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出発前にガイドブックを探したが「地球の歩き方」しか見つからなかった。観光をする場所ではないということだ。軍事政権ゆえ通信が規制されており日本から現地のホテルに連絡がつきづらい。ガイドを雇わない限り、移動は困難。個人旅行、特にバックパック族には敷居が高い国だ。

通貨単位は「チャット」。公定レートは1チャット18円。ところが実際の流通レートは1000チャットで100円くらいなものだ。1チャット0.1円というこtになる。実に180倍!そのため闇換金が行われている。1

マーケットに行くと、すれ違いざま換金を持ちかけてくる。その場で換金すると見張りの軍人に逮捕されるため、お店に行って換金するようだ。

食事はお米が主食。インド、バングラデシュが隣国のためか、カレーの煮込みが多い。鳥、豚、牛、魚なんでも食べる。ただし油っぽい。野菜は炒めものにする。メニューの種類は少なめだ。

お米はタイ米のような長粒種。炊き上げるのではなくて、湯でこぼしてぬめりを取るサラサラタイプだ。カレーや炒め物の油と混ぜて食べる。

ミャンマーはお米を食べる仏教徒。だから日本人とメンタリティが近いのかも知れない。

こんなところがミャンマーのアウトラインだ。