今日の夜はひとり。何を食べようかな。

ミャンマーでお世話になったインレー湖のアンさんが、上智大学に招かれて講演会を行った。先週の明治大学での講演を聴きそこなったので聴講しに行ってきた。

ミャンマーは軍事政権ゆえ、国外に出ることはとても難しい。成人男子が一日働いて日給1ドルの国で、パスポート取得に5000ドルかかる。実に16年分の年収を必要とするのだ。

アンさんの講演はミャンマーの暮らしと風土をスライドショーでまとめたものだった。それを見ていると、もう一度年末あたりに…と考えてしまう。

四谷の上智大学から四谷三丁目のアローカメラ「ギャラリーちょーとく」へ。hana写真展 〜HA*ZAKAI 端境を見に行く。展示準備の時に顔を出したきりだったので、ゆっくり見る。

彼女の職業は主婦ということだが、そのへんの写真家より精力的な活動を続け、いつも周りにはそれを応援する人がついている。昨年ワークショップに参加してからの活躍は目を見張るものがある。

hanaさんの写真の特徴が、今までううまく言葉で説明できなかったのだが、横木安良夫さんが一言「hanaさんの写真にはパースペクティブがないんだよ」

ああそうか、物事をハスに見ていないんだ。対象物に対してまっすぐだから平面的に見えるんだということに気づかされた。

それに加え、ハイライト部分の画面に対す割合があの写真を作っているのだと分かった。

彼女の写真展の打ち上げをゴールデン街の飲み屋「こどじ」でやった。そこにも知り合いの写真が展示してある。http://shinshu.fm/MHz/59.99/

ふと目の目のボトルを見ると森山大道をはじめビッグネームの写真家の名前がずらり。ボトルを入れてみたくなる誘惑に駆られる。

いきなり初対面のおじさんがhanaさんをつかまえて一言「パワー出しすぎ」

なるほど誰でも感じるのね。