ラムのしゃぶしゃぶ

写真集は売れない、と出版社はなかなか写真集を出してくれない。

そんな中、写真集を専門に扱う出版社ができた。しかもギャラリーまで新設したのだものだから、この頃写真界一番の話題になっている。今月号の写真雑誌にも大きく取り上げられている。「冬青社」という出版社だ。http://www.tosei-sha.jp/

そのギャラリーオープニングに知り合いに誘われて行ってみた。こけら落としは土田ヒロミ「新砂を数える」だ。同時に写真集も出版される。会場で売っていたので買ってみた。上製本で定価8000円だった。オリジナルプリントが1枚ついたものは5万円だ。

写真集にオリジナルプリントがつくといのはこれから流行るかもしれない。やはり冬青社から出ている北井一夫「北京」もそうだった。僕は昨年北井氏のプリント付写真集を購入している。

会場には大御所写真家が大勢見える。北井一夫ハービー山口も来ていた。ふたりの横にいると色んな人が挨拶に来るので便乗して紹介してもらう。これはいい手だ。

一時はギャラリーが人であふれんばかりになっていた。注目度の高さがうかがえる。帰りがてら北井さんら数人と近くのお店に入る。隣に座っていたのは写真家の中里和人氏だった。

北井さんの写真集も今年出るそうだ。これから出る写真集のラインアップは60歳前後の写真家のものが多い。

40、50の作家はどうなんだ?