三が日が過ぎて胃が疲れているのがわかる。頬がふっくらしてきた。
目の前で娘が朝からイクラ丼を食べているが自分には無理。ヨーグルトだけを食べる。今日は特別な予定がないので昼からは家でカレーを作るつもり。
年賀状はいただいたものにせっせと返信している。面白いのは一時多かったメールでのおめでとうが少なくなって年賀状が復活したような感じに思えることだ。
ところが予想外に年賀状をいただいたので用紙が切れてしまった。買い足さないと。今年もポストカード風に写真だけのものにした。モルジブで撮った水上飛行機だ。
ワークショップ35期の募集が終了。今回驚いたのは女性の申し込みのほうが多かったことだ。これは35回やっていて初めて。
これまで期によってはほとんど男性という場合があったし、最大でも割合は半々だった。
「どうして女性が少ないのか?」皆が言うには、「旅するカメラ」の表紙がカメラだらけだ。サイトのプロフィールの写真が怖い。渡部の撮っている写真が暗い。だそうだ。
たしかに…
しかしこればっかりはねえ。
35期目というと単純計算で400名以上と会っていることになる。そんなにたくさん写真に興味を持っている人がいるとははじめた時には想像もしなかった。
その中にはその後深く写真と関わりを持つようになったものもたくさんいる。彼らの活動がひとつのワークショップを通して生まれたと考えると、これがもし日本中に写真のワークショップがあるとしたら、写真を知る人口も大きく増えることになる。
僕がアメリカ留学を考えたのは、まさしくアメリカ全土にワークショップ文化があり、それがアメリカの写真を支えているのではないかと考えたからだ。
アメリカの多様なワークショップを経験することはアメリカの写真文化がどのように形成されているかが分かるはず。
僕はそれを肌身で感じてみたい。