映画の中でライカM4-2が出てきた

第4期「美術史講座」1回目は今夜5日20時から。申し込みは、下記のアドレスより

https://form.run/@yahoo-1627457859

 

朝 ベーグルサンド、フォーガートマトスープ

夜 「香味園」でレバー炒め、ジャコとピーナッツの空炒り、もやしとそぼろの麺

 

前回の「2BChannnel」ライブで「コダクローム」の話をしたら「さようならコダクローム」という映画があると教えてもらった。

Netflixに上がっていたので、一度退会していたのだがアカウントを作り直して朝ごはんの後に見た。

コダクロームは、1936年にコダックから発売が開始された世界初のカラーフィルムで、第二次世界大戦中から使われ、2000年までは多くのカメラマンが愛用してた。

感度は低いのだが、色が濃くて独特の発色をする。ソールライターの赤や黄色は、まさにコダクロームの色調だ。

しかし通常のカラーフィルムと全く構造が違うため、現像機が特殊で日本では2箇所でしか処理ができなかった。

そして2010年12月30日、カンザス州のドウェインズ・フォトが世界最後のコダクロームの現像を終えた。

映画は有名カメラマンの父と音楽プロデューサーの息子のロードムービー。冒頭に『イージーライダー』の腕時計を投げ捨てるオマージュがある。写真好きなら間違いなく楽しめる。最後の方に、現役のマグナム写真家、スティーブ・マッカリーが実名で出てきた。

故人を葬るときに、カメラマンが列をなしてストロボを焚いていた場面はグッときた。これは戦地で亡くなった報道カメラマンに向けて行われるものだ。

僕が最後にコダクロームを使ったのは2001年7月のニューヨーク。9.11のほんのちょっと前。もう20年前だ。

今でも家に1本だけ未使用のコダクロームがとってある。

 

<2003年9月5日の日記から>

餃子に煮物。ごはんが進む

 

ああ、毎日ダラダラとしてます。

8月はあんなに忙しかったのに9月の声を聞いた途端にぱったりとヒマになってしまった。どこか行こうかと思っていたが、なんだか気乗りせず江古田でゴロゴロしていた。半年ぶりくらいにパチンコに行ったら3万5千円も儲かってビックリ。消えてなくなる前に速攻で焼肉を食べに行く。

はじめの2日くらいはジタバタしていたが、4日目になってもうダラケがしみてしまった。そんなだらけた毎日にぴったりきたのが須藤真澄の『おさんぽ大王』というコミック。

本屋に積んであった8巻目をなにげなく手に取ったらツボにくるものがある。試しに買ってみたら完全にはまった。翌日「大人買い」で全巻を揃えてしまった。コミックを買ったのは久しぶりだ。西原理恵子以来だな。『おさんぽ大王』は、ほのぼの西原という感じか。

とにかく今の気分にぴったりだった。ダラダラも悪くない。