朝 ホットサンド、野菜のトマトスープ
夜 おでん、焼きおにぎり
美術史講座の1回目無事終了。質問が鋭すぎて、次回の宿題にさせてもらう。土曜日に再配信(ライブ)があるので申し込みはまだ間に合います。講座の概要はこちら
https://satorw.hatenadiary.com/entry/2022/02/23/151946
Mac Sutudioが気になる。今使っている2019年製のMacbook Pro16インチはインテル製のCPUで発熱が大きいせいでファンが唸るように回る。それが収録時や配信時にノイズになってしまうのがずっと気になっていて。下取りという項目に自分のモデルを打ち込んでみたら6万円くらにしかならない。そりゃないでしょ。そう考えると、カメラの下取りって高いんだなあ。レンズなんて買った時より高くなるものがあるくらいだ。世の中にはこれがあると「ちょっと便利」というものがたくさんあって、一度それにハマると次から次へと買ってしまう。 2年間ほどどこにも出れなかった反動か、そういう買い物が多かった気がする。
そこへ、今日やってきた動画の撮影ディレクターからアナモルフィックレンズを見せられて、気になってしょうがない。アナモルフィックレンズとはレンズの先端がかまぼこのような形をしていて、撮影時に横幅を1/2に圧縮して、映写時に 2倍に戻すレンズのことで、シネマトスコープ映像を作ることができる。すると望遠なのに横幅がある不思議な遠近感が得られる。
以前このレンズを使った動画を見たことがあるが、かなりかっこいい。マイクロフォーサーズ用が市販されているのは知っていたが、実物を初めて見た。いいなあと思いつつ、おそらく「買うととちょっとの間テンションが高くなるけど、すぐに飽きそうなもの」になりそうだ。
<2003年3月14日の日記から>
「デジカメと露出計」 撮影していると「この頃露出計って使ってないよねえ? 前はいつもカチカチ測ってたのに」と編集者が言う。首から下げたデジカメD60が露出計代わりになって久しい。「うーん、ロケはね。スタジオじゃ使うよ」とは言ったものの、スタジオ撮影でもデジカメが露出計代わり。「もうちょっと(ストロボの出力)アゲ」とか「気持ち(ストロボの角度を)フリ」などと、デジカメのモニターを見ながら指示を出している。こんなカメラマンは珍しいらしく、スタジオマンもアシTに「ボスはメーター使わないの?」と聞いてきたくらいだ。露出計をカチカチさせて光を測るのがカメラマンのカメラマンたるアイデンティテイ。光の質を読みきってメーターの角度や補正を決めるのは一種の職人芸だ。特に大型ストロボでの撮影は、カメラの内蔵露出計が使えない。単独の露出計は必需品となる。単独露出計で測ってポラロイドを切って確認というスタイルは崩しようがないと思っていた。しかしポラロイドは撮影して3分、現像を待たなくてはならない。あせって早くめくってしまうと色や露出が不安定になるし、時間を守ったとしても元の露出が悪ければもう一度撮り直さなければならない。そのたびに3分待つのはつらい。人物撮影の場合、この時間は果てしなく長く感じる。デジカメは違う。撮ったら瞬時に結果が出る。ヒストグラムで白飛びや黒のつぶれが判断できる。写りこみも画像のアップではっきり分かる。おまけにここが大事なのだがD60の露出の出方はフィルムの出方とほぼ一緒なのだ。D60 の背面モニターで見たままの絞りとシャッタースピードを本番カメラに入力してやればいい。それで完璧な露出が得られる。ライティングも一々ポラロイドで確認することがないから、セットを作るのが格段に早くなった。今までやらなかったようなライテイングにも挑戦できる。ポラロイドバックがつかなかったり、露出計が内蔵されていなくて敬遠していたカメラも、デジカメで露出が確認できるから断然使いやすくなる。デジカメのポラ代わりはいいこと尽くめだ。D60だけではなくてコンパクトデジカメでも3万円以上の機種ならシャッターボタンを半押しすると絞り値とシャッタースピードが出る。なにも設定していなければ感度はISO200相当。結構信用しても大丈夫だ。「デジタルなんて」と言っていたわりにはデジカメなしでの撮影はもう考えられない。