朝はソーメン。

自宅のエアコンが突然動かなくなった。
昨夜は久しぶりにエアコンなしの一夜。
幸い風通しのいい部屋なのでなんとかしのげた。

今日連絡したら修理は明日午前中とのこと。一雨欲しいところだね。

夏だというのにどこにも出かけられず。かといって都内も出る気になれず。毎日暑いね。

英語のレッスンでプロフィールを書いているのだが、進んでいくうちに「なぜあなたは写真を撮るのですか。なぜ写真を人に見せるのですか」という質問に答えなければならなくなった。

その根源的な答えを考えてはいるのだが腑に落ちる答えはまだ見つからない。

なので英語で自分の写真人生の生い立ちを書いてみることにした。英語の勉強のはずなのに、いつのまにか心理テストのようになってきた。

そしたら一番最初に写真ってすごいな、と思った1冊の写真集を思い出した。MOMA主催で行われた写真展の図録「THE FAMILY OF MAN」だ。「人間賛歌」をテーマに世界中の写真家から写真を募った催しだ。

その写真集が偶然通っていた高校の図書館にあり、いつも繰り返し繰り返し見ていた。始めて見た写真集かもしれない。

写真家の名前も知らず、どんな意図で撮られたかも分からず、でも何度見ても引きつけられる。

今思えばそんな写真の1枚はエリオット・アーウィットが撮ったものだ。ベッドに眠る子を見つめる母親の表情が印象的だった。

なぜ写真を撮り始めたのかの。なぜ写真を撮り続けているのか。まるでセラピーを受けているようなような質問だ。