気分一新には。

そろそろ2B55期の募集を始めます。詳細は来週に。

カメラを新しくしたいモード。

EOS5Dmark4が出た。触らしてもらったらライブビューのピント合わせが格段に早くなったし、今使っているMark3まであったシャッターを切った時のタイムラグもほとんどない。ミラーレス感覚で使える。

キヤノンからはミラーレス機のM5も出た。今度こそらしい(笑)お世辞にもこれまではね。これも触らせてもらったらオートフォーカスが格段に良くなっていた。

30年以上仕事のカメラはキヤノン。使い続ける理由は、どんな状況でも発色が安定している。でも一番の理由は故障がないこと。数十年使い続けて修理に出した記憶がほとんどない。抜群の安定感だ。

ソニーも使っていて、全てをソニーにすることを考えたこともあったが、結局仕事で使うのはほとんどキヤノン

しかしMark3を4に変えても変わった気がまったくしない。新しいカメラで仕事に使えるカメラはなにかないか。

ひとつあった。富士フィルムのX-T2だ。近頃周りですこぶる評判がいい。同級生の数名がPro2を仕事で使っている話を聞いたり、実際全の機材をフジに切り替えたというものもいる。同級生といえばそこそこのベテランカメラマン。彼らが「使えるカメラ」と認定しているのだ。

色の良さはまったく問題がない。そのことはワークショップの人達のデータを見ているから知っている。

いってしまおうか。来週の撮影で使ってみたい。

まずはツテを頼って借りてきた。ボディと標準ズームと50ミリ相当の明るい単焦点レンズ。仕事用なので大きく見せるためのバッテリーグリップ。見栄えが派手になる。大事大事。

レンズ に絞り環が付いている。シャッタースピードも感度もダイアルで設定できる。これはいい。仕事の撮影でオート露出を使うことはまったくといってない。ダイアル設定は慣れているものにとって、これほど分かりやすいものはない。

感度は3200まで問題ないようだ。画素も2000万オーバーだから実用的。モニターも光軸状でアングルを変えられる。基本性能はいい。

面白いのは専用の小さなストロボライト。電源は本体から供給されているようだ。これがとても使いやすい。調光量をマイナス2くらいにすると、なじみが良くて発色が冴える。

カメラが新しくなると気分が新しくなる。これは真理だ。品薄らしいがこれはいってしまうだろうな。