里芋と長芋の煮物、コロッケ、鰯の南蛮漬け。

グループ展初日、仕事帰りにルーニィによってみた。

口開けから多くの人が見にきてくれたようだ。知っている名前も芳名帳にあった。

ゆっくりと自分の写真を見る。はじめは「米沢」ではなく「南の島」を展示しようと思っていたが、講座の皆に「米沢」がいい、と言われ展示を変えた。

結果的によかった。昔の写真より、昨年1年かけて撮った写真のほうが当然思いいれが強いわけだし。

そして、思いもよらず作品が1点買い上げられた。コレクターの方が3万円で購入してくれたのだ。販売されたことを意味する赤いピンが誇らしげだ。

作品を買ってもらうのは「人格を全肯定」された気になる。撮影仕事で得る3万円より何倍も嬉しい。

写真家の鈴木 光雄さんが見にきてくれた。http://www.mitsuosuzuki.com/index_j.html

6月に行う写真展のDMを頂いた。花をモチーフにしたファインプリントだ。彼の作品は海外の大手メディアにも取り上げられ、アメリカとイギリスのギャラリーでも販売されている。またサザビーの美術オークションにもかけられている。

凄いのは自分で作品を海外のギャラリーに直接持ち込んで、取り扱ってもらうことに成功しているのことだ。

鈴木さんに海外のギャラリー事情を聞いた。日本と大きく違うのは、写真を取り扱うギャラリーが多いことと、作品重視で作家のバックボーンを重視しないことだという。

どのギャラリーも作品を非難することなく、自分のギャラリーに合わなければ他を紹介してくれることもあったといっていた。決まる時は即決だったっとも教えてくれた。

展示をすると色んな人が来て色んな話が聞ける。それも写真展の楽しみのひとつになる。