水曜日だということを忘れていた

朝 お雑煮、納豆

夜 レバニラ炒め、厚揚げと蕪の煮物、里芋の味噌汁

『息をひそめて』というhuluのドラマで出てくる「あんかけレバニラ」が気になって妻に作ってもらった。映画とかで出てくるご飯ってすごく気になる。配信などで使っている事務所部屋には「両親が使わなくなったので」と、頂いたアラジンの石油ストーブが置いてある。その芯は定期的に替える必要があるので、Youtubeの動画を見ながら挑戦。意外と簡単にできた。

僕がYoutubeを見始めたのは2018年で、そのきっかけはやはり石油ストーブだった。コロナの石油ストーブの芯の交換を、説明書を読みながら1時間くらいかけてようやくできたのだが、後で何気なく「コロナ石油ストーブ 芯の交換」と検索してみたら丁寧な解説動画が山ほど出てくる。それからは、説明書を読まずにYoutubeで検索するようになった。新しいものを買ったらまずYoutubeで検索。というか、買う前に検索するのが当たり前になった。それが 2B Channnel誕生につながったのだ。

写真雑誌ではなく、一般紙で連載を持つことができた。その打ち合わせ。当初は「写真集に関わる人たちのインタビュー」というものだったが、企画が通った後に冷静に考えると「それって普通の人にとって面白いか?」と考えてしまった。なので率直に担当者にそのことを伝えたら「上も同じこと言っていました」と言われて、もう一度最初から考え直すことにした。担当者が、僕の『じゃないない写真』をもう一段推し進めるのはどうかと言ってくれて、それなら「良い写真ってなんだ?」を多方面からインタビューしてみようということになった。するとアイディアがどんどん湧いてきて、面白いものになりそうな企画ができた。

午後6時半、こたつでのんびりしていたら、水曜日だということに気がついた。慌てて配信の準備。ネタは考えてない。一瞬休もうかなと思ったけど、一旦休むとずるずるとやらなくなってしまいそうで。この日記から1週間を振り返る形で1時間配信。

<2003年 2月3日の日記から>

午前中からラッキーのSさんがCP51の修理に来てくれる。ポンプ系を全て新しくしてもらう。その間、暗室でブツ撮り。イメージ1カットだからのんびりセットを組む。2時5分過ぎ、編集者から電話。

「まだですか」

「エッ」

「撮影ですよ」
「今日?」
「今日です!」
やってしまった。スケジュールを完全に忘れていた。こんなこと初めてだ。いつかはやってしまうだろうという気はしていたが。とにかく急いで現場に向かうことにする。暗室から自宅に車を取りに戻る。家に上がりメールで送られてきている今日の現場の住所を確認する。あれっ、スケジュールが入っていない。明日4日の分はあるが今日3日のスケジュールがない。編集者に連絡をとると向こうの手違いで送っていなかったことが発覚。でもこの間にも取材は進んでいる。いそいで支度をして現地へ。比較的道がすいていたこともあって1時間遅れの3時に着くことができた。IT関連企業トップのポートレート撮影。アシTとともに全ての能力を発揮して迅速にセットを組み、撮影。何事もなかったように無事終了、お疲れ様。なんとかなってよかった。
暗室に戻るとCP51の修理は完了していた。これで完璧。修理代は5万円弱。200ボルトの設置と合せて20万円の出費になった。「ただより高いものはない」というのは本当らしい。休憩後、ブツ撮りを再開。1カットに悪戦苦闘、ようやく8時に終了。今日は疲れた。