朝 玄米トマトリゾット
夜 野菜炒め、メザシ、サッポロ味噌ラーメン、お餅
妻が出かけたので食べたい物を夜に作った。作ったというほどではないな。ストーブでお餅を3個焼いてインスタントラーメンというのは、学生時代を思い出すな。思う存分食べた。お腹いっぱい。
木曜日に母校の日大芸術学部写真学科で特別講座を受け持つので、そのための資料作り。学生時代に母校で授業を担当できるとは想像もしていなかった。久しぶりに江古田に行けるのも楽しみだ。午前中の授業なので昼ごはんも久しぶりに江古田。何にしようか。大学からのリクエストは『じゃない写真』について。本をそのまま紹介するのもつまらないので、写真のHOWとWHATとWHYについてに話すことにした。ちょうど2B Channnelでは「写真学生」の第4弾「酷評された写真」をアップした。なぜ「写真学生」の写真は酷評されたのか?
このシリーズは、思いがけず広がりを見せている。彼は学生とはいえ、写真についての考察はかなり鋭い。年末には全く別の切り口で「写真学生」を収録する予定。
<2018年12月21日の日記から>
伊勢屋は健在。お餅を買って帰る
43年続いた江古田の喫茶店が昨日で終わった。何度もこの日記に出てきた「POOR HOUSE」というお店だ。東京に出てきてから38年間、週一度は通っていたから生活の一部のようなものだった。ここがなくなったときが江古田を離れるときだなと思っていたら、ほぼ同時に事務所にしていたビルの建て替えで、「2B」もなくなってしまった。
がらんとなったプアハウスの店内を、不動産屋に鍵を返しにきた店主とながめる。こんな日が来るなんて。椅子や小物や食器は関わりが長かった人が引き取っていった。僕は大テーブルを、娘は看板を引き継いだ。駅前を散歩すると、2Bが終わってから半年ちょっとなのに、いろいろ変わっていた。ランドマーク的存在だった「おしどり」も更地になっていたし、お好み焼きの「あんず」もなくなっていた。僕が30年前に住んでいたマンションの大家さんでもある文房具屋さんで買物をしたら、僕のことを覚えていてくれて驚いた。もう江古田に来ることはないだろうなあ。