近頃気に入っている朝食は「とろろうどん」

ギャラリー冬青でやっている写真展の話を、モノクロプリントが好きなものの間で良く聞く。
Hiroshi Watanabe写真展 "Observations
http://www.tosei-sha.jp/gallery-top.htm

アメリカを中心に活動している55歳の日本人の作家で6つのギャラリーと契約販売している。だからどこかのギャラリーでプリントが売れてエディションが進むごとに各ギャラリーにFAXが届いて価格が変動していく。

ハッセルで撮られたモノクロプリントは薄い調色がかけられていてとてもきれいだ。世界で売れる基準を見るようで面白い。

冬青には写真集の打ち合わせに行った。7月に冬青で行う写真展に合わせて写真集を作れないかと思っている。

前回の「南の島」のように場所で区切るのではなく、今まで撮ってきたものを大くくりで見せたい。だからページ数も多くしたいし、カラーもモノクロも入れたい。そうすると当然コストもかかる。

今回はその思いを冬青に伝えるため今までの作品のほとんどを持っていった。場所も、フォーマットも撮りかたもバラバラ。それをなんとか1冊にまとめたい。

僕が以前撮影したディルアングレイの写真集は450ページあった。コンパクトデジカメとローライのネガカラーと35ミリポジで撮っている。そんな感じ。

さすがに450ページは無理なので250ページで見積もりを取ってもらうことにした。次回行くときは写真をすべてキャビネくらいに焼いて大雑把なセレクトをかけることにした。

夜に一昨年ミャンマーに行ったもので食事会があった。その中のふたりが今日から写真展を開く。

大野葉子 写真展 「アラビアの故郷〜イエメン〜」
オリンパスギャラリー
1月18日(木)〜24日(水)日曜休館
AM10:00〜PM6:00
http://olympus-imaging.jp/plaza/gallery/2007/gallery070118.html

荻野NAO之 写真展 「舞妓を受け継いだ少女」
キヤノンギャラリー銀座
1月18日(木)〜24日(水)日曜休館
AM10:00〜PM6:00
http://www.naogino.to/

偶然他会場で同じ日程での写真展になる。大野さんは昨年フジフォトサロンで「トン族」の写真展を開いいる。荻野さんはまだ若いがニューヨークや台湾でも個展の経験がある。国外で活動してみたい人は話を聞くと面白いと思うよ。

その後勝鬨橋デニーズに場所を移し、5人のカメラマンで内輪話。終電ギリギリで帰る。