ここしばらく家にいることが多かったので、リハビリをかねて写真展を数件はしごした。
四谷三丁目のトーテムポールから始めようと思ったが、まだ開いていなかった。そこから御苑まで歩いてシリウスの清水哲郎写真展へ。新春第一弾はモンゴルの写真だ。なんだかおめでたい。
彼はモンゴルのスペシャリストなので色々教えてもらう。やっぱり次は西に行きたいなあ。彼の著書「モンゴリアンチョップ」を購入。
地下鉄で新宿に出ようか迷ったが、結局ブラブラ歩いて新宿ニコンサロンへ。ニッコールクラブコンテストの発表会だった。モノクロ、カラー、ネイチャーとジャンルがあって、圧倒的に面白いのはネイチャー。対象がはっきりしているから単写真でも訴求力がある。
ヨドバシで年賀状用の用紙を購入。本当は局紙のポストカードが欲しかったのだが、在庫がなかったのでハーネミューレの1枚100円もするポストカードサイズの写真用紙を購入。
1階でアイマックエアとiPadをいじりたおす。清水さんがiPadを使ってモンゴルの写真を見せてくれたのに影響された。2代目を待つか。
そこからエプサイトまで歩く。佐藤俊和「中国的弁法」。御本人からメールでお知らせをいただいていた。
作者は3年間中国に駐在していたそうで、上海の海原さんとも繋がっていた。3年間も住んでいると帰国しても中々テンポが戻らないそうだ。
そこから丸の内線で中野の冬青ギャラリーに行こうと思ったが、ここまできたら冬青まで歩いてみようと考えた。
歩きながら今月末にある面接の想定訓練。日本語と英語をブツブツ。
冬青では、毎年1月に北井一夫さんが写真展を開くことが恒例となってきた。今年は「スペインの夜」。1977年に撮られた珍しいカラー写真だ。
コダクロームの色がいい。感度が足りない分、全て三脚につけて撮影しているそうだが、まったくそれを感じさせない。今ならデジタルで簡単に撮れるだろうが、はっきり写っているからいいというわけじゃない。
北井さんが僕を見るなり「あれ?アメリカに行ったんじゃないの?」
これからですって。
作品は大四つ切で1点5万円。近頃の北井さんのプリント価格からすると破格だ。
結局冬青から自宅までも歩いて計9キロ。タクシーを使うと3千くらいだ。