ライカCLのボディに何のレンズをつけるかであれこれ悩む。悩むのが楽しい。ひさびさにカメラでワクワクした。
今日は仕事休み。レンズ探しをすることにした。狙いはエルマリート21ミリ。家から出たところで携帯を忘れたことに気づいたが、そのまま出かけることにした。なんだかすっきりした気分だ。
まずバスで中野に行き、フジヤカメラに行く。さすがフジヤ、数が多い。早速エルマリート21ミリを見せてもらう。値段は10万5千円。程度はいいがファインダーがついていない。
ライカCLにつけてみると前球が大きすぎてバランスが良くない。フードをつけると距離計を隠してしまいピントを合せることができない。やっぱりスーパーアンギュロンがいいな。CLの改造が必要か。
標準レンズの40ミリも数多くあった。ズミクロンとロッコールがあったが、程度がよくて値段の安いロッコールが魅力的に見える。
21ミリは改造を待つことにして、ロッコールの40ミリを買うことにした。お値段21000円。
ストラップはヘキサー用の細いタイプが中古であったのでつけ代える。CLは首から下げて様になるカメラだ。持ってきたコダクロームを詰める。
早々と買い物が済んだので東大宮でやっている写真展を見に行くことにした。中野から新宿に出て湘南新宿線で東大宮、そこからタクシーで温温(ぬくぬく)へ。http://www5f.biglobe.ne.jp/~nukunuku/
昨日から齋藤亮一写真展をやっている。都内の遠いところなら行かなかったかもしれないが、東大宮からタクシーで15分となると、もうこれは立派な旅だ。旅に出たと思えば楽しい。
とてもいい場所だった。古民家を利用した天井の高いカフェで、展示場所がちゃんと独立している。21点の作品をゆっくり見ることができた。珈琲もおいしい。
決して便のいいところではないが、わざわざ行っても楽しめるところだった。