レールをつけるとかっこよくは見える

朝 焼き餅

昼 カップヌードル半分

夜 大根の煮物、鯵の香草焼き、玄米のイカキムチ炒め、お汁

過去日記を見たら思い出した。そういえば新年会ってやってたんだな。事務所の隣が地域集会所で、そこでは飲食もOKだったから飲み物や食べ物を持ち寄りで大宴会してた。元々はお店でやっていたのだが、人が多くて収拾がつかなくなった。50人も入れるお店なんてそうそうない。2Bの事務所をしめる前まで、毎年の恒例だったなあ。

今日は午前中にご近所さんが家にやってきて新年らしく「ライカM9とズミルクスについて」の話し(笑)。ライカってなんとなくおめでたい。「ライカを買うとすればばレンジファインダーか、一眼か、どっちがいい?」と言われたので「MAPカメラの男気セール」を教える。さっき見たらもう売り出しが終わっていたが「ライカM10とSL2とレンズがたくさん」のセットが1800万円で売りに出ていた。他にもキヤノンセットとか、フェーズワンセットが同じくらいの価格で売りに出されていて、ネタかと思ったら実際に売れたみたいだ。たしかに普通に買うよりもかなりお得な値段にはなっていたけど。一度に買ってしまったら楽しみが少なくなるよねえ。ちなみに「男気ってジェンダー論的にはどうなのか」って声もあったけど、たしかに数年後にはなくなりそうな言葉だ。

昨年から写真集を見る楽しみを覚えた彼に、昨日買った熊谷直子の写真集『すべて光』を見せたらうなっていた。それに対して彼が持ってきた熊谷聖司の写真集『HOME』と『REFORM』を見せられて、今度は僕がうなってしまった。これも水曜日のライブ配信で紹介しようと想う。どちらもネガカラーで撮られていて、その点では「写真学生」と同じだが、いったい何が違うのか、その差はなんだろうかを考えてみたい。『写真学生が撮るファッション写真』の再生回数が普段よりも多くて嬉しい。だれかを取材させてもらう時だけ再生回数が気になる。出ていただいたからには多くの方に見てもらいたいから。

あの動画はシグマfplに35ミリをつけて撮影しているのだが、路上で手持ちで撮影するのはかなり難しかった。昨年映画の現場で見た肩でカメラを保持する3万円以上するレールを年末セールで1万円で売り出していたので買ってみた。届いたものを組み立てて実際に部屋の中で撮影してみる。なるほど安定はするけど、レール分だけ重くなってずっしりくる。外付けモニターにバッテリーをつけたら完全にアウト。僕には無理な重さだ。動画のカメラマンって巨大なジンバルをあやつったりするし、写真の人よりも体力がある気がする。

<2017年1月4日の日記から>

体が重い。食べ過ぎた。増えたな。確実に。ワークショップ始めは新年会だ。毎年50人くらいが集まる。飲み物食べ物は持ち寄りで、写真やカメラの話をつまみに盛り上がる。そして恒例のクイズ。メインはiPhone7plus vs ライカM9。

ちょっと写真に詳しいと思っている人なら間違うはずがないと思っているだろう。そりゃそうだ、携帯のカメラと天下のライカなのだから。レンズを含めたライカの価格は150万円超。iPhone7plus と15倍の価格差があるのだから。でもこれが分かんないんだよなあ。差は認められるがどっちがライカですか? と問われると悩む。皆が悩む姿を見るのが新年会の一番の楽しみだ。今年は見事10問全問正解がひとり出た。これは結構すごいことだ。過去10回くらいやって2人目の全問正解者。ライカを使うに値する人物ということだ(笑)。反対に1問のみ正解者がふたりも。これはこれですごいな(笑)。ほとんどが6問から5問正解。2択だから当てずっぽうでも5問は当たるはずなんだけどね。正月早々参加者全員がおのれの見る目の無さとiPhone7plusの性能の高さに驚くこととなったわけだ。