今日からしばらくひとり。夏休み気分。

昨日から新宿コニカミノルタプラザで常見藤代写真展 「Becoming the Legend(砂漠の荒野に生き)」が始まった。
◆日時:2006年8月2日(水)〜8月11日(金) 10:30~19:00(最終日15:00まで)

エジプトの砂漠にひとりで遊牧生活をおくる老女を3年間に渡って追い続けたものだ。

何度か作品を見ていたのだが、そのたびに構成が良くなって、今回の展示では完成度が大幅に上がっていて驚いた。

彼女はワークショップに参加してくれていたのだが、その視線や目指す方向性がしっかりしている印象を受けた。

今では少なくなってきた正統派のドキュケンタリストを目指しているようだ。パーティの席でも彼女の将来を期待して多くのフォトドキュメンタリーの大物が来ていた。

パーティの後、数人でゴールデン街の「こどじ」に流れる。いつも写真関係者がいるのだが昨日は今岡昌子さんがいた。

彼女は冬青から「天山南路」という写真集を昨年出版していて、その経緯は社長からよく聞いていた。本人とお会いするのはするのは初めて。天山南路は中国新疆ウイグル自治区を撮影したものだ。http://www.amazon.co.jp/gp/product/4887730403/249-4844831-9422747?v=glance&n=465392

撮影された写真から想像する今岡さんはゴツイ感じだったが、華奢でとてもアフガンやらコソボやら行くような人には見えない。

彼女もドキュメンタリーという分野にジャンル分けされる訳だが、話していたら写真を撮る上で考えていることが同じで嬉しかった。

サントリーホワイトのソーダ割りでいい感じに酔っぱらって帰る。