渋谷から銀座へ。地上に出るとそこはリコーのリングキューブギャラリー。アレックスブレガー「WEEK END」をやっている。http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/alex_prager.html
写真展を見て久々に「面白い」と素直に感じた。上手いとか、きれいだとか、コンセプトがとかじゃなくて単純に面白い。これがタダで見れるなんてものすごくお得な気がした。お気に入り度上半期ベストワン。もっともっと見たいと思わせる。
テンションが上がったところで銀座キヤノンギャラリーへ。AYPC 写真展:『DEARLY DAYS』〜なぜか気になる、ありふれた光景〜
http://cweb.canon.jp/gallery/archive/aypc-dearlydays/index.html
これも横木安良夫さんの主催するグループ展。キヤノンギャラリーが埋まるほど写真が展示されている。とても先週大和田良がやっていたギャラリーとは思えない。ルデコとは違ってカラーが主だ。参加者22名の写真がランダムに、しかし意図をもって貼られている。参加者全員がプロではなくアマチュア。
開放感がある展示は面白い。写真はセレクトだというのが実感できる。じっくり1枚の写真を見つめるのもいいし、その場にひたるのもいい。実はあんまり期待していなかったのだが掘り出し物を見つけた感じだ。
出口でばったり新聞社時代の後輩にあった。彼も今はフリーカメラマンで南アのワールドカップに行くと行っていた。皆で宿をシェアして全て団体行動をとるそうだ。「現場ではぐれたら即アウトです」と言っていた。海外取材歴戦の彼が言うと臨場感がある。
「現場」という言葉を久しぶりに聞いた。