ライカQを触らせてもらった。28ミリレンズ一体型のフルサイズコンパクト機だ。http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20150624_708247.html
レンズはライカ ズミルックス f1.7/28mm ASPH.。28ミリだけどズミルックス。
価格はコンパクト機らしからぬ60万円だが、ライカの新型交換レンズはだいたいそのくらいだから、言い換えればレンズの値段でボディがついてくると思えばいい(笑)
触り心地が気持ちいい。液晶ビューファインダーも見やすい。インターフェースも使いやすく、wifiも内臓。
2400万画素あるのでクロップ機能で35ミリで使っても画素数は十分にある。僕はやはり28ミリレンズ固定のRICOHのGRを使うときは35ミリや47ミリにして使うことが多い。
試し撮りしてみたJEPEG画像の色味はライカMにとても似てる。派手さはないが奥行きがあるような繊細な描写。うまい絵作りだ。
10年前デジタル時代になったときにはライカも終わりだといわれていたのに、最近は次々と魅力的なモデルを出してくる。しかも2006年に発売した最初のライカ製デジタルカメラM8は今でも中古市場でちゃんと取引の対象になっている。10年たっても価値があるデジタルカメラは他に思いつかない。
ライカは高いが価値は下がらない。売る方にも買う方にも魅力的な構造だ。
ライカQのことを書いていたらSONYからすごいのが出てた。4240万画素35mmフルサイズセンサー搭載のレンズ一体型デジタルカメラ「RX1R II」。http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20151015_725677.html
裏面照射式センサー。50万円くらいのようだ。性能がα7ⅡRと一緒だと考えると、ボディの値段でレンズがついてくる感じ。
ライカとSONYで悩む人っているんだろうな。ちょっと羨ましい悩みだ。
こっちは相変わらずバイテンと格闘してる日々。ようやくコツを取り戻してきた。