もう一度観たい

昼 カツサンド

おやつ クリームソーダ

夜 お寿司

 

快晴。ようやくまた蒸し暑い夏が戻ってきた。何にもしない夏というのもなんなので、近場に出かけることにした。

自宅から数駅先の三鷹に「ジブリ美術館」がある。近くなのだが開館以来一度も行ったことがなかった。

今月は館内の映画館で「アーヤと魔女」をやっているので、それ目当てで行ってきた。今月27日から一般公開されるのだが、ジブリ美術館で見たかった。

定員70名ほどの映画館の座席は、子ども用な感じで背もたれもなく、80分の上映時間に体が持つかなと心配だったが、最後は前のめりで見ていた。

本格的な3DCGアニメで監督は宮崎吾朗。見終わった感想は、「これ、もしかしてジブリ作品で一番面白いんじゃないか?」 

僕が一番好きなのは「紅の豚」で変わりはないけど、一番面白いのは「アーヤと魔女」だ。

アーヤみたいに生きればよかったなあ。強く生きるんじゃなくてしなやかに生きる。これを20代でわかれば怖いもんなしだ。

ジブリ美術館は井の頭公園の端っこにあって、出口が公園に面している。ここはもともと公園だったのか?

行きは三鷹駅から歩いたが、帰りは公園を散歩して吉祥寺に抜けた。駅前でお寿司も食べて思いがけず夏休みぽくなった。

それにしても「アーヤと魔女」続編作らないかなあ。70年代のロックがいいんだよなあ。

 


<2008年8月19日の日記から>

 

ひき肉とトマトのソースを使ったバウルー

 

日本カメラの審査も今月で11回目。あと一回を残すのみとなった。

毎回大量の写真を見ることができるのは得難い経験だ。座っているだけで目の前に写真が運ばれてくるのだ。これほどいいことはない。

が、その後の講評は毎回しんどい。慣れるということはないだろう。写真を言葉にして「なぜこの写真を選んだのか」説明していく。

できるだけ分かりやすく、言葉遊びをしないで、パターンを作らずと思っている。それが難しい。毎月の自分への宿題のようなものだ。

審査を終わって外に出たらポルシェカレラ4が編集部ビルの駐車場に止まっていた。内装も相当凝ったものだ。編集者に聞いたらある写真家の車で、色違いもあるとの噂も聞いたことがあるという。

ひさしぶりにカメラマンって儲かるんだ、と思ってしまった。

英語を勉強し始めて3か月。とうとう毎日英語の夢を見るまでになった。かといって理解できたわけではない。

弊害も生まれてきた。近頃日本語が怪しくなってきた。特に書き言葉がたどたどしい。英語の直訳文のような文章しか出てこない。

審査の原稿や、特集ページにつける文章を書かなければいけないのだが、頭がついていかない。

日記の更新が少ないのもそのせい。

でも9月から忙しくなるので勉強に集中できるのも今月いっぱいだ。