撮影の仕事が飛んだ

朝 玄米パスタのボロネーゼ

夜 やき豚、きつねそば

朝、電話があって今日の撮影は中止になった。コロナのせいだ。大企業の社長の撮影だったが担当者から「やっぱり無理です」って。フリーランマンスだから「今日の仕事がなくなってラッキー」とは全く思えない。がっかり。昨夜は遠足前の小学生のようにソニーα7Ⅳのセットと、ハッセルをウキウキとカメラバックに詰め込んだのに。突然予定がなくなったので、2B Channnelの動画の編集。藤田さんの続編と北さんのものを早く作らないと。

夕方、戸越銀座へ。20年前にアシスタントをしていたアシwこと渡邊茂樹の展示を見に行った。一流企業を辞めて29歳で僕のアシスタントになった。今でも写真の仕事を続けていて、定期的に写真展を開いている。35年のカメラマン生活で10人くらいのアシスタントがいる。彼らのほとんどが写真を職業にしているけど、「まさか師匠がYoutuberになるとは」と驚いているはず(笑)

<2003年1月 2日の日記から>

なんにもしない日。来週結婚式を挙げる友人の編集者Tが写真撮影の打ち合わせに来る。10年来の付き合いとあれば喜んで撮る。昔は結婚式の写真を撮るのは嫌いだったがこの頃好きになった。経験したことがある人はわかるだろうが、失敗は絶対に許されないし体力も神経もテクニックも使う。でも写真を撮ってあげて一番喜ばれるのもまた結婚式の写真だったりする。元アシWが暗室を使いに来る。ひとり立ちした彼とカメラマン同士の会話をする。フィルムの特性がどうだの、ライティングがああだの。写真について突っ込んだ会話が出来るようになったことに感心する。撮影をまかされる様になってどんどん自信をつけているのがわかる。今月にでも元アシスタントを集めての新年会をやろうと思う。毎年、10人以上集まる。全員、写真関係の仕事をしている。彼らの活躍が僕の自慢。