台湾人で日本の国立大学を卒業し、アメリカでMBAを取得したパワフルとしか形容しがたい友人がいる。ダンナはインド人のスーパーエリートで日本支社で働いている。
彼女は彼とアメリカのMBA時代に知り合ったそうだ。そのきっけけが、まだ英語をよく理解できなかった彼女が彼にたいし宿題の手伝いを頼んだ。
普通なら「ありがとうございます。助かりました」」というだろう。
でも彼女は「あなたはとてもラッキーだ。なぜなら私を助けることができたのだから。これであなたはいつでも私に助けを求めることができる」
彼女には自信があるそうだ。「私が助けたいと思った人は成功する」。
彼はそれを聞いて唖然「なんてやつだ」。でも彼らはすぐに結婚。二人の子供をもうけて幸せな生活を送っている。
とにかく彼女は自分にたいしても他人にたいしても厳しい。それを裏付けることをやってきているのでグウの音も出ない。
彼女は「渡部さん、あなたに英語を教えるから、あなたは私に写真を教えなさい。これはお互いにとっていいことです」と言い出した。
英語の勉強に壁を感じていた僕はこの申し出を受けてしまった。
打ち合わせ初回。単なる英語レッスンかと思いきやこれは完全なマネージメント講習だ。
目標の設定と自分の方向性、世界で活躍しておる写真家のバックボーンの把握を次々と要求される。
そして「これから英語で日記をつけなさい。これはマストです」
言われたことは素直にやりましょう。ということで英語の日記を始めた。
http://www5.diary.ne.jp/user/541910/
たったこれだけの中学生の英語にもなっていないものに1時間近くかかった。
こんどからはタイムを毎回記録していこうと思う。
なんでこうなったかは知らないが英語の日々は第二章に突入である。