今日もお腹がすいて目が覚めた

朝 トマトスープ、スクランブルエッグ、カンパーニュ

夜 鰹丼 ベトナムスープ

夜食 カレー蕎麦

 

昼間、学生がふたりやってくる。

年齢差40歳というのを意識してしまう。アドバイスとかしても「うっせいわ」になってしまうのかと、ちょっと腰が引ける。

大学では学生の制作物に否定はしないそうだ。友人の先生は「今の学生は手厚く扱わないといけない」と言っていた。

会ってみると、とても素直でやる気がある。そりゃそうだよね。わざわざ学校外で何かやろうとしているわけだから。

 

彼らは数年後、社会に出ると必ず「コロナ世代」と括られてしまうだろう。これまでも「バブル」とか「ゆとり」とか言われてきたのと同じだ。

でも今回は学生にとっては千載一遇の大チャンス到来なんじゃないかとも思う。

聞けば、昨年1年間で大学に行ったのはわずか5日間だったそうだ。今年もオンライン授業が主体になるだろうということ。この横並びの時に、何か自分で行動すれば、あっという間に他と差をつけることができる。「こんな時代だからしょうがない」と思っている人に大きく水をあけられる。でもほとんどの学生は気が付かない。だから大きなチャンスだと思う。

 

キヤノンの新製品のR1は30絞り分のラチチュード(明るさの許容範囲)があるそうだ。これでもう露出という概念は消えてしまった。真っ暗な部分も真っ白になってしまった部分も、後処理で好きな明るさに調整できる。

そんな時代に写真学科は何を教えるんだろう。テクノロジーの進化によって今までのカリキュラムは陳腐化してしまう。

残念ながらこれはエイプリルフールネタだったけど、近い将来必ずおきる。写真の概念は大きく変化した。

いまは、僕も学生も手探り状態なのだ。