午前中打ち合わせ。ある作家と作る3冊目の本。
前二冊とイメージを変えたいというので編集者、デザイナーを交えてのミーティング。作品を前に「ああでもない、こうでもない」。はたから聞いたら雑談としか思えない話を2時間する。しかし雑談には、往々にして大事なヒントが隠されている。
結局は、出た案を一度テスト撮影してみることで落ち着く。早くも新部屋の利用価値がでてきた。
その後渋谷の「シアターD」で若手芸人「アメリカザリガニ」の撮影。舞台、控え室、屋上で彼らを撮る。立ち姿に雰囲気がある。もしかすると今年中にブレイクするかも。
先週撮ったものを納品に「ARIGATTO」編集部へ。今月号が出来上がっていた。早速特集のページをめくる。真俯瞰の料理写真は、もうちょっとコントラストがあってもよかった。あえて400のポジフィルムをつかったのだが… 35ミリじゃなくてブローニーの方がよかったかな。そのほかのページはおおむね満足。特集、連載あわせて20ページ以上撮っている。
暗室の隣の部屋は部屋番号をとって「２B」と呼ぶことにした。「２B」の居心地のよさは格別だ。思わず撮影から帰っても長居をしてしまう。
車に戻ったらしっかりタイヤにチョークでマーキングがしてあった。あぶないあぶない。
