鮭チャーハン、北海道ラーメン。

友人に日本で一番売れっ子の映画スチールカメラマンがいる。彼が始めて写真展を開いたので見に行ってみた。

加藤義一「大和が俺たちを夢中にさせた!」
8月10日まで9:00〜19:00日祝休 
スポットフォトサロンTEL.03-3563-1221

銀座の宝くじ売り場がある銀座インズのビルを、有楽町方面に行った銀座インズ3の端のほうに会場がある。初めて行く場所で、現像所の横にギャラリーが併設されていた。

映画「俺たちの大和」のスチール写真から抜粋したプリントが会場内狭しと貼られている。

この映画はスタッフキャストとも思いいれの強い映画だったのだということが写真やキャプションから伝わってきた。http://www.yamato-movie.jp/

新宿コニカミノルタプラザでフォトプレミオ受賞作品展をやっていた。最終日滑り込み。http://konicaminolta.jp/about/plaza/schedule/july/gallery_c.html#3

大賞を受賞した山方伸の写真は最初の展示の際に見ていた。その写真であることを拒否したような作風はとても気になり、作者と話したことを覚えている。面識のない作者とわざわざ話をするのは自分としては珍しいことだ。

やはり写真展をよく見ている写真家の山下恒夫も絶賛していた。たしか彼は金村修ワークショップに通っていたと言っていたように思う。

彼の作品に対して特別賞の一ノ瀬友紀写真展 「夜想曲」は写真として厚みのある、モノクロをよく知っている作品だった。個人的にはこちらのほうが好きかもしれない。

他の入賞作が載った冊子を見たがフォトプレミオのレベルは高い。

ギャラリー冬青では中里和人写真展「R」をやっている。http://www.tosei-sha.jp/
同時に冬青社から写真集も出版された。

Rを描く別々の道の写真を、まるでひとつの道であるかのように隣合わせている。重なり合いループした道は無限軌道を描くように延々と回り続ける。

これをポジの状態で見せてもらったときには「中里さんも変わったことをするなあ。それを出版しようとしている冬青社も変わってるなあ」と思っていた。

ところがこれが面白い。こんな風になるとは予想もつかなかった。冬青社の高橋社長に聞いてみた。「中里さんから話しを持ち込まれた時にいけると思いました?」

すると即答で「編集者の勘として面白いと感じた」というのだ。

ちょっと見直したね(笑)