやってきた。彼女がアシスタントしていたときはハロゲン光のRIFAを多用していた。
だからSは未だにRIFAを使おうとする。三つ子の魂とはこのことだね。
Sは幸せな生活を送っているようだ。元アシスタントが上手くやっているのを見るのは嬉しい。ある時期一日のほとんどを一緒に過ごす存在。
その顔を見ると一緒にやった仕事が蘇ってくる。