今日からギャラリー冬青で渡邉博史写真展 Japanese Studies −日本を学ぶー」が始まる。http://www.tosei-sha.jp/gallery-top.htm
今回は日本を舞台としたものだ。正方形の画面が美しい。モノクロ好きのためのモノクロ写真だ。
昨年の展示で初めて渡邊さんを知り、そのプリントに魅せられ、オリジナルプリントつきの写真集を購入した。
一言で言えば気持ちが良くなる写真だ。新しさや、斬新なテーマ、あっと言わせる手法はない。
しかし丁寧なプリントはいつまで見ても見飽きることはない。その中には薄いベールに包まれた塊が存在する。
10月17日(金)19時より渡邊さんのトークショーのお相手をつとめることなった。
(予約はギャラリー冬青までgallery@tosei-sha.jp)
いつも通りトークショーでは、僕自身が聞きたいことを聞いていく形をとることになった。アメリカにおける写真制作の実際やテクニカルなことまで聞きたいことは山ほどある。
渡邊さんが写真家を志したのは意外や40歳を越えてからだと聞いた。そしてわずか10年でアメリカのギャラリー5店舗で取り扱われる写真家となったそうだ。
海外で活躍する写真家の話はいつも興味深い。今回もたくさんの話が聞ける思います。