大雪のようだ。
２Bの窓はカーテン代わりにトレペでふさいでしまっているので開かない。外の様子はわからないのだが、トラックが雪を跳ね上げる音だけが聞こえてくる。
さすがに今日は誰も来ない。通常なら休みの日は、グループ展のための準備や遊びに来る人でいっぱいなのだが。
江古田には「POOR HOUSE」という30年以上続いている喫茶店がある。この日記のタイトルにもしばしば登場する。学生時代から通っていて、今でも週一くらいで通っている。内装もメニューも、何一つ30年前と変わらない。昨日の晩もそこで夕ご飯を食べた。山盛りのサラダと、自家製極辛カレーと赤ワインとコーヒー。
お店の人とは30年来のつきあいだし、昔からの馴染みのお客はほとんどが知り合いだ。親子二代でお店に来ているひともいる。ここにきてお茶を飲んで、話をして、ご飯を食べて。このお店があるからずっと江古田に住んでいたくらいだ。
いつ行っても変わらないところがあるというのは幸せというか、ありがたいというか。
２Bもワークショップの人たちにとってそうあればいいなと思っている。
