豚バラときのこのお鍋。なめこが決めて。

web上の動画ストリーミング配信はもはや当たり前のことになってきた。You-Tubeの投稿コンテンツの膨大さはテレビ録画の必要性をなくさせるほどだ。

webには写真よりテキスト、テキストより動画が合っているとサイトを始めた頃から思っていた。来年あたりから媒体の大きな移動があるような動きだ。雑誌やテレビが完全にwebに食われてしまいそう。

広告がwebに流れているということは、それを引き込むためのコンテンツの充実が始まることになる。

昨日もあるwebテレビからのインタビュー依頼があった。英語字幕さえつけてしまえば全世界配信というのが当たり前のように可能になるわけだ。

撮影場所は新宿西口の再開発現場近く。たったいま、古いものが壊され新しいものができる現場がそこにある。ぽっかりあいた空間はあっというもに埋まり、出来上がった瞬間もうそこに何があったかなど忘れてしまう。

終了後新宿ニコンサロンへ伊那信男賞 平敷兼七写真展『山羊の肺 沖縄1968〜2005年』と三木淳賞 西村康写真展『彼女のタイトル』を見に行った。

まったく正反対に見えるふたつの作品だが、写真をもって被写体と関わりを持つことに関しては同じ。私的なドキュメンタリーとも受け取れる。長い短いはあるがどちらも時間の流れというものを意識させる。

会場の入り口に新発売D3-Xで撮った大型プリントが展示してあった。目を疑うような精細さだ。こんなことがたかだか90万円のカメラで可能なのか。これは今まで300万円以上したデジタルバッグの描写力だ。

実機があったので触って見る。D3のボディを持ったときのフィーリングは相変わらず素晴らしい。そばにいた友人に向けてシャッターを切ってみる。

何の迷いもなくピントが合う。画像をモニターでアップにしていくと、信じられないほどの切れ味。これが数年前まで「ニコンのデジカメは使い物にならない」と言われていた同じメーカーのものとは。

もうこれ以上の進化はないだろうと思えるくらいの出来の良さだ。ニコンユーザーでなくてよかった。あれを見たら即座に予約を入れてしまいそうだ。

ワークショップ募集はまだ午後の部に数名空きがあります。