インターフェース

朝 京都のお漬物でお茶漬け

昼 「まい泉」のポケットサンド

夜 「ジョナサン」の和風ハンバーグ

朝ルデコに行くとまず各階のロックを解除して照明をつけ、地下フロアに降りる。そしてエプソンのプロジェクターの電源を入れるわけだが、このプロジェクター、電源オフにすると設定が全部無効になってしまうので、台形補正を一からやらなくてはならない。どこかにユーザー設定登録があるはずなのに、全く見当たらない。何人かに試してもらっても見つからないから、相当階層が奥にあるのか、それともどこかに隠れているのか。マニュアルを見るのも面倒くさくて毎日台形補正をしている。リモコンの感度も悪いし、インターフェースは最悪だな。エプソンの前に買ったけど1日で故障し即返品してしまった中国製XGIMIのプロジェクターは補正も一発でできるし、ピントも自動だし、使いやすさは日本製のエプソンよりもはるかにいい。信頼性や安定性ではエプソンだろうが、使い勝手はXGIMIのほいがいい。家庭用で出したりしまったりするなら中国製がいいように思う。ただしエプソンの映りはまったく問題がないというか、かなり満足。細部まで階調はあるし、横幅4メートル以上に投影しても明るさに不満はない。今日も一日プロジェクターでみんなが持ってきたデータを流して盛り上がった。

夜、ご飯を学生5名と食べに行く。ファミレスだったので「ここは奢ってあげる」と言ったらみんな肉を食べていた。そうだよね(笑)数十年前、僕が学生の時にお金がなくなる月末になると、よく部活の顧問の先生を友人数人で待ち伏せして「先生ご飯食べにいきましょう」と捕まえていた。定年間際で独身だった先生は「また来たのか」と言いながら嬉しそうにご飯に連れて行ってくれた。考えてみればあの時の先生の歳を、僕はもう越してしまったんだなあ。

<2008年11月25日の日記から>

引越し蕎麦の代わりに讃岐うどんをいただく。

9月にギリシャの島を撮影した雑誌「クレアトラベラー」が届いた。僕はエーゲ海のミコノス、サントリーニ、デロス、ヒオスの4つの島を担当している。
今回は実に久しぶりに35ミリのポジフィルムを使用した。EOS1nを使い、ベルビア100のフィルムを使った。デジタルはEOS5Dを使い、基本感度はフィルムと同じ100に設定した。
僕が撮影した見開きの写真のうち2枚がデジタル、2枚がフィルムで撮られている。結果、歴然とデジタルのほうがきれいだった。大判の紙面ということで差がついた。1ページ大のものは35ミリでもいいが、伸ばすと荒れが目だってくる。表紙はポジなのだが、トリミングをしたためよく見ると粒子がざらついているのがわかる。前回645のフィルムを使用した時には感じなかった情報量の不足を実感。イノニア海を取材したチームは67のポジを使っていてとてもきれいに仕上がっている。う~ん、悔しい。やっぱり大きいサイズじゃないと無理か。次回チャンスがあったら中判を持って行こう。フルサイズデジタルと中判ポジフィルムの組み合わせがベストだという結論に落ち着いた。今後この仕事で35ミリポジを使うことはないだろう。そろそろ出る5DMark2。買おうかどうしようかまだ悩んでる。ちょうど娘の入学金と同じというところが泣かせる。