ゴボウとインゲンの炒め物。アサリの酒蒸し。

5DMark2での初仕事。いつものようにライトを組んで人物撮影。モニター上の仕上がりはメリハリが合っていい感じだ。

事務所に戻りパソコンに落として確認する。フォトショップCS3ではRAWデータは開くことができない。新製品だから仕方がないか。

キヤノンDPPで現像してみるとなんだか硬い。解像感はあるのだがコントラストが強くかかっているような感じだ。初代5Dの時はコントラストを20パーセントくらい強くかけていたが、コントラストは何もいじらいないことにする。

作ったファイルをオリンパスの昇華型プリンターで印刷してみる。

バリバリのコントラスト!なんだこりゃ。

もう一度最初からやりなおしてコントラストを下げて現像してみる。で、またプリント。僕はいつもモニターでなくてオリンパスのプリンターで諧調を判断している。

すると今度は中間調はいいのだがハイライトが崩れた。今までのワークフローが通用しないぞ。

問題のバッテリーは、さすがにひとつでは不安なのでヨドバシカメラに予備バッテリーを買いに行った。

「本体が入ってないのにバッテリーはありませんよ」だって。

バッテリーといい、画像といい、あ〜あ、ということばかりだ。

ふと事務所に置いてあったコンタックスのレンズが目に入った。「レンズがコンタックスならコントラストが高くならずにすむんじゃないか?」

早速EOS−コンタックスマウントアダプターを買ってきてプラナー85ミリF1.4 を取り付けてみる。ピントがマニュアルなのでファインダーでは正確には把握しづらい。

そういえばライブビューがあったな、と思いスイッチを入れてみた。

すごい、ライブビューで部分10倍アップにすると85ミrF1.4 の開放でもきちんとピントが見える。そのままシャッターを押すとピントばっちりの写真が撮れる。

ライブビューモードでEOS専用レンズを使い、そのままシャッターを押すと、どのモードを使っていても絞りはF5.6 に固定されてしまう。一度ライブビューを閉じてシャッターを切らなければ絞りは選べないのだ。

しかしマウントアダプターを使えば、電気接点は関係ないから絞りは自由に選ぶことができる。しかも絞り込めばファインダー上では暗くなってしまうが、ライブビュー上ではどの絞りを使っても適正に見える。

面白くて次々とレンズを取り付けてみた。マウントアダプターが後2個はいるな。