温泉卵を使ってカルボナーラ

3日から米沢の温泉へ。

6日土曜日からはワークショップが始まる。

7日はワークショップの新年会。毎年50名くらい集まるので場所探しが難しい。予約を取ると2時間セットメニューでひとり4000円くらいかかってしまう。

普通江古田の飲み屋で4000円も飲むことはありえない。なので80名が入れる大きな飲み屋に各自勝手に集合。50名が偶然を装いつつ新年会をやることにした。好きなものを注文し各自清算。幹事としてはとても楽(笑)

2次会はワークショップで使っている部屋で自分の飲み物を調達して行う。ワークショップ2Bは常に「自己責任」。

余興は昨年仕入れた中国製カメラを含む10台以上のカメラとグッズをかけた「ローライクイズ」。同じアングル、同じ露出、同じ濃度で焼かれた2枚の写真は「ローライフレックス」と「ローライコード」で撮られたもの。値段にして4倍の差があるレンズの性能がちゃんと分かるかというテスト。

10カット20枚に番号がふってあり「やっぱりフレックスのレンズは違うね」と思うほうに○をつけていく。

本来はローライコードを持っていたものが、高級版のフレックスが欲しくなり、ためしにどのくらい違うかフレックスを借りてテストしてみたのが始まりだ。その違いをどこに見つけるかが面白いので新年会の余興にしたのだ。

事前に僕がやってみたところ10枚中7枚正解。でも1枚はあてずっぽう。ちゃんと分かったのは5枚くらい。しかも重箱の隅をつついたようなところに差を見つけただけで。ぱっと見は全然分からない。むしろ安いコードの方がよく見えるものも多い。晴天で絞り込んだらお手上げ。15年ローライを使い続けてもそんなものだ。

29人が参加して的中率70パーセントがひとり60パーセントが10人、50パーセントが10人、40パーセントが5人、30パーセントが2人、20パーセントがひとり、という結果になった。

適当に丸をつけても確立は50パーセントなのだから、いかに難しいか分かるだろう。最高でも7割なのだ。100パーセント正解のものには「ベビーローライを進呈」とあおっていたが目論見どおり誰もいなかった。

でも実は7割の正解よりも2割のほうがすごいのだ。だって見る目が逆なだけなのだから。「自分が好きだと思うものに○をつけた」といっていた。彼女はローライコードを使っている。なるほどね。

ローライクイズのおかげで楽しかった。来年はライカクイズかな。